サユリのレビュー・感想・評価
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お婆ちゃんかっこいい!
原作漫画は未読。
覚醒したおばあちゃんがカッコよかった。日本的ホラーと派手なグロさのバランスが良くて程よく怖いところはよかった。
ただ終盤、突如チープなCG表現が出てきて残念だった。サユリと触手?が画面上浮いててここまで観てこれかーって感じだった。のりおがヒロインを助けるところも何言ってんの?って一気に白けてしまった。終盤がそれなので結局のところ面白くなかったかも…で終わってしまった。もう観ることはないかな。
サユリの復讐劇でもあった
映画で加えられた児童性被害者としてのサユリの設定について賛否があるようなので、自分の見解をレビューさせていただきます。
まず女性は自分が不遇であっても無差別に無関係の他人を攻撃することが男性に比べてあまりない、という事実(無差別殺人犯の少なさ)を踏まえると色んなホラー映画の女性の霊が次々と理不尽に人を不幸にしていく設定に違和感を感じることが多かったです。
しかし今回身内からの性虐待からの引きこもり、家庭崩壊という要素が加えられたことで悲しさと悔しさから幸せそうな家庭を壊してしまいたくなったという動機がより明確になったと思います。
父親に「きれいだ」と褒められた髪を忌まわしく思って短く切ってしまったり、自分を魅力的な見た目ではなくすることで身を守ろうとする行動は実際の性被害者にもよくあることで生々しさを感じました。
サユリに同情できる要素はいらない、そのせいで復讐劇の爽快感が無くなった、という意見もありますが、ばあちゃんはキリを父親の股間に突き刺し、サユリはお尻からバールを刺して殺しました。
これは多くの性被害者が加害者にしてやりたいと思っていることで、それを表現することでこの映画はサユリの復讐劇も描いたのです。
それを爽快と感じられるかどうかは人によるとは思いますが。
見ないふりをしていた母親を殺せなかったのは何故か、という意見には、母親もまたモラルのない父親の被害者であり抵抗できなかったと考えれば納得できます(そういう描写はないですが)
もしかしたら妹だけでも守ろうとしていたのかもしれない。
だとしたら妹はサユリの性虐待を知らぬまま育ち、醜い引きこもりの姉を疎ましく思うのに母親はその姉のことばかり気にかけていて気に食わない、などの理由でサユリに冷たい言葉を投げかけていたのかもしれない。
守られているのにそうやって自分をなじる妹がサユリは憎かったし羨ましかったのかもしれないな、と思いました。
なんて、映画オリジナル要素で色々と考察できるストーリーと演出でした。
何が1番怖いって、現実の19歳以下の性被害の加害者の1/4が家族、親族なんですよ。
つまりそこまで特別な設定じゃないんです。
サユリを生み出しそうな生きてる人間が1番怖い。
おばあちゃんかっこいい
子供向けかな
良い良い!楽しかったー! 前半はホントに怖すぎて。邦画のホラーって...
おばあちゃん面白いし強い笑
ホラー映画観たいなと思い鑑賞!
神木家は、夢のマイホームへと引っ越してきた
父親の昭雄が郊外にある中古の一軒家を購入したのだ
高校に通う快活な長女・径子は自室を持てることを喜び、中学3年の長男・則雄はバルコニーからの景色を眺め、新生活にワクワクした
が、小学5年生で怖がりの弟・俊だけは何かを感じ、不安な気持ちだった
別居していた祖父母、章造と春枝も一緒に暮らすことになったのだが、春枝は認知症が進んでおり、引っ越し早々、径子とその母親の正子を間違えたり、ひたすらある一点を見つめ続けてしまったり
則雄は学校で隣のクラスの女生徒、初対面の住田に突如「気をつけて」と話しかけられ困惑する
住田には霊感があるようだ
すると理不尽な出来事が神木家を襲っていく
弟思いの径子が俊に暴力を振るい、翌日には父の昭雄が死んだ
連鎖するように、祖父の章造も──
しばらく登校しない則雄を心配した住田が訪れ、忠告した
「あの家、早く出て行って! 出ていかないとみんな……」
彼女の言葉通りに家では則雄の目の前で、弟、姉、母親が次々と怪死を遂げてゆく
追い詰められ、テーブルの下に隠れるも怯えたままパニック状態の則雄
すると、不気味な笑い声とともに、謎の少女が近づいてきた
そこに現れ、救ってくれたのはすっかりボケていたはずの、春枝ばあちゃんであった
「夢じゃなかったか。すっかり目が覚めてしまったわい。みんな死んだんか?」
「なんやチラチラ見えとったアレが、全部やりおったか?」
そして意気消沈した則雄に発破をかけ、ばあちゃんは「残されたワシらに何ができる?」と問い、さらにこう雄叫びを上げたのだ
「いいか。ワシら二人で、さっきのアレを、地獄送りにしてやるんじゃ! 復讐じゃあ!!!!」
というのがあらすじ!
