憐れみの3章のレビュー・感想・評価
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大人のお遊び、ココまでやったらGorgeous!
美しい画面設定で、大物役者達が、ridiculous, nonsense, blackな事を、実に真顔で演じている。きっと彼等も心の中で、ニタリとしながら… 痛そうで、グロくって、目を覆いたくなるシーンが各章に。でも何故かまた頑張って目を開けいて、見てみたくなる。 美しい女優陣、エマ・ストーンの派手なドリフトドライビング、達成感炸裂のダンス、ウィレム・デフォー、ジェシー・プレモンスの変容ぶり、犬が車を運転したり、ベッドの上でsexしてたり、見どころを語るに暇が無い。 支配、服従、安堵のLogicについては、数多くのreviewerが語っているところ、exactly。 先ずは、sophisticateされた大人のブラックユーモアを楽しませて頂きました❢
ランティモスは裏切らない
期待を裏切らない監督だなーと。 こういう不条理系ってよほど「上手いな」って思わないと観てられなくなってしまったんだけど、ヨルゴス・ランティモスは不条理系描かしたら右に出るものはいないな… 過去の作品も少しずつ作風を変えながら、「ヨルゴス・ランティモスのこんな映画が観たい」っていう期待に毎回応えていってもらってる感じがする。ハズレがない。 今回は短編3作だったのもあり、より濃厚に、これぞランティモス!って作風だった。 過去作好きな人はきっと好きだし、ややハードではあるけど入門としても良いかもしれない(約3時間の長尺に耐えられればだけど笑) 何がいいってキャスティングだよなー。ウィレム・デフォーの使い方よ…エマ・ストーンにこんな役回りさせるのもランティモスさんあなただけだよ… エログロ、今回はそこまで激しくなかったけどやっぱり気持ち悪かったなぁ。個人的には2章目が1番ヤバかった。好きだったのは1章目。 どれも悪夢みたいな話だけど他人事と思えるほど遠すぎない怖さがある。究極系を描いてるけど、そこまで遠くない場所にこういった悲劇はゴロゴロあるのだろう。 だからランティモス作品を観てたまに脳に刺激を与えたくなる。 ちゃんと全体的にはユーモアで纏まってるところが好き。色彩とか音楽とか、映画として豊かで素敵だった。
変で醜悪な笑い
変なコメディ映画でした。 1時間の短中編3作という構成で、出ている役者は同じだが、1本ごとに独立したエピソードで、それぞれ違う役柄を演じている。 底通するのは、何かを猛烈に欲する主人公が、哀れで滑稽なほど必死に動き、手に入れた代わりに何か重要なものを失う不条理さというところか。 または、隷属と服従の関係性とも言える。 とにかく「変」で「醜悪」。 『哀れなるものたち』の気持ち悪さに耐えられる人向け。 一番爆笑したのが、2番目のエピソードの「行方不明の妻と自分が映ったホームビデオを、友人夫妻と見る」シーン。 気に入ったのは、予告編にもあった、エマ・ストーンのダンス。 こういう作品も楽しめる、心の余裕と、多様性への理解ある人間になりたいものです。
知識ありきで評価が変わるコンセプチュアルな映画
何の事前情報も持たずこの映画を観に行きました。寝不足だったので、もし映画がつまらなかったら寝そうだな…と心配しながら観ました。 ショッキング、アブノーマルなシーン不可解で不思議なシーンが沢山あり寝る事はなかったけど…「えっ?何?」と理解に苦しみながら映画を終えました。「多様性の時代って事を表現したいのかな?」とか思いながら帰りました。 しかしYouTubeやネットでネタバレ考察を探し、見ると…「えっ?不可解なシーンにこんな意味があったのか!?」と、すべて腑に落ちる考察ばかりで、この映画の評価は一変しました。 意味不明な映画が「確かにこれは面白い…」となった。 ある程度観る前に事前情報(ネタバレ)を頭に入れてから映画を観るのも面白いかもしれません。 非凡な才能が作り出した作品だと思う。
狂気の映画
同じ役者が三つの短編を演じるという変わった映画。(エマ・ストーンやウィレム・デフォー)三つに繋がりはないが、共通しているのは、ストーリーや登場人物が狂気を帯びているということ。万人受けしないと思うが私は面白かった。イカれ具合をピアノの劇伴が引き立ててますね。イカれっぷりが突き抜けてて清々しいくらい笑。同じ役者なのに、違和感なくストーリーに入っていけて、さすがプロだなあと感心。 個人的には、二話は怖かったのに、意外なラストが面白く、三話のオチは笑った。
玄人さん向け
ヨルゴス・ランティモス。あいかわらずブッこんでくる。 この人の洞察眼とそれを作品に落とし込む才能は恐れ入る。人の内面の闇と愚かさを不条理で滑稽な脚本に仕上げ、加えて、撮影の美しさと役者の迫力を画面に存分に表現する。一流の芸術家だと思う。 この人の作品は精錬された妙薬。毒にもなるし薬にもなる。利きが強いので要注意。
不協和音の連続
3つのショートストーリーをほぼ同じ役者が全く別の役柄で演じているのだけど、どれもエグいし狂ってる よくもこんなストーリーを思いついて映画化しようと思うわ それなのに何故か目を背けられない 次に何が起こるのか、どういう結末を迎えるのか気になって仕方ない 前情報もなく観に行き、予告編は後から観ましたが、とにかく予告編とは全くの別物なのでくれぐれも注意して下さい 破茶滅茶ですがまぁどちらにせよ裏切られる事必至です そしてこの映画の主人公はあの人って事でしょうか?
