劇場公開日 2025年8月1日

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「アメーリアが美しかった」美しい夏 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 アメーリアが美しかった

2025年9月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

カワイイ

1938年、イタリア・トリノの洋裁店で針子として働く田舎町出身の16歳の少女ジーニアは、たまたま泳ぎに行った湖で3歳上の美しく自由な女性アメーリアと出会った。ジーニアは画家のモデルをしてたアメーリアに誘われて芸術家たちの世界へと飛び込み、大人の実情を知っていった。思春期のジーニアと、すでに自立してたアメーリアは、徐々にひかれ合っていくが・・・さてどうなる、という話。

とにかくアメーリア役でスタイルバツグンで超絶美人のディーバ・カッセルに目が釘付け。
演技という演技はしてた様には無いけど、さすがモデル出身だけあって彼女が出るシーンはワクワクした。
もちろんジーニア役でトップレスまで披露してたイーレ・ビアネッロも頑張ってたが、アメーリアの陰で霞んだかも。
話としては、16歳のジーニアがタバコ、酒、セックスで処女を喪失、と大人の世界を知っていく過程で思うことを描いて居るので、彼女に感情移入して観るのが良いのかもしれないが、それはそれ。
夏から秋、冬、春を越えて、また夏が来るまでの風景美も良かった。

りあの