最初はホラーだったけど後半は違う気がしました笑
もはやギャグでしたね笑
なんせおばあちゃんが…笑
家族がどんどん退場していくのはびっくり…
そして認知症かと思ったらいきなり覚醒しだすし家族ごと拉致してくるしおばあちゃんが主人公かと思うぐらい笑
しかもサユリの家族を拷問するし…
おばあちゃんが太極拳使って戦うのは面白かった!
ほんと無双してた!笑
サユリに気持ちに負けないように元気はつらつ!…まんまんと何度も叫ぶのはほんと吹いた🤣
あと幽霊相手にやり返すのは斬新でしたね!
今までの映画はやられてばっかりですからねー
則雄が住田を助けるときもいろいろ言っててここも面白すぎた!
サユリの過去はめちゃくちゃかわいそうでしたね
しかも最後は家族みんなから…
出てくるわけだよ
最後は海辺でまたおばあちゃんが正気に戻った時は笑ってしまった…笑
この映画は斬新で面白かったです!
幽霊に復讐するとは思わなかったですね笑
特に2人になってから面白すぎました😊
面白い映画をありがとうございました!
ホラーコメディ
婆ちゃん最強‼️
先日鑑賞‼️、ホラーの要素満載を期待してたからある意味裏切られたけど良い意味での裏切りなので良かったです😁。
原作は未読です。
前半はホラー要素はありましたがちょい見た目にくるぐらいでの感じ、後半は別物映画か❓と感じるぐらいに雰囲気変わった感じがして笑えるシーンもありちょい拍子抜け。
ポスターからはめっちゃ怖い要素あるって感じたけど蓋を開けたらこれかいってツッコミたくなった(笑)。
でも婆ちゃんの言ってる事は他の作品でもあったが頷ける😁、笑いは病も治せる言わば魔法みたいな効果あると私も思っているので、怖かったら笑いに変えれるように私も考えれたら良いな…💧。
役者さんは知らない方ばかりでお父さんと祖父さんがわかるぐらいかな🤔、若い方が多いからちょいセリフに違和感もあれどこれからの活躍に期待ですね😊。
サユリはどちらのversionも怖い感じでさなちゃん同等レベルか以上かも☝️。
幽霊のバックボーンがノイズ
予告で「祓って済ませるつもりはねェ!」「地獄送りじゃ!」と言っていたので期待して観に行ったら祓って済ませて地獄には送りませんでした。
幽霊に重すぎるバックボーンをつけてしまったせいで地獄に送ってスッキリというわけにいかなくなってしまったのかなぁ。
このバックボーンが映画で何度か出てくる下ネタとの食い合わせが悪く、この幽霊を「好きな子とヤリたい」という生命力で倒すという展開にもモヤモヤしました。
幽霊の過去にあったことをちょっと軽々しく扱い過ぎというか、このバックボーンを扱うのであればもうちょっと慎重に考えるべきだったんじゃないかなと思います。
ばあちゃん覚醒!命を濃く!
