劇場公開日 2024年8月9日

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ブルーピリオドのレビュー・感想・評価

全212件中、61~80件目を表示

4.0好きな事をひたすら努力できるって素晴らしい!!

2024年8月25日
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泣ける

興奮

原作は未読。
勉強の成績は良いが本気で打ち込めるものが無く、人に合わせるように生きてきた主人公が、絵に目覚め東京芸術大学を目指す物語。
青春学園ドラマ作品は数ある中で、美術がテーマの作品は珍しいのではないでしょうか。そもそもスポーツものと違って、勝敗や良し悪しの判断が難しい美術の世界を素人でも分かりやすく表現されていたのは良かった。

主人公が絵を描くことが好きという事に気づき、ひたすら努力を重ね、挫けそうになりながらも着実に実力を付けていく様は素直に応援したくなる。
そして、ただただ好きな事を貪欲に頑張れるってのは何とも羨ましくも感じた。
久しぶりに娘と映画鑑賞をしましたが、娘も美術部。
何か感じるものもあったのではないかと思います。

少し残念だったのは、主人公を取り巻く仲間たちのサイドストーリーがほぼ無かったこと。
それぞれのキャラクターにも芸大を目指す物語があるだろうに、映画では尺が足りず盛り込めなかったのだと思います。
きっと原作では少なからず描かれているとは思うので、尚更原作が読みたくなりました。
文化系の熱くなれる作品です✨

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ゴウ

4.0若干の物足りなさを感じつつも良かった!

2024年8月25日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

アニメとの比較になっちゃうけど、主人公の絵を描く時の表現が映画ならではの技術が使われていて、より鮮明に描かれてて立体的に感じれた😳
ただ、後半に行くにつれて、その表現が淡白になってしまったのは個人的に残念かな😅

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やお

4.5原作とは違う雰囲気も好きでした

2024年8月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

 原作未読でしたが、自分も美大受験をしたことがあったので観に行きました。予備校の雰囲気とか講評で泣いちゃう子がいるとか、「絵なんて趣味でいいだろ」とか、「あー こんな感じだったー…」と当時の感触が蘇りました。

 何でもオールマイティにこなせる主人公が、つぶしの効く進路を捨てて美術一本にしたのは、死んだように生きていきたくなかったということ。手堅いけど手応えのない人生は、いずれ自分を蝕んでいく。本当の自分をアウトプットできる世界を見つけてしまったら、もう手堅い生き方になんて戻れない。おそらくずっと、周りに合わせて本当の自分をさらけ出せず苦しかった。「俺の心臓は今、動き出したみたいだ」のセリフは、そういう意味だと思います。

 主人公と元おな中のユカちゃんは最高にかわいいし綺麗だし(高橋文哉の役作りは圧巻!)、何より主人公が母親にまっすぐ届ける言葉が刺さって、1巻だけ原作も読んでみました。

 原作マンガの方がポップな感じでテンポもいい。当然、情報量もセリフも多い。主人公はもっと器用で明るいキャラです。2巻目以降はさらに深掘りされるのでしょう。「原作と違う!」と仰る方がいるのはごもっとも。

 でも私は、映画の少し不器用で静かな、時にシリアスなテイストがやけに気に入って、2回目も観に行きました。セリフは所々割愛されているけど大事なところをきちんと見せているし、やっぱりユカちゃんにはキュンとさせられるし、主人公と母親のシーンは沁みる。ちょっとした「リトルダンサー」ですね。親と進路のことでぶつかったことのある人は、どこかしら響くのでは。

 映画は、エフェクトのかけ方も音楽の使い方も巧みで、ハイセンスだと感じました。3回目も観に行こうか検討中。

 なお、どうでもよいことですが、芸大(美術)の一次試験て今は国技館じゃないんですね。ずっと国技館のイメージだったので、この映画で「今は違うの!?」となり、調べたら2009年で終わってたみたいです。昔とは色々変わっていました(当たり前か)。

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レンコン

「描きたい」の思い

2024年8月25日
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鑑賞方法:映画館

【ブルーピリオド】

 空虚な高校生活の中で絵を描く喜びに偶然出会い、東京芸大を突如目指し始める青年のお話です。

 「絵が描きたい」「上手くなりたい」という彼の思いは熱くヒリヒリ伝わります。努力は才能を超えられるのかの迷いも心に迫ります。しかし、それが「東京芸大を目指す」に直結する事にどうしても違和感が拭えませんでした。つまり、芸大に合格できる絵が「よい絵」なのでしょうか? 少なくとも必要条件ではあるのでしょうか?

