「個人の排泄物から社会の環境運動まで」うんこと死体の復権 てつさんの映画レビュー(感想・評価)
個人の排泄物から社会の環境運動まで
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監督の名は、『カレーライスを一からつくる』で被写体になっていた人だと気づき、舞台挨拶を聴いてみたいと思った。
私自身も、排泄局所の手術や腸内環境を改善する食品の摂取により、形状の整った便の排泄が進んでいるという実感があったり、循環型社会を成立させていた排泄物の公共的回収の仕組みや封建的身分差別を超える論理で描かれていた『せかいのおきく』や、ニューヨークのワシントンスクエア公園等の都市開発計画を阻止する運動の展開等を行った人物を取り上げた『ジェイン・ジェイコブズ』を想起したり、虫の絵本を描く作家には『みんなうんち』を描いた五味太郎氏も連想したり、動物の命の大切さや自分の命の滅びと他の命の糧になる情景を描いた『いつか冷たい雨が』を作詞・作曲したイルカ氏との共同作業、あるいはテーマソングの作曲依頼もあっても良いのではないかと考えた。かなりの部分を直接監督ご本人に伝えてみた。
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