ホラーは苦手なのですが、あまりのレビュー評価の高さに誘われて、勇気を振り絞って遅ればせながら鑑賞してきました。公開から1週間が経つというのにまあまあの客入りで、その期待に応えるおもしろさでした。高評価にも納得です。
ストーリーは、中古ながら念願のマイホームを手に入れた7人家族の神木家が、引っ越し直後から不穏を感じる中、家族が一人また一人と謎の死を遂げ、生き残った長男・則雄と祖母・春枝は、この家に取り憑く悪霊・サユリが原因だと突き止め、対峙していくというもの。
冒頭からこの家に取り憑く呪いの正体をチラ見せして、そこから年月が過ぎ、新たな住人を迎えて引き起こされる惨劇が描かれる…と、ここまではよくあるパターンのホラー。特に集客力のある俳優を起用しているわけでもなく、映像や演出に特筆すべきものがあるわけでもありません。
しかし、家族5人を亡くし、生き残った則雄とばあちゃんの二人だけになったところで、ばあちゃんの突然の覚醒!重い認知症だったはずなのに、覚醒ばあちゃんがファンキーに無双し、孫を鍛え上げる姿が秀逸です。ここに“スポ根ファンキーホラー”という新ジャンル爆誕といった風情です。その後も、悪霊サユリを上回るような覚醒ばあちゃんの暴れっぷりに、むしろこっちを祓ったほうがいいのではないかとさえ思えてきます。
また、則雄が友達・住田に寄せる淡い恋心もエッセンスとして、命を濃く生きることに繋げているのも悪くないです。ちょっと下品ではありますが、この世代の男子らしい雰囲気を感じます。ラストは、冒頭シーンへ戻りながらサユリの謎に迫る伏線回収で収まりもよく、家族の絆と強く生きることの大切さを感じさせ、鑑賞後の後味も爽やかです。
ただ、ラストバトルでのチープなVFXだけはちょっと萎えます。ばあちゃんに激しいアクションシーンを演じさせることができなかったためかもしれませんが、教えを受けた則雄が住田のために無我夢中で戦えばよかったのではと思ってしまいました。
主演は南出凌嘉くんで、サユリにビビる感じがよかったです。脇を固めるのは、根岸季衣さん、近藤華さん、梶原善さん、占部房子さん、きたろうさんら。中でも、本作最大の立役者である根岸季衣さんの演技が秀逸です。あと、ドラマ「ばらかもん」以来注目している近藤華さんが見られたものよかったです。
陳腐で悪趣味な映画
事前情報無しで、ふらっと立ち寄った映画館で観てきました。
まず、邦画はつまらないことが多いので、あまり期待せずに見ましたが、その低いハードルを大きく下回る特級クソ映画です。
細かいシーンでクスっと笑える箇所は多少ありましたが、
基本的には呆れ笑いの連続、中盤から後半は呆れを通り越して不快でした。
鑑賞後、あまりにも酷かったので、原作も読みました。
結果、原作にない子供に対する加虐要素が不快なシーンや展開につながっていることが分かりました。
何故こんなことをしたのか理解に苦しみます。
大きく分けて前半パートは呪怨、後半はベスト・キッドです。
呪怨パートではよくある急に大きな音で驚かせる陳腐な演出の連続、
家族が高い所から落ちたり、ケガをしているのにすぐ救急車を呼ばない、
邦画でありがちな絶叫で誤魔化すシーン等、
挙げたらキリがないほどの幼稚なシーンの連続です。
後半ベスト・キッドパートでは、理由もなく何故か痴呆のBBAが正気に戻り、太極拳の達人として主人公の孫を鍛えますが、鍛えている約一か月間、何故か怨霊は待ってくれています。
そして、鍛え終わっても見た目に何の変化もないガリガリ高校生の主人公。
「祓って済ませるつもりはねぇ、地獄送りにしてやるんじゃ」と、
大見得を切っていたBBAも結局最後には日和ってしまいます。
途中でBBAがさゆり家族を拉致してきた時には、これでBBAがさゆり家族を皆殺しにして、さゆりもろとも地獄へ道連れエンドなら、まぁ多少は納得出来るかとも思っていたのですが、まさかのさゆり母(加害者)の「ゴメンネ、アイシテル」で成仏してしまうさゆり。
自分の夫が、小学生くらいの娘をレイプしているのを黙認していた上に、家族で協力して殺害した娘に対して、何を今更、どの口が言ってんだと思いました。
これは決して謝って済む問題ではないと思います。
あそこはBBAが「謝って済むかぁ~!」と叫びながらさゆり母を撲殺し、さゆりと共に地獄へ落ちるべきシーンだと思いました。
最低でも、さゆりに殺させて恨みを晴らした上で成仏という流れにしなければ理屈が合いません。
原作では性的虐待要素自体が無いため、生前のさゆりの問題行動へのさゆり家族の対応にある一定程度の理解は可能ですが、映画バージョンでは100%さゆりが被害者という立場上、さゆり家族に対して全く同情の余地がありません。
特に、レイプされたくないから自分で髪を切り、引きこもり、お菓子を大量に食べ太るという選択をしたサユリに対し、「お願い、もとの家族にもどろう」などと見当違いのとち狂ったことを言う母親は殺されなければ理屈に合わないと感じました。
さらに、さゆりが狂った経緯を知ったからか、家族五人を殺されているBBA&主人公の孫もトーンダウンしてしまい、どっちらけの空気でエンディングということになります。
映画オリジナル要素の、子ども(弟)の顔面を柱に打ち付けたり、階段から突き落としたり、三階から落として殺すシーンは見ていてとても不快でした。
原作では無かった、子供時代のさゆりへの性的虐待シーンも不必要に長く、作中一番不快な部分です。
とても趣味の悪い、反吐が出るような映画でした。
サービス満点のフルコース・ホラー(婆ちゃん覚醒‼️)
怖くてエグくて面白い。
怖くて、しかも面白いって言えるホラー映画は、
「ビートルジュース」以来かもしれないです。
(ぶっ飛んでる意味で・・・)
フルコース?
