劇場公開日 2024年9月27日

憐れみの3章のレビュー・感想・評価

全172件中、101~120件目を表示

0.5【撃沈のため判定不可】星は便宜上……

2024年9月30日
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鑑賞方法:映画館

待ちに待った大好きヨルゴスたん最新作を前情報入れない状態で観賞。ノリノリで観に行ったはずなのに、予定してなかったグロ描写で血の気が引き引き、吐き気マシマシに。本気で卒倒するかも、と心配になって途中退室すべきか悩んだけど、なんとか最後までは完走ε-(´∀`*)ホッ とゎいぇこの状態に陥った時には大概自己防衛本能が働き、脳が「怖いなら、辛いなら、寝てしまえ!」と強烈な指令を出してくるため強睡魔に襲われ続け、その後は断片的にしか観賞出来ず😭映画そのものを評価できるほどまともな状態で観られてないので、今回は星評価なしとして、覚悟して再鑑賞予定! (雑感) ヨルゴスたんにアリ・アスター感にヤラれた(撃沈寸前) 『地球を救え!』のリメイク版とか大丈夫かな、あたし。

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らまんば

3.5ランティモスでお腹がいっぱい!?

2024年9月30日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

難しい

一年の内にヨルゴス・ランティモスの新作を二本も観れるなんて嬉しいような、鑑賞後は既に飽きが来てしまっている自分がいるようでいないようで?? オムニバスである3章からなる物語は一本で撮れない苦肉の策かとランティモス、役柄は違うがキャストは皆同じでどこか続いている物語でも無くそこに斬新さとそれぞれで違う顔を見せる役者の演技、特にジェシー・プレモンスには脱帽の反面でウィレム・デフォーは良い意味でデフォーまんま久に普通の姿を拝んだ気も!? 印象に残るのは生々しいエロくないエロがエロくて痛々しい暴力性が際立ちながらコメディ要素が散りばめられた雰囲気、マーガレット・クアリーはど下ネタ全開のコーエン弟が撮った『ドライブアウェイ・ドールズ』でも脱がないのに本作ではあっさり過ぎて呆気に取られてしまう。

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万年 東一

1.0楽しめなかったので長い苦痛─

2024年9月30日
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鑑賞方法:映画館

難しい

明確に意識があったのは、ユーリズミックスのところだけ(短ッ!)でした。そこから長い長い忍耐と闘いzzz...がありました。ちょっと意味が分からないというのが正直なところ。自分みたいな凡人が理解できない、天才的な創造性だったと、とりあえず─。 この監督の作品を全部見ているわけではありませんが、これ以外の観賞作品はかなり楽しめました。これだけ特別に理解不能でした。全作品、独特な創造性とグロテスクな雰囲気はこの作家の特色なのでしょう、この作品でも炸裂していました。その上、この作品こそ最も監督が好き勝手に仕上げている印象なので、ゆえにこの作品こそがランティモスの真骨頂といえるのかもしれません、半分寝ていて決してしっかりと把握しきれているとは思いませんが・・・。なんか3つぐらいの異なる物語があったような、常にエマ・ストーンが出ていたような、やっぱエログロだったような、という終幕して意識が戻ったときの印象で、さすがにもう一回ちゃんと見て、ちゃんとした印象を記録しておこうと、そのときは思ったのですが、じわじわとやっぱ全く理解できなかった作品なのかな、何度見ても自分には理解できないかなと思ってきて、とりあえず、天才が好き勝手自由気ままに思う存分つくり上げた作品なのかなという認識に落ち着きました。 あたりまえですけど、生の時間には限りがありますので、正直、長い映画は何度も見たくはありません。なるべく一度で少しでも理解できる作りにしてほしいものです。

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SH

4.0なぜかハマってしまう

2024年9月30日
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面白かったかと聞かれるとイェスとは言えないし、かと言って退屈だったかと言うとノーだし2回目観たいかと聞かれるとあんまりだが、好きか嫌いかで聞かれると割と好き。星1でも星5でも評価をつけられる、そんな不思議な映画。 ただオムニバス形式ではありながらも、160分飽きずに観られたので、その点は素直に評価したい。 日本で言うところの世にも奇妙な物語に近いかなと 完全に監督のセンスにハマるかハマらないかで評価は分かれるかなと言った感じ。個人的にはハマったのでこの評価。

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たっくん

3.5なにも解決してないのが正解?