 いや、そんな事は無い筈です。僕たちが観たいのは、『ルックバック』の京本の様に、たとえ引き籠りでも人の心を捉えられる絵を描く人が苦闘する物語です。『Blue Giant』の大の様に、たとえ音楽学校などに通わずともステージで藻掻きながら才能を研ぎ澄ませていくアーチストのお話です。

 これが、「東大一直線」の様に、「とにかく東京芸大に受かりたい」を真ん中に据えた作品ならばもっとスッキリしていたでしょう。でも、「芸大の試験があの様に進められるのか」が分かったのは収穫でした。

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La Strada

4.5期待以上に面白い。

2024年8月25日
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久しぶりに面白い青春映画を観ました。作品通してテンポが良くて飽きずに楽しめた。板垣李光人の演じていた役が映画では単純に嫌なヤツにしか思えなかったけど、原作だとどんな感じなのか気になった。周りの人におすすめしたくなる映画です。

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ぬおーん

3.5情熱は武器。その通り。

2024年8月24日
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視点をほぼ主人公に当てているため1点に置いて細部まで伝わってきた。余計な寄り道が少なく描いている。
美術とは絵が上手いだけではなく発想や表現力が大事なのである。

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ニックネーム

3.5迸る汗とギラついた目

2024年8月24日
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泣ける

興奮

知的

原作未読。

集中を超えた没頭に至る主人公の表現がたまらない。全身全霊で絵に向かっていく主人公達の姿は心揺さぶられる。

p.s.パティシエの友は見直した

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Riii

3.0シナリオが残念

2024年8月23日
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泣ける

知的

漫画原作のシナリオが難しいのは分かる。
2時間で何をテーマにし、何を引き算するか。
引き算から生まれるメリハリと心に刺さるテーマ。
漫画原作の映画ではこの計算がとてつもなく難しい。今回も期待して失望。
最後まで観ると八虎の「高校生としての進路に向かい合う成長」にしか見えなかった。
藝大受験を扱うなら「若き凡人が天才と対峙する」くらいの風呂敷を広げて欲しかった。
藝大入学の後の苦悩に続けて欲しかった。
続きが作れないのは理解しているけど、漫画を読んだことのない人に感動させれるシナリオでも演出でもないのだから。
せめて漫画を読んでる人に納得のいく内容であってほしい。

しかし、他によくありがちな。
原作のエピソードに振り回されてテーマが何かも分からないシナリオよりは全然良い。

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たまご

3.5そうなるしかなかった青年の物語

2024年8月23日
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鑑賞方法:映画館

予告を観た時はキャラクターのコスプレっぽさに、観る気が起こらなかった。
けど、評判を耳にして観てみた。

ゾクゾクした。何度も。

この主人公は自分の事を天才ではないと言う。しかし、やはり天才だと思う。
才能があり、努力を努力と思わない人。その事で頭がいっぱいの人。その為の追及心や行動力が人並み外れている人。そんな人が天才だと思う。
自分もそうなりたいと思っていた。けど、「なりたい」と思ってる時点でそうはなれないんだろう。
これは、そうなるしかなかった青年の青春映画だった。
良い映画だ。

現在大ヒットしているアニメ映画「ルックバック」と併せて観たい。
そちらは「才能はあるけれど何がが足りない、天才ではない少女二人の物語」だった。

#ブルーピリオド

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naichin

4.0とても面白かった

2024年8月23日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

原作は未読。マンガ大賞2020受賞作だけありとても面白かった。芸術、美術の世界は全くわからないけど何もない所から作り出す工程がよく描かれていると思った。注目している江口のりこさんがキーパーソンとして出演していて嬉しかったなあ。現在公開中の「ルックバック」とセットで観るのがオススメ。

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よう

4.5美術が好きになる映画

2024年8月22日
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楽しい

知的

全体的に画面が綺麗で、絵画的でした
配役はうまくはまってました 大葉役は江口のりこが予想通りで、嬉しかった
期待を裏切らないいい作品

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daikokumai

4.0クリエイティブさんは直面する。

2024年8月22日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

漫画原作はみずで鑑賞。

たぶん、2時間問題(映画の時間)の影響かと思うけれど主要キャストとの切磋琢磨、関わりが多いのかと思いきやそうでもなかった。

美術部の絡みは早々に、ここはどこで?という瞬間や、キーパーソンであろうユカちゃんも、えっ?て
想定と違った

クリエイティブな仕事を目指す人に押し寄せる不安や色々がリアルに描かれていた。

続編は難しいのかなぁ、みてみたい。
映画をみて原作をみてみたいと思えた作品だった。

マッケンさんは出演時間を聞いても分からなかった!無念!

