「《努力する》《打ち込む》それが出来れば、立派に才能‼️」ブルーピリオド 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
《努力する》《打ち込む》それが出来れば、立派に才能‼️
この映画を観たかった一番の理由は眞栄田郷敦が好きだから。
ドラマ「エルピス」で決定的に好きになり、虜になった。
まずこの映画では美しい郷敦が見られる。
白に脱色したヘアは実年齢より若く見える。
郷敦の持ち味は捻りの無い素直さ。
真っ直ぐなところが好き。
高校生になり進路を考えた矢口八虎(ヤトラ)は、
自分が何にも持たない空っぽな人間だと気づく。
しかし上級生の森まる(桜田ひより)の絵を見て、森先輩は、
「祈り」を込めと書いている、と呟く。
同級生のユカちゃん(高橋文哉)の日本画にも惹かれるものを感じる。
そんな八虎が東京藝術大学の美術家の難関を、
絵画の経験値まったくなしで挑むストーリーです。
何気にゴードン君のハダカのシーンがあり、まるで知らなくて 心の準備が
なかったからビックリ。
小田原の海に呼び出された八虎(因みに試験中)
自殺未遂気味のユカちゃんを止めるのに、ずぶ濡れになる。
そして旅館で休んでいると、ユカちゃんはなぜかハダカになる。
美しいシーンだった。
お互いに恋愛感情がないのだから、あのシーンはなんなのだろね。
ユカちゃんは父親にジェンダーを否定されて傷ついても、
やはり絵は捨てられない。
ゴードン君は、色気ないので、このシーン嫌らしさ皆無です。
裏のない素直さが魅力です。
レモンのように爽やかさです。
原作漫画の作者・山口つばささんも東京藝術大学を出られてるのですね。
それはやはり説得力ありますね。
一年に5人しか受からずに、倍率200倍‼️
一次試験そして二次試験と実技のデッサン、自画像、
裸婦像があるんですねー。
勉強になりました。
自画像に取り組むシーンは圧巻でした。
もうグラフィクデザインの領域でしたね。
わたしは大学が芸術系で美術科もあったので、渡り廊下にズラーっと
200号の油絵が並んでて、定期的に交換されます。
見ながら歩くのが楽しみでしたね。
上手い下手は一目瞭然で、そこに見る側の主観が加わるのだと思います。
音楽の場合は、例えばベートーベンのソナタやショパンのエチュードなどを
少しづつ仕上げて暗譜して完成する(自分レベルの完成ですが、)
その過程には、自分を磨き何かしら魂の高みを感じて満たされる部分が
あるのです。
それが芸術の歓び昂揚でしょうか?
努力する。
打ち込む。
愛する。
それができるのが才能なのではないだろうか。
天才とは違うかもしれないけれど、
コピー通り、見分けがつかなくなる位に努力すればね。
受験に打ち込む青春ストーリー、
ラストには込み上げるものがありました。
こんにちわ。コメントありがとうございます。
私はどっぷりハマってこの映画観ました。ずっと、ずっとね。考えています。自分とはなんなのか。何をすべきなのか。好きなものが若いうちに見つけられた人はもう幸運としか言いようがない。
仕事は介護なので肉体労働です。映画は観るのが精一杯で、コメントする余裕がないです。(〃∀〃)ゞフォールガイも面白かったです🎵
琥珀糖さん、コメントありがとうございます。
美術をモチーフにした映画ですからねー、画は徹底的にキレイですよねー。
ピリオドはどういう意味なんでしょう?
ピカソだよな、と思ってたら、wikiにも書いてあったので、そのままレビューに入れてしまいました。
会田誠氏イコール、美少女ですが、絵はなかなかエグいです。
「ジューサーミキサー」を観た時は、ちょっとオエってなりました。
コメントありがとうございます😊
眞栄田郷敦くん、いいですね。
「エルピス」、「どうする家康」、「ゴールデンカムイ」と、私が観た中でみんな違うタイプの役柄で、それぞれ良かったです。
アクションもできるし、体格も恵まれてるので、幅広い役ができるんじゃないかと、期待してます。
「ブルーピリオド」は今週観に行こうと思ってます。映画の宣伝のためでしょうが、原作漫画が無料で読めるようになってて、2巻まで読んだので、いい予習になりました(笑)。
琥珀糖さん、真っ先に共感&コメントをありがとうございました!
ゴードンお好きなんですね😆確かにとにかく素敵でした!
琥珀糖さんにお褒め頂けるなんて光栄です🥰
真っ赤なブルーはYUIさんの歌の中の歌詞で、個人的には今作品がそのフレーズに余りにもドンピシャで使わせてもらいました😊