劇場公開日 2024年9月13日

  • 予告編を見る

「阿部寛主演の「結婚できない男」は、大いに笑わ🤣せてもらい、大好き❤...」シサム モッチさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5阿部寛主演の「結婚できない男」は、大いに笑わ🤣せてもらい、大好き❤...

2024年9月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

阿部寛主演の「結婚できない男」は、大いに笑わ🤣せてもらい、大好き❤️だった。

NHKの朝の連続テレビ小説は、普段あまり観ない。

たまたま観た「梅ちゃん先生」に、一瞬でハマり、最終回まで欠かさず観た。

私が惚れこんだ、2つの作品に共通していたのが、脚本家尾崎将也だった。

「シサム」を観に行った理由は、尾崎将也が脚本を担当していたからに、尽きる。

楽しみにして、観てきた。

映画は、「復讐をするために、蝦夷地に向かった武士の話」なので、どう考えても、「結婚できない男」のように、笑🤣える場面は無さそうだ。

その予想は見事に的中した。

2時間あまりの上映時間の中で、私が笑顔😃になった場面は、一度も存在しなかった。

尾崎将也の脚本なのに。

しかし、史実をもとにしたフィクションなので、とても勉強になった。

兄の仇討ちをするために、蝦夷地に乗り込んで来た孝二郎の目を通して、松前藩の所業、アイヌ(人間という意味)の苦しい状況、会津藩や幕府の動きなどを、映し出していた。

孝二郎が最後にはじめた活動は、すぐに効果を発揮することでは無かったが、諦めずに地道に続ける孝二郎の姿勢に、とても感動した。

シリアスな尾崎将也の脚本も良いと思った、「シサム」だった。

モッチ