明日を綴る写真館のレビュー・感想・評価
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平泉さんに失礼な作品
平泉さんの初主演作という事で地に足のついた作品になるのだろうと思い観に行きました。
結果、非常に残念な作品に・・・
脇の豪華さはここまで紡いでこられた平泉さんのお人柄なのでしょう。
しかしながら、太一役の佐野さん?若手アイドルですか。
こちらが主役なのかと勘違いしてしまうような扱い。しかも演技は残念。
彼のチープな演技とストーリーの矛盾で全く感情移入出来ないまま終わりました。
ストーリーに関係なくドラム演奏があり、これはなんだろうかと思ったら普段ドラムをされていらっしゃるようですね。
アイドルの宣伝映画ならば最初からそのように言ってもらえれば良かった。
そのダシに平泉さんを利用されたような気持ちになら非常に残念な気持ちで映画館を後にしました。
ここでのレビューで高評価をされていらっしゃるのはきっと太一さんのファンの方なのだろうな、と思います。
興業成績を考えるとアイドル起用も否定はしませんが、それならばせめてもう少しきちんと演技の出来る方にしていただきたかったですね。
映画自体ではなく、ここまで多くの素晴らしい作品にご参加いただいた平泉さんほか本当の役者さんに対しての評価として星1はつけさせていただきました。
名バイプレイヤー・平泉成の集大成!
地元愛知出身の名バイプレイヤー平泉成さんの映画初主演ということで、愛知県民の義務と誉れを感じながら鑑賞してきました。平泉成さんの人柄が伝わるような温かい作品で、癒しのひとときを味わうことができました。
ストーリーは、東京で活躍しながらも、人物を撮ることが苦手な気鋭のカメラマン・太一が、たまたま見かけた人物写真に心を揺さぶられ、その撮影者である鮫島から何かを得ようと、鮫島が愛知で営むさびれた写真館を訪ねて弟子入りし、鮫島の写真家としての譲れぬ思いに触れる中で、大切なことに気づいていくというもの。
普段は温厚だが、頑固で譲れぬものを持つ鮫島は、まさに平泉成さんのイメージどおりのキャラクターで、主演としての収まりのよさを感じます。そんな鮫島が語る写真に対する熱い思いが、若きカメラマンに大切な気づきを与えるという構図は、ありきたりな印象を受けますが、そのぶん穏やかな気持ちで見守ることができます。そこに、鮫島と息子、太一と母親という二組の親子の再生物語を絡めて、物語に奥行きを与えています。
鮫島の撮る人物写真がどれほどすばらしいものなのかは、素人の私には正直言ってわかりません。それでも、その瞬間の空気までも写し込もうとする、鮫島の熱い思いはよくわかります。すべてを残すことはできないからこそ、そこに精いっぱいの思いを刻みたくてシャッターを切るのでしょう。写真家のそんな思いまでもが写し込まれたとき、観る者の心を揺さぶる作品になるのかもしれません。
私も4年前から趣味で写真を撮り始めましたが、いい写真を撮りたいという気持ちが強すぎて、ろくな写真を撮れていません。でも、これも、被写体の魅力やそこから得た感動を伝えたいという思いより、見栄えのいい写真を撮りたいと空回りする自分が、そこに写っているということなのかもしれません。
作品の舞台は岡崎で、地元愛知の見知った土地がスクリーンに映るのはやはりうれしいものです。何度も映る乙川べりは、今まで気づかなかったフォトジェニックな一面を見せ、新たな魅力を伝えているようです。作中に登場したSHiN-pleさんのケーキも食べてみたくなります。せっかくなら写真家を主人公に据えたことを最大限に活用して、鮫島が市井の人々をスナップする体で、岡崎の名所や名物や人々をもっと幅広くフィーチャーしてもよかったのではないかと思います。あと、欲を言えば、鮫島の撮った写真をもっとたくさん見せて、太一が惚れ込んだ腕前を映像で納得させてほしかったです。
主演は平泉成さんで、役者人生の集大成としての燻し銀の演技が光ります。共演は佐野晶哉くんで、鮫島との出会いを経て変容した太一を表情豊かに演じています。脇を固めるのは、佐藤浩市さん、吉瀬美智子さん、高橋克典さん、田中健さん、美保純さん、赤井英和さん、黒木瞳さん、市毛良枝さんらで、大先輩の晴れ舞台を祝うかのように豪華実力派キャストが顔を並べます。
優しい気持ちになれる、あたたかい映画でした 平泉成、いいですね 市...
優しい気持ちになれる、あたたかい映画でした
平泉成、いいですね
市毛良枝の良さも改めて実感しました
もっといろいろ出たら良いのに
ピアノの生伴奏みたいな音楽が続くの、
良かったです
あと、田中健はエンディングロールまで、
誰だか気づきませんでした
成さんは今でも健さんに、
ケーナ作ってあげてるんですかね
すべてが繋がってパーフェクトフィナーレ
「終盤いい」
いいのかそれで
写真は生きてきた証
映画館告知ではやって無かったのですが平泉成さん初主演ということで見に行きました
全体的に優しい雰囲気に包まれたような映画でした! 夕日など光が優しく感じたな〜
家族写真…大事ですね
BGMのピアノ流し過ぎじゃない?