2024年9月30日
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鑑賞方法:映画館

この監督の作品は初。 作品のメインビジュアルの顔が大きくお面のようになっているのが嫌で観るつもりはなかったけど、映画館で観た予告編でスィートドリームスが流れたので急に観ること決定。通しの曲かと思ったら1章目だけだった。 この監督の特徴も知らず1章目観てた時は失敗した男の惨めな話で居心地悪い系か?と思ったら斜め上だった。通常映画のストーリーでなく色々投げっぱなし、解決もしてない、でもこれでおしまい、というのが3本立て。1章と3章は同じ様なシュチュに見えたけどなにかが違うのか。 セオリー通りに進まないので先の展開は予測できず。終わりもさっぱり予測できず。当然登場人物に共感なんか皆無。何を見せられているんだ?がずっと続くのでそのへんは楽しめたかもしれない。けど複数回の鑑賞はちょっとキツイかな。 他の方のレビューで見た前作を機会があれば観てみたい。それでこの監督が合うか合わないかがわかるかもしれない。

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市丸六後

0.5完成度以上に勝る不快感。映倫は仕事してください。

2024年9月29日
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怖い

映画としては完成度が高く、決して駄作では無い。 そのため0.5。 しかしながら本心としては星は付けない、否つけたくない。そして、この監督の作品を観ることは金輪際二度とないと確信している。 高評価が目立っていることが自分からすると不思議なので、そう感じる理由をしたためる。 (私自身は、女王陛下のお気に入り、哀れなるものたちについては映画館で鑑賞しているので、この監督の作品には今までも触れてはいる上での記載である。) 今作は一貫して、支配する者と服従する者の二項対立で構成され、1話目で服従していた者が、2話目、3話目と立場が変化しているという構図も面白かった。 (話の内容自体はそれぞれでガラリと変わり、直接の繋がりは無いオムニバス的な展開をする。) また、何かしらに支配されている上で繰り広げられる人間模様も興味深く考えさせられるものは勿論あった。 そういう意味では確かに面白い映画ではあるのだ。 しかしながら、流石にこういう描き方をしなくてもと思う程、全体を通して不快で気持ちが悪く、あまりにも凄惨、非道いとしか言いようの無い流血表現や裸体表現も多くを占めており(蛇足、不要と感じるような箇所もあった。)、特に2話目に関しては正直吐き気を催した。 映画館から何度途中で出ようと(出なかった理由は、最後まで見ないとむしろ胸糞が悪いと感じたから本当に本当に仕方なくである。)と感じたことだろう。 勿論、一方では不条理の表し方などは監督らしい表現でもあるのは分かってはいるものの、支配と被支配を描く方法は、今回のような手法を取らずとも描くことは出来るであろう。(前作があまりに完成しすぎていたこともある。) こちらからすると、映画の面白さや出来栄え以上に、監督がしたかったことにただただ振り回されて奔走されたと感じた。 我々は何を見せられているのだろう、と。 ホラーでもスプラッタでもなく、ジャンルに分けることはできない部類の映画だと感じたものの、強いて言えば監督の自己満映画(自己満は言い過ぎではあるものの、やりたいことを好き勝手にやった、人にわざわざ見せるものではないような映画といった感じか。)の部類だと思う。 前作のディズニーというストッパーがいかに貴重であったかを心から感じた。 また、これは映画の内容とは直接関係は無いが、 正直事前の宣伝とギャップがありすぎるのもいかがかと思った(宣伝は全体的にポップで幻想的な雰囲気もあり前作寄りな印象。)し、こうした内容の映画は観る人を選ぶはずなのに、それを堂々と巨大スクリーンで流してしまう危うさよ。 監督も俳優陣もビックネームであることは間違いないが、内容としては小さい箱用の映画ではあったと思う。 倫理的に考えても、決して誰もが見に行くような映画館で流していい作品ではないと思う。 直近のアカデミー賞受賞監督の新作であるからこそ、老若男女問わず観に行く人もいるかもしれない中、もう少し事前の魅せ方には工夫はできたはずである。 本当に、映倫は何を見てR15にしたのか。 グロさだけ取ってもR20でも足りないと思う。 いつも思うが、映倫のバー感は低すぎる。 正直普段こういったジャンルを敢えて選ばない身としては許し難い内容であった。 貴重な日曜日を費やしたというのに、鑑賞後は上記に記載をした理由による怒りと疲労で困憊だった。 本当に悪夢のような映画であった。 監督は人間であることを棄てている。 これ以上の被害者(としか言いようがない。)を増やしたくはないので、観るのは自由である前提としても、是非こうしたレビューも読んで欲しいと思う。 少なくとも、自分自身の感性には全く合わなかったし、共感し得ない映画であったことは間違いない。 悪趣味極まりない。