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HalU

3.0マンガのまんま

2024年8月22日
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高橋文哉くんのビジュすごい。水族館の演技泣けました。

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ちゅん

3.5「好きなことをする努力家は、“最強”」

2024年8月22日
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美術館とかで絵を見る時、この絵にはこういう意味が込められてるのかなとか、描いてる人はこういう事考えながら描いてるのかなとか、解釈って見る人それぞれにあると思ってて。
“世の中の色々”も本質はそうだよなって改めてこの映画観て思ったなー。
多くの人がこう思ってるからこうとか、マジョリティ側の意見や考えがパワー持っちゃう事が多いけど、
「あなたが青く見えるなら、りんごもうさぎの体も青くていいんだよ」
この先輩のセリフが、この思考が、賢くはないけど、でも本質的で大事だなって考えさせられた🤔🌟

映画自体は、なんか映画っぽくなかった。
オシャレなCMっぽかった印象←
あと出てくるキャラクターがみんないい人。
でもみーんな、どこか薄っぺらい。
高校の先生も、塾の先生も、同級生もみんな、薄っぺらい良い奴。
なんか人間味ない奴らばっかの印象だった。
それが、映画の尺で、このストーリーで、色んなキャラクターをフィーチャーする余裕時と間が無かったのか、原作がそうなのかは分からんが💦

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Nari

4.0かんはれ

2024年8月21日
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鑑賞方法:映画館

話題になっていて気になったので。

原作等は未読。

絵のことはわからないけれど、熱を感じとても面白かったです。

鑑賞前に最初のシーンで真剣佑がエキストラ出演していると言うのが頭から離れず気が散ってしまった^^;

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M U

4.5自分も夢中になれるものをまた見つけたくなる作品!

2024年8月21日
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泣ける

観ていてるとスクリーン越しに熱さが伝播してきて、胸も心も熱くなる作品!

そして、劇中では人生で大切なこと、忘れてはいけないこと、励まされる台詞や登場人物の言動に散りばめられていている所に奥深さを感じられました。

また観たいと思えた上、原作も読みたいと思いました!

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ハル吉

3.5八虎くんの眼

2024年8月20日
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幸せ

八虎くんの眼にとても惹かれました。制作中は、手元はあまりとらず、彼の懸命な表情と眼がうつされていました。あ…描きたいものが見つかったんだ…と伝わってきました。
原作は読んでいません。絵に出会う前の八虎くんは、生きている手応えがなく… この頃のふらふらっと生きている感じがあらわれてました。この主人公は、何か心がごちゃごちゃしていて、理由もわからず、母親に当たり散らすタイプではないようでしたね。素直で。頭がいいからか、夢中になるものを見つけると、周りに言われたりすることも、気にならないのだなと思いました。そんな友達もいなかったかな。
お話はとても澄み渡っていて、キラキラしていました。

一番印象に残ったのは、郷敦くんの魅力ですね。眼の中に熱がありました。暴れてくれそうな。ゴールデンカムイの尾形もよかったです。このお話は、ひたむきな素直な青年であったのですが、次は、自分を見失いかけた、周りの眼を気にしすぎて、自分自身が嫌いになるような、魂が深い沼底に沈んでいるような、そんな役を見てみたいです。

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あっこ

5.0出逢い。

2024年8月20日
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泣ける

興奮

幸せ

原作第12巻までは読了している。ブルーピリオド展にも足を運んだ。その上で、劇場鑑賞。

非常に良かった。周りに何となく合わせて、流されて、気づいたらもうこんなに年齢を重ねてしまった、そんな大人は多いと思う。大多数がきっとそう。それでもそれなりに生きていけるし、そこそこ幸せな人も少なくないだろう。
でも。本当は自分の心に訴えかけてくる何かがあったんじゃないか、本当は手を伸ばして掴み取るべき何かがあったんじゃないか。振り返ってそう思う瞬間、きっとあると思う。または、そのふとよぎる想いに蓋をして鍵をかけて。片目を瞑って生を全うしようとしているか。

この生は一度きりしかない。死は皆に平等にやってくる。自身の鉱脈を見つける余地のある国、この日本国に生まれた幸運の下生きているなら、息絶えるその日まで掘り続けてもいいんじゃないか。そういう思いを新たにさせてくれた作品だった。

そして、本質を掴むって何か、そもそも本質とは何か、を今も考えている。

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Nori

5.0原作は読んだことないんですが…

2024年8月19日
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楽しい

知的

幸せ

最初から最後まで楽しんで鑑賞出来ました!
映画ではやはり時間の制約があるので仕方ないことですが主人公以外のキャラが深堀されず疑問点がありましたのでこれを機に原作、手に取ってみたいと思いました!

美術の先生のセリフ…「好きなことは趣味でいい。これは大人の発想だと思いますよ。(以下略)」がすごい胸に来た!!日本語不自由ですみません…けど感動しました!

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サカモト

3.0大好きな芋生さんが出ていた

Mさん
2024年8月19日
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らしいが、気づかなかった。残念でならない。
原作は読んだことがないのだが、何か浅い感じがした。脚本のせいなのか。
1つは最終目標。
1つはそのための努力が映画の中では表現できていなかったこと。
でも、主役の眞栄田さんが誠実そうな役柄で、友人たちもいい人ばかりで好感がもてた。

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M
PR U-NEXTで本編を観る