サユリのレビュー・感想・評価
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命を濃く生きる
上映が終わりそうで、慌てて鑑賞。
試験中なのか、映画館は高校生がゾロゾロと。
結構エグいシーンが多い。これは小学生には見せられない。
ただ、言わんとすることには納得した。
怨霊に勝つには、命を濃くすること。しっかり食べて寝て体を鍛える。そして笑う。「怨霊」に全てのことが当てはまりそう。
それにしても、日本にもこんな力のある怨霊が出て来たんだと、その西洋化に驚き。
あと、家庭内の問題を見ないふりするのはやはり許せない。父親については言うまでもなく、1番の盾となるべき母親は、、、
原作コミックを購入しようと三省堂に寄ったが売り切れであった。
まずまずの満足感。根岸季衣の役者振り良かった。ああいうばあちゃんになりたいなあ。
人間(の生命力)っていいな〜
「前半はつまらないけど、後半は面白い」という評判を聞いて鑑賞したけど、自分は普通に前半も楽しめた。
結構テンポも良かったと思う。ビックリシーンも緩急が効いてて普通にビックリした。ただ『サユリ』を観ていて自分がちょっと気になった所が2つ。
お姉ちゃんに夜襲われたのに何でまたノコノコ追っていくんだよっていう末っ子の危機感の無さと、ラストで救出するシーンで使われたCGの出来がとんでもなく悪かったくらい。
お婆ちゃんが語った、「どんな人間も不幸を跨いで生きていくことはできない。それでも生きていく。何かあったら呼べよ、助けてやるから」うーん良い言葉で、良い育ての親だ。他にも爺ちゃんの「死ぬまで生きるんだから、楽しく生きていこう」っていう言葉もね、凄い分かりやすい簡単な言葉だけど、家族が亡くなってるのに笑顔で語るのは中々出来ない。良い親だったんだろうなぁってしみじみ思った。
人間の生命力の讃歌と感じられるような、そういった力強いメッセージが映画から迸っていて、観た後は元気はつらつ()になれる映画だなという感想。映画的にはB級感は最後まで抜けなかったけど、後半からの怒涛の物語の展開やメッセージ性が強く突き刺さって自分的にはめっちゃオモロかった。邦画ホラーでオススメの一作になった。
キャナルシティ博多9月1日10時40分
C列に座ってた学生が五月蝿かったわ~
夏休み最終日でテンション上がってるんだろうが、もう少し映画鑑賞マナーを学んで欲しい
特にC6,7,8特に8。落ち着きたまえ。
俺の隣りの席の人、怒りながら出て行ったぞ。
で、映画のサユリだが。
原作を読んでる俺からしたら、原作漫画を越える事は出来てなかったかな
漫画の方がホラーしてた
特にこの映画の特性上
前半部のホラー要素からの、後半部のあの落差を楽しむ内容だから、前半部を如何に怖くおどろおどろしくホラー表現するか。
だが、肝心のホラーを蔑ろにしてた印象を受けた。
子供の笑い声をワンパターンしか無いのに使い回しし過ぎ、映画の内容に集中できやせん
演出のパターンやバリエーションの手数をもっとふやして欲しいかな
55点!!
令和ホラーエンタメ感!
原作は未読です。
昔ながらのじめっと暗いテイストを残しつつのぶっ飛んだ「転」。
このスタイルが今のジャパニーズホラースタイルなんですかね。
転ぶ先は作品により様々ですが
「最近はこうだなぁ。」って感じました。
「え?どうゆうこと?」ってなる難解複雑な
作品も多い中こちらはストーリー自体は大変
起承転結ハッキリしててわかりやすかった。
怖い、可愛い、不気味、笑える、可哀想…
なんともアトラクション的な作品。
「黄竜の村」が近い感じだなと思いました。
個人的には「リング」「呪怨」あたりの
お風呂で背後が怖くなるガッチガッチ系の
ホラーでホラーハマったので最近の作品は
「んー……」となる事が多いですが、
この作品は「怖かったぁ!!!」とは
なりませんでしたが「なるほどな…」と
妙に納得した気持ちになりました。
前半は結構ガッチガッチなんですよね。
「何だ!こんなのちゃんと出来んじゃないか!」
と喜びを感じたのですが、あの前半ままの感じをENDまで飽きる事なく引っ張れるか…と考えると
それも「んー……」
その路線で「見たことある感じ…」「もうエエって…」感を払拭する作品を作るのはやはり
難しいだろうなとも思わずにいれませんでした。
が是非また突き抜けて怖い作品に出会えることを願います。
笑いたいけどスカッとしない
太極拳は無敵だ!
起承転結!!
映画の醍醐味が顕著に現れる。
霊とはこうやって戦うんですよ。
なんだB級ホラーか。うん?ホラーコメディか?ええ?ヒューマンコメディ?と…何やら展開が忙しくてついていくのに必死だけど、まったく退屈せずに面白かったです。いや~夏にやるホラー映画を楽しみにしているのですが、これはなんと王道的に霊とどうやって戦うか、というお話でした。ちょっと斬新で、今まで見たことのない方法だったので呆気にとられることの連続です。
前半と後半の変化が凄いところが見所なのですが、やっぱり怖いものは怖いし、えぐいし、悲しいし、打って変わって晴れ晴れしている部分もありました。あまりネタバレしたくないので、怖い、えぐい、が適度に大丈夫な方は…ぜひ劇場に見に行って欲しいとは思います。ホラー映画を観て元気になることは滅多にないと思います。こういう意気込みで生きる!!ってだいじですよね。もう最後はコントみたいでおかしくて仕方がなかった(笑)前半の演技力がもう少し高ければ満点でした。ぜひ気分転換にどうぞ♪
白石晃士の真骨頂を見た。家の間取りの面白さにも注目。
原作未読、予備知識もゼロで鑑賞。これは白石晃士が監督する為に生まれてきたような作品ではないか、と思ってしまう程の急展開とハイテンション。しかし、前半の丁寧に作られた完成度の高いホラーパートにも是非注目して欲しい。正直、普通にかなり怖いのだが、怖さを引き立たせているのは間違いなく家の間取りである。舞台となる一軒家が登場した瞬間、これは面白くなる。と確信した。山の斜面に沿って建てられた三階建の大きな物件で、室内は一階から三階まで吹き抜けになっている。ホラー作品の舞台としては何ともワクワクさせられる間取りであり、その不思議な構造を存分に活かし切った白石監督の手腕に称賛を送りたい。急展開する後半パートは言わずもがな、泣けて笑える。ホラー映画というのは映画におけるあらゆる要素を内包出来る懐の深いジャンルだと改めて確信した。大満足です。
内をよく、外をよく、命を濃く
斬新なホラー映画
ホラーと思って観ないほうが良い
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