「若い写真家の成長と2つの家族愛の物語」明日を綴る写真館 UMISHOさんの映画レビュー(感想・評価)
若い写真家の成長と2つの家族愛の物語
地元が舞台とのことで観ましたが心に残る良い映画でした。
思い通りの写真が撮れず苦悩する若い写真家の成長や、すれ違っていても愛し合っている家族の繋がりを感じます。
佐野くんは最初表情が乏しく愛想がありませんでしたが、音が鳴る写真撮るために大切なことを学ぶにつれ笑顔が増えていくのが印象的でした。
危篤の方を無断で撮影したり奥さんの結婚観の押し付けなど、う~んと思う所もありましたが、写真に残すべきと思ったら止められない写真家の気質や年代に由来するものと考えればそれほど引っかかりませんでした。
開始早々の佐藤さんの後悔、復元した写真から蘇る想い出を噛み締めての泣き笑いは感涙ものです。
コメントする