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ばばちゃん

4.0世にも奇妙な三つの物語

2024年9月29日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

予告をあまり目にしなかったので内容は知りませんでしたが、劇場に掲示された大きなポスターに漂う得体の知れない雰囲気に誘われて、公開2日目に鑑賞してきました。 ストーリーは、上司に絶対服従だった男が失った信頼を取り戻すために奮闘する物語、海難事故から生還した妻に別人の疑惑を抱いた夫が精神的に崩壊していく物語、カルト教団の主宰から指示を受けた教徒が特殊な力を持つ女性を捜索する物語を、オムニバス形式で描くというもの。 まさかこんな感じの作品だとは知らず、三つのチャプターから構成されているのかと思いきや、独立した三つの物語で成り立っています。どの物語も怪しく展開し、さながら「世にも奇妙な物語」のようで、どんな結末を迎えるのかと興味をそそります。また、同じ俳優が、物語ごとに全く異なる三つの役を演じることにもおもしろさを感じます。しかし、この構成とキャスティングがどのような効果を狙ったものなのかは、はかりかねます。 三つの物語の共通点として真っ先に浮かぶのは、不穏なピアノの響きが掻き立てる不安な心情。どの物語の主人公も、常に不安定な心情を抱えています。それは、何かにすがることでしか自分を保てず、その何かを失うことへの不安や恐怖、そこに生じる衝動や暴挙、それでも失ったときの絶望や後悔や悲哀といった感じでしょうか。 他の何をもってしても代わりにはならず、心に空いた穴を埋めることができず、いかなる手段を用いても失ったものをもう一度取り戻そうとする姿には、ある種の狂気を感じます。その心情は、理解できるようなできないような、共感できるようなできないような、複雑な思いが残ります。 それにしても、エマ・ストーンは最近こんな役が増えてなんだか残念な気がすると思ったら、「哀れなるものたち」と同じヨルゴス・ランティモス監督作品だったのですね。それでウィレム・デフォーもこんな感じでの出演となったわけかと納得してしまいました。とはいえ、人間の本質的な部分に迫ろうという意図は感じますが、本作における性的な描写が本当に必要だったのかはいささか疑問です。 キャストは、エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリー、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーら。

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おじゃる

3.5それぞれにとっての神々

2024年9月29日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

難しい

〔女王陛下のお気に入り(2018年)〕 〔哀れなるものたち(2023年)〕 に続き『ヨルゴス・ランティモス』が三度『エマ・ストーン』を起用した一作。 語り口自体は平易なものの、 前二作に比べると、寓意の指し示すものが相当に分かり難い。 三章だての夫々を、 別の出演者で撮っていればまた異なる印象かもしれぬが、 同一の俳優を別々の役柄で起用していることに 何らかの意図を求めてしまうのも一因かも。 要は、意識して困惑させ 分かり難くしようとする意図が感じられる。 第一章は上司の言いなりに動いているうちに、 一人では何も決められなくなる男の物語り。 その指図は微細に及び、何時に何をするかまで 細かく指示される。 が、たった一度、 『R.M.F.』なる男を交通事故死させる指令に反発したばかりに、 離反とみなされ全てを失っていく。 信頼を取り戻そうとするも徒労に終わり・・・・、との流れは 「ヨナ書」を、最後は神に対して悔い改めるユダヤ人を想起させる。 第二章は海で遭難した妻が救助され家に戻っては来たものの、 以前の妻とは違った何者かになっているのではと疑い怯える夫が登場。 彼は次第に精神に混乱を来たし、ついには妻(ではない何者かと 考えている女)に無理な要求をする。 作者は、妻が遭難中に何か怪しげなものを口にしている場面を挿入し、 夫の印象を補強する「レッドヘリング」として機能させる。 最後の場面は「イサクの燔祭」の裏返しだろうか。 第三章は怪しげな新興宗教に入れあげた女の破滅の物語り。 夫も娘も捨て、奇跡を起こす女性を探し求める。 それには、同道する男性と彼女が共に見た夢での啓示に、 ぴったり一致する必要がある。 それこそが「奇跡の人」だと言うのだ。 これは「ユダヤ人の王」を僭称したとして 磔刑に処せられた「イエス・キリスト」そのものを思い浮かべた。 そしてエンドロールが流れるなか、 一つのシーンが挟み込まれる。 まさに「ラザロの復活」のように。 こうして反芻すると、 一つの円環が成立しているようにも思える。 などと勝手に妄想を巡らせるが、 これが正鵠なのかはとんと分からぬ。 キリスト教圏の人は どのように観たのだろう。 もっとも、エピソードの核の部分は、 他の作品でも目にすることがあるモチーフの数々で 斬新さはない。 トリッキーな仕掛けが目に付くばかり。

