「けっこうよかった」シサム 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうよかった
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アイヌと和人の交流を描く。合戦の場面が殺気に満ちていて緊張感がすごい。松前藩の奥さんがお歯黒をしている。アイヌの入れ墨も本格的だ。アイヌの男たちがひげぼうぼうで、みんな本当に伸ばしていそうだ。
主人公がアイヌの村に、みんな逃げろと言いに来たのに村長が急に「オレたちはここで不通に暮らしているだけだ」とピントのずれた演説を始める。なんだこれ?と思っていたら主人公は感涙する。こういった演説のようないい話をするのが定番なのだろうか。
アイヌものと言えば、どこかでヒグマが大暴れすると思ったら話で出てきただけだった。
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