単調すぎじゃないかなー
あと全体的に音があんまり良くなかった…
会話が聞きづらいとこあったり気になったな〜
平泉成さんは職人気質の頑固親父感満載で良かったです!渋かったです〜
佐野くんの映画ドラマ初めて見ましたが、最初の物憂げな表情と後半の明るい表情とっても良いですね!喋るのは微妙だと思いましたが…
周りを固める役者渋くて良かったです
1番気になったのはケーキちゃん!
普段あんまり見ないですがキュートでとても可愛かったです!また見たいな〜
途中の写真届けに行った行ったところと最後の結婚式場は良かったな〜
集まってくれた人たちは写真撮ってきた人たちってのがいい
それまでの人生の積み重ねを感じますな
全体的に優しい雰囲気に包まれた映画だと思いました!
いい顔をして写真を撮ると言うこと
とても温かい優しい映画でした。
それぞれの人に寄り添いながら写真館を営む鮫島さん。
その鮫島さんの一枚の写真に惹かれて弟子入りを志願する太一。
一度は断わるものの、すぐに受け入れたのは、鮫島さんが太一の中に何か感じる物があったからなのでしょうね。
目で見た物を撮るのが写真だと思っている太一と、被写体を撮るのだけが写真家じゃないと考える鮫島さん。
でも二人共過去に残してきた思いへの悔いがあり、この思いに対しての変化が終盤にかけて上手に描かれていました。
特に太一は写真への向き合い方そのものが変わって行きますが、演じた佐野晶哉くんは自然体でとても良かったです。黒木瞳さん演じた母親とのシーンの涙はきっと本当の涙だったんだろうな。
そして何と言っても平泉成さん。この作品が初主演だったのですね。お芝居に関して僕が語る必要などない素敵な役者さんですが、この平泉さんの為に集まった役者さんの何と豪華なことでしょう。
奥さま役の市毛良枝さん相変わらずチャーミングでした。
この豪華な役者さんを相手に佐野晶哉くん始め、若き演者さんたちもみんな素晴らしかった。
特にケーキちゃん可愛らしかったですね。劇中のケーキちゃんの写真は本当に素敵な笑顔でした。
写真には撮られる側だけじゃなく撮る側もその一枚に写される。
音が鳴る写真を目指して、明日も鮫島さんと太一は写真を撮り続けます。
優しい本当にいい映画を見ました
若い写真家の成長と2つの家族愛の物語
道徳授業でみたドラマのよう
佐野くんが二番手で出演ときき、観に行きました。終始、クラシックな音楽がなり、説明セリフが多く、私の好みの演出ではありませんでした。
写真とは、自分自身を写すものというセリフはありましたが、それを共感出来る場面がありません。また、写真館の父子関係と写真家の母子関係がどちらもあっさり和解し、違和感が有りました。
たかが‼️❓されど‼️❓
ほんのりと良い映画です
カメラ、写真オタクとしては見逃せない映画で、公開初日に見に
行きました。
平泉成の演じる鮫島さんはまさに昭和の職人。自分の背中で仕事
を教え、大事なところは本人に気付かせるようしむける演技がさ
すがです。
そこに弟子入りした佐野晶哉さんの演技もいいのでですが、世間
から高い評価を得ているカメラマンと考えると映画前半の写真撮
影の仕方は雑な印象をうけた。ただシナリオを考えるとこれもあ
りかと。
佐野晶哉演じる太一の表情が話が進むにつれ変化していき、親父
世代としては息子を見ているようで好感がもてました。
鮫島さんの奥様 桜さんを演じる市毛良枝さんの演技も感動もの
です。
他に佐藤浩一さん、美穂純さん、高橋克典さん、吉瀬美智子さん
赤井英和さんといった大物俳優がチョイ役で出演されていること
は平泉さんの人徳でしょう。
以下ネタバレ
カメラオタクのざれごとです。
美保純さん演じるおばあさんが病床で約35年前に撮った家族
写真を見ているシーンについて。
鮫島さんが写真を見ている様子を、マニュアルのフィルムカメラ
で写真を撮っています。機械式シャッターのシャッター音、フィ
ルムの巻き上げ音が心地よい。
これがデジカメの電子音だと興ざめです。
違和感があるシーンがないかと言えばそんなことはありませんが、
映画を見終わったあと、家族のアルバムを改めて見てみようと思
わせる作品です。
家族を綴るムービー
ベテラン勢に敬意
ベテラン勢と、若手の中でもマネ役の方、
お疲れ様でした。
特に市毛良枝さんが出ているシーンはホッとしました。
関心なんとかの映画と同じ料金というのが、なんとも切ないですし、
ワンチャンのリードの長さにも文句をつけてしまいそうなので、この辺で失礼いたします。
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