「結局、アイヌの人たちはどうなっちゃたの」シサム ファランドルさんの映画レビュー(感想・評価)
結局、アイヌの人たちはどうなっちゃたの
アイヌと和人(松前藩など)との戦いに巻き込まれた、青年武士の物語り。
アイヌの生活・言葉などが丁寧に描かれ、まじめないい映画なのだが、戦いの結果アイヌの人たちがどうなったのか、全く説明もないまま終わってしまって、モヤモヤが残ってしまった。
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富樫正宗さんのコメント
2024年9月20日
史実に基づくと、あのコタンの人達はこの後、場所請負制のもとで強制労働に駆り出されることになっています。その状況はおよそ200年続きますが、津軽一統志という報告書(映画では主人公が書いたが、史実では津軽藩の隠密が作成したものとされる)が幕府の目に触れて、やがてアイヌの待遇改善へと繋がっていきます。
トミーさんのコメント
2024年9月18日
共感ありがとうございます。
確かにそうですね。この手の実録ものは、その後アイヌのコタンは・・とかテロップかナレーションで後日の事が説明される事が多いですが、今作の製作者は自分で調べろ! って感じなのかもしれませんね。