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ジュン一

5.0ピカソの絵の様な映画

2024年9月29日
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私の知る限り、オムニバス映画は、それぞれの話は違う俳優が出る、でしたが、この作品は全て同じ俳優でしたね。そのせいで、最初の話からの切り替えが出来ませんでした。特に人間関係が。恥ずかしながら、今だに分かりません、3話共の話が。星5つは、中途半端な分かり得ないでは無く、完全、唯一無二な分かり得ないで、ある意味凄さを感じたからです、あのおねだり知事さんの様に。

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ホモ・サピエンス

3.0面白さはわからないが、エロくて美しい

2024年9月29日
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知的

難しい

萌える

第一章 思考から行動まで支配された男が自分の人生を取り戻そうとする話。 あんなジジイに支配された経緯はわからないが、会社でも理不尽な上司の言うことに逆らえないでいて、どうしても受け入れがたい指示に逆らったら手のひら返しで左遷された、なんて例はいくらでもあるし、どうすりゃいいの、と言いたい気持ちはよくわかる。 ヴィヴィアン役のマーガレット・クアリーが美しかった。 第二章 海難事故から生還したものの別人のように感じる妻に恐怖心を抱く警察官が理不尽な要求をしていく話。 指を切れと指示されたり、最後には肝臓が・・・で、帰ってきたのは誰?グロいし、これファンタジーだったの? よくわからなかったが、エマ・ストーンはエロかった。 第三章 水の宗教の教祖になることが定められた特別な人物を探す女の話。 夫、娘と別れ、命の水にのめり込む女がダッジ・チャレンジャーをぶっ飛ばし、人探しをするのだが、エマ・ストーンの狂気の行動が見どころなのと、ここでも美しい裸体のマーガレット・クアリーが観れるのが良かった。 3つの奇想天外な物語を、ユーモラスに描き出してる、との事だが、そのユーモラスな部分はよくわからなかった。 アメリカ人が見たら面白いのだろうか? どこが面白かったのだろうか?

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りあの

3.0面白くなくはないけど、面白くもない

2024年9月29日
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ランティモス作品なので予想はしてましたが、予想通りの作品で観たという爪痕は残るけど、よかった!とは思わない作品でした。これでこの作風もちょっと飽きてきたようにも感じました。 発想はいいと思うんだけど、露悪的でランティモスの意見がよくわからないというか、A24的な感じで。ちょっとメジャーになりすぎたのかな。 依存って言ってもあまりに突飛すぎてしばらく、設定を把握できませんでした。いろいろ後でここはどうだったとか話したりできるのは良いと思いました。

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マクラビン

3.0歪んだ愛情

2024年9月29日
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3章ともに共通するのは、歪んだ愛情ですよね。カリスマに、前の奥さんに、教祖にと、相手は違うけど全員が何かに取り憑かれてますね。主要メンバーや背景やトーンはなので、混乱するかと思ったけど、大丈夫でした。逆に受け取りやすかったかも。

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ごっとん

5.0何度もみたい!

