「その道を選ぶ覚悟を決めて進めるか」ブルーピリオド 流星の水菜さんの映画レビュー(感想・評価)
その道を選ぶ覚悟を決めて進めるか
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キャスト豪華だから観とこうくらいのノリで行ったらすごく刺さった。なんでかな。自分は芸術とは無縁な人生を歩んできて絵画のことなんてこれっぽっちも分からないのに。
パティシエ男子の言葉にはっとさせられた。
勉強を卒なくこなせる八虎に、お前の選択に震えたんだって伝えるあのシーン。そうだよなって妙に納得したというか。
自分もどちらかというと偏差値の高い大学を目指して勉強して、特に疑うことなくここまできてるけど、、高校生の時にもしも八虎と同じように芸術に興味を持ったとして自分の可能性に賭けて親を説得して突き進むことができたかと考えると、無理かなぁって。そう思うと、同級生で美術系の大学に進んだ人たちすごいなって今更ながら尊敬の念すら湧いてくる。
これ高校生の時とかに出会ってたら進路ちょっと迷ったりしたかもなって感じるくらいいろいろ考えさせられた。
最後、合格発表の後の第一声「信じてくれてありがとう」に普通に涙出た。八虎良すぎた。
青春ものに純粋に胸が熱くなって感動できる心がまだ自分にあったって気付けた嬉しい1作だった。
最後せっかくすごい余韻ひたひただったのにガンガン系の主題歌が割り込んできて、そこだけちょっと残念だった。
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