ブルーピリオドのレビュー・感想・評価
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『線は、僕を描く』を否応なしにも想起させるが、絵にハマっていく過程...
『線は、僕を描く』を否応なしにも想起させるが、絵にハマっていく過程を上手く描けていたと思う。ポジティブに言うと主人公が埋没していなくて素晴らしかったし、ネガティブに言うと周りの登場人物の描きこみ不足というか、もう少し踏み込んでほしいとは思ったけど、2時間にまとめるとこうなるかなと思う。
ブラックアウト演出が多いのは好みが分かれるところ。安易に自死を匂わせるストリーテリングも好みが分かれるところ(ここは原作の問題かも)。
知らない世界だからこそ目指す姿に見入ってしまう
美術の世界を知らなかったのもあり、絵に興味を持ち藝大へを目指す流れがとても惹きつけられて見入ってました。
何気なく消費しているだけのモノを努力して作り上げている人達が居る世界、というのに興味があるのであれば飽きずに見れると思います。
全体を通して、頑張っても才能ある人が目の前に現れて現実を突きつけられても、
それでも頑張って行く姿がとても印象深く良かったです。
特に終盤はラストスパートに向けて頑張って行く流れがテンポ良く感じました。
周りが脱落していく中でも、突き進んでいく姿は格好良かったです。
美術は見たままではダメなんだというのも特に印象深かったです。
大きい画面で見るのもですが、無音になる部分含めて映画館で見るからこそ音響としても良かった部分があったと思います。
特にスタッフロールの最後は感慨深いのもありました。
シーン転換が雑に感じる部分もありましたが…比較的長めの映画の割には間延びせずに収まっていると思います。
ポップコーンはMサイズでも食べるのは余裕でした。
人によってはLサイズでも余裕…かもしれないと思います。
あまり主人公に感情移入は出来ず、周りで主人公を応援している的な感じのする作品にも思えました。
情熱
ブルーピリオド宣伝部員に選ばれて最速試写会行ってきました! まず、...
原作自体を否定したい
アニメを全話視聴済み
美大受験という一般人では想像もつかなかった内容を知って、興味津々だった
そういう意味では面白い話だし、映画は短い時間をやりくりしてよく出来ていると思う
ただし、よくよく考えてみると・・・
これ、成功体験ですよね、受験の
”ドラゴン桜”のような受験ものなんですよ
東京芸術大学の油絵科に入学するための
科目が特殊なだけ
となると
なぜ、東京芸術大学を目指す必要があるのかな?と考えてしまう
もっと油絵を学びたいとか
尊敬する画家が講師にいるとか
才能のある人達と交流したいとか
それとも
東京芸術大学出身という箔をつけたいのかな?
高校2年で急に絵を描きたくなった
それはいい
なら、トップの東京大を目指す
ですよね
なんか、エリート意識が鼻持ちならない
純粋に絵が描きたいんじゃないのではなかろうか
絵が描きたいだけなら、そもそも絶対に学校行かんといけない必要は無いだろう
目標はなんなんだろう
なんか、思っているほど純粋な心ってないんじゃないだろうか
いや、東大に入って日本を改革してやろうなんて大志を抱く学生に比べれば、東京芸大に入らないと始まらないなんて考えている学生って・・・・
なんなん?
課題の自画像
”ここで目立たないと落ちる”
これは受験のテクニックですよね
”俺の絵で全員殺してやる”
だったかな
芸術ってそんな相対的な物だったかな
油絵を書くには、もちろん技術もいるでしょうけど、東京芸大にいかないと学べないのかな?
彼らの成功ってなんなのかな?
絵が売れて金持ちになること?
賞を獲ること?
生きている間に絵が売れるような人は少ないし、それは実力だけじゃなくて、運だったり、プレゼン能力だったりするんじゃない
流行もあるしね
入試自体も運要素が大きい感じ
と、ふと原点に立ち返ってしまった一般人でした
実写映画はなぜ作ったのかな?
あのメンツで作ったって観客が入るわけがない
まあ、頑張ったほうです
原作の力かもしれないけれど、それ自体を否定したい
テレビでアニメーションやってるだけで良かったんですよ
なにか裏事情でもあったのかな
一定数の作品を作らないといけないとか、誰かを売り出したいとか
はっきり言ってロードショーでこれが放映されたのが意味わからん
40日間で5億円弱
配信に売ったりすれば黒字なのかなあ
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