予告が良かったからみたけど、 後もう一息な感じだった そんなに悪く...
予告が良かったからみたけど、 後もう一息な感じだった そんなに悪くもないけど、 2話3話と続くにあたり、 ストーリ性とか威力が減っていった? スイートドリームズの選曲がとても良かった
「哀れなるものたち」エマ・ストーンが好きなら必見
グロテスクな描写も話題になった、エマ・ストーン主演「哀れなるものたち」が好きなら、まさにぴったりの作品。彼女はこの映画でも変な役を熱演しています。大人向けの、グロテスクなイソップ童話のような、まったく関連のない3つの話で構成される(主要俳優は配役がシャッフルされている)3時間弱。いちばん過激と思われる描写の2話目が、いちばんハッピーエンド。けっしてB級映画ではなく、サーチライト・ピクチャーズらしい、ちょっと規模が小さめの良作だと思う。3話目は ほぼブラックジョークなオチで、私は笑ってしまった。この作品は、パンフレットとして「サーチライト・ピクチャーズ完全読本1994-2024」が売られているので、そちらもおすすめ。
最初のから何がしたいのかよく分からず えらいの観てしまったな… 終...
最初のから何がしたいのかよく分からず えらいの観てしまったな… 終わり方は何やそれって言いたくなった。 二つ目のは途中から気持ち悪くなって 三つ目はカルト集団か。 エマストーンが哀れに見えて来た。 昨日観たビートルジュースにもウィレムデフォーが出てたけど ビジュアル的にはビートルジュースの方が気持ち悪いはずなのに こっちのデフォーの方が気持ち悪かった。 哀れなるものたちがまあまあいいかもと思ったけど、コレは変なもん食べたなあって気になった。 好みじゃない。
面白かった
予想を裏切られる爽快感がある。 個人的には、タランティーノ好きにオススメできると思う。 短編3話あるので、映画3本観たようなお得感がある。 怖いシーンと笑えるシーンがある。 映画の色使いが好き。 音楽がメリハリ効いている。 注意点として、刺激が強いので正義感溢れる方と観に行くのはオススメしません。
意味わかんなかったw
ヨルゴス・ランティモス 「籠の中の乙女」以降観てるけど その中でも特に意味わかんなかった 3話終わった時には1話の内容すっかり忘れた🤣 面倒なので解説も読みません。 時々あるよねこんな意味わかんない映画って感じでした。
悪趣味(と私は感じた)
観てるのがシンドかった。 ここまで、悪意とか、利己的行動とか、2時間半以上集中的に見せられると辛い。 2.3回、途中で出ようかと思ったけど、周りにご迷惑が掛かるし、全部観てないでなんか言うのも違うと思ったので、最後まで観た。 予告編等で内容がわかってなかったので、出演陣のネームバリューで観てしまったが、内容の情報を掴んでいたら観なかったと思う(好みの話をしているだけですが)。 映画は監督のもので、役者は演出されれば演じるしかない(降りるんなら別だけど)んで、よく頑張ったと思う。(単に私の思い入れ。本人は喜んで演じてたかも知らんが…)
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