2024年9月29日
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予習なし初見では意味わからず2回観ました。 カインド•オブ•カインドネス =親切の種類(邦題 憐れみの3章) なるほど、支配者、被支配者、傍観者それぞれの優しさの種類のビュッフェ。優しいとは何??って問いかけられているように思えた。 1章と2章&3章は毛色が若干違うように思えた。(見方によっては1章3章が対ともみれるけど、私は2章、3章のための1章の方の感覚が強かったです) 1章については憐れみ、優しさを与えるのは支配者であり、被支配者脳になってしまった人間はそこから抜け出すのがどれだけ難しい事かと言う事を強調しているように思えた。 支配者レイモンドの『ついにこの日が来たか』というセリフから独立してほしいという優しさも感じられた。そして全てにおいてとても優しい。 世界は実はレイモンドのような支配者にコントロールしているのかな。 バーでロバートが飲み物を注文した時に『やけに早いな』と言うシーンがあるがバーテンさんまでもがレイモンドの被支配者で注文されるものがすでにわかっていたということになる。レイモンドが被支配者を抜けようとしているパートではバーで『何を飲んだらいいか?』の質問に対して明らかに食い気味で『ワイン』と返答するシーンもあった。 1章は考える事を辞めて被支配者脳に一旦なってしまうとそれは抜け出す事はかなりの困難である。と言いたいのかなと。 全ての章に通じている事は、憐れみと優しさはセットだよね。ということ。 そして、2章、3章では優しさを与えた登場人物は死んでいく。 極端だけど、愛おしさ強いが故に狂ってしまった人に対して、のめりこんで優しさを無償で捧げるのは自爆の可能性もある事を、死という映像(ストーリー)で表現している。 それは正しい姿なのか、、、しかし、それは世の中にあるごく当たり前の事であると。 与えるだけでなく、自分が自分で無くなる前に何かすべきことがあるのではないか? 、、、みたいな? 昨日今日2回みたけど、まだまだ色々感じられそうな作品ですね。何度も観て感じられる作品だと思いますよ。すごいです。 また3章それぞれで被支配者、支配者、傍観者の異なる役を同じ俳優が担当しているから、1人の俳優にクローズアップして観ると感じ方も変わってくるのかな。因果応報的な見方もできるのかなと。 まだまだ回数重ねてみたいなぁ。 で、、 R •M• Fって結局なんなんだ(笑) サンドイッチはランティモス監督のギリシャのソウルフードらしい。R •M• Fが握りつぶしたケチャップの筒から飛び散る真っ赤なケチャップ。ボクは血に見えました。 監督の遊び心らしいけど、、、うーむ。

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おのちゃん

3.0独創的かつ衝撃的

2024年9月29日
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82席シアターを独占鑑賞。3つの物語で構成された独創的かつ衝撃的な異色作。「哀れなるものたち」に次ぐランティモス監督とエマ・ストーンが協力タッグが観る者を魅了する。一度だけでは十分理解できないので機会があればもう一度観たい。 2024-161

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隣組

3.5ファンタジー

2024年9月29日
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笑える

怖い

常軌を逸っしているファンタジー。 途中まではクスクス笑いっぱなしの喜劇だが、突然死生の世界に突入して戸惑わせる。

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お茶と同情

2.5R.M.F.

2024年9月29日
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怖い

演じるキャストは同じだけれど、作品間のストーリーや登場人物に繋がりのない全3話の不条理ホラーオムニバス。 何が本当か何が嘘かわからない様な常識と思想とが入り混じった世界で行われる、操ったり操られたり、支配したり服従したり、洗脳したり洗脳されたり。 実はシュールなブラックコメディですかね!? そして唯一同じ役名で登場するチョイ役の存在に意味を見出そうとする観客も弄ばれるってところですかね…。 一つ一つの話しは、所謂世にも奇妙な的ストーリーで、良くわからない部分が多いけれど、まあそれなりには面白かったかな。

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Bacchus

4.5なんだろうと

2024年9月29日
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139本目。 上映時間長いけど、構成のお陰か、そんなに気にならない。 3作品共に、それぞれの色はあるし、どう言うこっちゃと考えながら観てるけど、まあ当たってはないだろう。 けど、そんな事もどうでもいっかと思うくらい、なんか面白い。 でも邦題タイトルと、実際のタイトルで考えて観るのでは、違ったイメージを持ってしまいそう。

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ひで

5.0バンザイ!!

2024年9月29日
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クリエイターの凄みある。3章での作りは画期的!チラシの写真に騙される、監督に乾杯

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たかなな

2.5マッケンローが折ったラケット

2024年9月29日
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いやーこれは…どう、なんと言えばよいのやら… 監督の変態性は充分出ているのだが、前二作に比べるとそれが作品を昇華していないように感じる。その分独自の世界観が確立してないので、ただ不快なものを観せられているように感じたのだろう。とはいえやはり私ごときの理解の範疇に収まるようなものではありませんね(^^;;

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shige12

4.0工夫

2024年9月29日
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支配と抑圧をめぐる三題噺。 同じ役者でまったく関係ない話をやるあたりなんとなく演劇的な気がするけど、コメディなのでどっちかというとコントみたいな印象。 役者はみな素晴らしい。 ジェシー・プレモンスの振り幅もウィレム・デフォーの色気も。ホン・チャウもマーガレット・クアリーもエマ・ストーンもめっちゃ善き… ただ、これで3時間?というのはあるよね。三題噺をやるにしてももうちょっとなにか工夫があってのことではないかとは思った…

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ぱんちょ