はらむひとびと

劇場公開日:2025年7月11日

解説・あらすじ

「愚行録」などに出演する俳優の相馬有紀実が企画・プロデュース・主演を務め、ある夏に起きた幼児車内置き去り事件を通して、家族と社会の歪みをあぶり出したヒューマンサスペンス。

3歳の息子・ゆうりを育てる専業主婦の亜湖は、仕事優先の夫・雅人に頼ることもできず、社会から隔絶された日々のなかで育児ノイローゼに陥ってしまう。一方、広告会社に勤める郁美は、有名コピーライターの夫・俊介との間に望まぬ妊娠をする。ある日、偶然にも再会した旧友の亜湖と郁美は互いの境遇に共感し、協力関係となる。やがて亜湖は回復の兆しを見せ、郁美もゆうりとの交流を通じて母になる覚悟を持ちはじめるが、そんな矢先、ゆうりが炎天下の車内に置き去りにされる事件が起こる。

相馬が亜湖役、「この日々が凪いだら」の瀬戸かほが郁美役で主演を務め、「十一人の賊軍」の浅香航大、「ショウタイムセブン」の前原瑞樹が共演。中編映画「Share the Pain」やMV、CMなどを手がけてきた中嶋駿介監督が長編初メガホンをとった。バンド「グソクムズ」が主題歌を担当。

2025年製作/84分/G/日本
劇場公開日:2025年7月11日

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(C)はらむひとびとパートナーズ

映画レビュー

3.5後半面白かった

2025年7月16日
PCから投稿

主役の相馬さんは実際に育児をしながら企画、プロデュースもするなんてすごい。
そういう意味でも女性を応援したくなる映画でした。

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チャーリー

5.0すばらしい作品。ムーブメントを起こせる作品だと思います。

2025年7月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

平日の午前中ですがアフタートークショー付きで、年齢層は高いがお客さんは多かった。
作品テーマの仕事と出産と子育てとの両立に相応するような年恰好の女性の方も多く、果たしてどう感じたのかと思いました。

誰が出演しているのかの予備知識を持たずにいましたが、ロビーで見かけた山口森広さんが出ていたのでびっくり。トークショーに出るためにいらしていたのかと思いましたが登壇はせず、普通に客席で観ていたようです。(終演後はロビーで登壇者の皆さんと談笑しておられましたが)トークショー出ればよかったのに。

虐待は絶対ダメですが、少しだけ気持ちが分からなくもないこともあります。
自分も子供が泣き止まないときはイラっとしてしまったことがありました。
この作品でも、普通の人、悪気がない人が描かれています(二人の旦那は非道で異常でしたが・・)。

きつくて苦しい感じで始まりましたが、そのあと物語はハッピーになり、またアンハッピーになり。
一つ一つの場面や一語一語のセリフが意味を成しています。
クルマに取り付けたGPSや子供と歌った童謡がそのあとの伏線になっていることなど、思わず感嘆しました。

この苦行を目の当たりにした人(友人)は果たして産もうとするのかどうか・・。

シリアスで重いテーマだけど暗くならないようにしたと、後のアフタートークで言っておられて、なるほどと思いました。

相馬有紀実さん、トークショーではめっちゃ明るい方で安心しました。
制作者としてもすばらしいし、女優として素晴らしかったです。

演技の素晴らしさで言えば子役の子も。
場面ごとに変容して同じ子と思えなかったです。

トークショーでは裏話が聞けて面白かった。トークショーは連日あるので、これから観る方は合わせてご覧になることをお勧めします。

主題歌「グソクムズ - hand 」のMVが物語の途中のエピソードが描かれていると聞いたので見ました。作品を観た後に見ることをお勧めします。

同じ武蔵野館で「あんのこと」で感動したことを思い起こしました。あれも画面が小さくて客席から見づらかったですが、結果引き込まれて感動しました。
「あんのこと」や「侍タイムスリッパー」のように、これからもしかしたら話題になって人気が出るかもしれないという予感があります。

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よし

3.0『III度』が孕むもの

2025年7月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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uz

3.0ファインプレイ

2025年7月13日
Androidアプリから投稿

怖い

単純

難しい

育児ノイローゼの主婦と、その友人で夫も自分も子供が嫌いなのに妊娠してしまい悩む女性のが手を取り合う話。

SNSで繋がってはいたけれど、一瞬誰だか判らないくらい久々に2人が再会して巻き起こっていくストーリー。

家庭のことを何もみていないしみようともしないクソダンナに、人の話しを聞かないし聞こうともしないクソダンナと、2人共なかなかな境遇ではあるけれど、育児ノイローゼとはいえ亜湖もかなり人格やばくないですか?

そして唯一まともそうだった郁美も…他にも電話に出れないシチュエーションなんかいくらでも作れると思うけど。

そしてそして言っていることの割にあまりにもセンスが無い行動からクライマックスに向かって行くけれど、義母さんあんたもそこに居てこれっぽっちも気にしてなかったですよね。

こういう人たちが実際にいるのはわかるけれど、しかも全員集合状態で、自分にはちょっとピンと来なさすぎてモヤモヤモヤモヤ…そして終盤急にみんな悟っちゃってどういうこと?

もうちょい登場人物、特にご婦人方の性格ぐらいはまともに描いてくれないと、同情心も生まれませんよということで、ちょっと勿体なさ過ぎた。

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Bacchus