「眉目秀麗だが、誰より殺気で負けてる孝二郎。 戦おうとするたび、弱!...」シサム こうたさんの映画レビュー(感想・評価)
眉目秀麗だが、誰より殺気で負けてる孝二郎。 戦おうとするたび、弱!...
眉目秀麗だが、誰より殺気で負けてる孝二郎。
戦おうとするたび、弱!で終わる。
富田靖子とサヘル・ローズしかこの時代に生きた人の凄みを感じられない。
夫と子供を殺され、嬲り者にされてなお、傷ついた隣人は助けずにいられないのは、アイヌの女の優しさなのか、物理的に男手を必要とする、北国の女のしたたかさなのか。
気の遠くなりそうな草の根運動で、アイヌの一助となればよしとするのは、孝二郎らしい落とし所だが、何の解決にもなっていない。
復習の連鎖を断ち切ろうにも、富田靖子の怨念だけは千年先も生き続けそう。
コメントする