殺人鬼、幽霊、オカルトなどの要素に加え、
恐怖とスプラッターが仲良く同居している。
「見える霊」と「見えない霊」
「ミンナのウタ」のじわじわ・・・としのびよる恐怖より、
分かりやすく、パワフルさや動きの賑やかさが、
全く退屈しないし、飽きないし、笑って泣ける。
内容は、
前→中→後編の三部構成になっている感じで、
それにエピローグが少しくっ付いています。
①神木家の惨劇
アパートから戸建中古物件に引っ越した家族7人の内、
な・なんと5人が2ヶ月足らずで不審死を遂げる。
どうも家に「サユリ」と言う名の少女の霊が
長年棲み着いているようだ。
②婆ちゃん(根岸季枝)覚醒‼️
生き残った2人は祖母の婆ちゃんと孫の則夫だけです。
婆ちゃんはそれまで、半分呆けていたのに、家族の死と共に
復活・覚醒して生き残った則夫(南出凌嘉=中3)と共に
サユリの霊に真っ向から戦いを挑みます。
《根岸季枝の怪演はROCKだ‼️ブルースだ!!》
ハイテンションにカリスマ性と根性・生命力。
動きが太極拳交えて、兎に角、笑える。
主演・根岸季枝・・・そう言っても過言ではありません。
③サユリの生い立ち、
サユリは如何にして家に憑依する霊となったか?
これが結構泣ける・・・
元々、神木家の引っ越して来た3階建ての洋館に住んでいた4人家族。
父親が美少女サユリを溺愛する。
それが度を越していた。
父親の虐待を避けてせ部屋に閉じこもり出して10数年・・
サユリは巨大化した巨体になり、暴力をふるうようになる。
持て余しはじめた、両親と姉はサユリを殺して庭に埋めた。
★★エピローグ。
書きませんが、
ラストの締めくくりとしてカタルシスがありますね。
BGMも凝っています。
石塚徹他作曲の「サユリ」オリジナルサウンドトラックも発売。
「ラジオ体操」のアレンジ曲や、
ベートーベンのピアノソナタ「悲愴」などのクラシックも。
ユーモアと重量感とコミカルに満足感高かったです。
喜怒哀楽の心をあっちこっちに揺さぶられる
元気ハツラツ〜
「死」に濃く彩られた呪われた家ホラーの前半から、「生」を濃くする師弟リベンジカンフーな二幕の後半を経て、サユリの凄惨な過去が明かされ、お馴染みの触手対決となる第三幕と、思いもよらぬ展開が楽しい快作。
「化け物よりもおぞましいのは権力勾配を利用して理不尽に欲望を果たす人間」「家父長制や男権社会に抗うために化け物にならざるを得なかった女性」という近年の白石作品に通底するテーマが、エンタテインメントに昇華されて表現されていた。
「幸せな家族」を取り繕うために実父によるサユリへのレイプを見なかった事にし、悲劇を招いた九条家の母と、「幸せだった家族」や父の思いに執着して逃げ出す事ができず、破滅に至った神木家の母という対比も良かった。
大人のくせに実父からの性暴力を見て見ぬふりをしてた母の罪は子供だった妹より全然重いのではとか、性暴力被害者であるサユリにあのキーワードは、知らぬこととは言えどうなのかとか、いろいろもやるところはあり。
軽快な特訓描写や、自分も含めニコニコ楽しそうに帰る観客たちからは2022年の『ブラックフォン』も連想。
「面白い」というより「面白がる」映画
当然観る作品は自分で選んでるワケだけど、その度に「やっぱりホラーは苦手だな」と思っていたりする。
「こわい!」「びっくりした!」「気持ちワル!」全部私にはストレスだ。
でも、映画好き達がこぞって話題にしてるなら、食わず嫌いで置いていかれるワケにはいかない。
私がホラーを観るのはその程度の理由なので、私のレビューや評価など、気にせずすっ飛ばして頂きたい。
ここはあくまで年老いた私の備忘録の場なので。
で、この『サユリ』である。
もちろん原作も知らない(観終わってから「ハイスコアガール」の作者だと知った)し、予備知識もほぼナシで劇場に乗り込んだ。
んんんと。
これは、ホラー…なんですよね?
まあジャンルなんてどうでもいいんだけど、観る側の心構えとしては中盤までホラーで入るんだけど、その後はエラいことになっていく。
そもそも家族が登場した辺りの芝居のやり取りから「ははぁん、これは怪しいな」となる。
原作通りなのかも知れないが、あんな話し方をする老人は(コミックやアニメにしか)存在しないし、痴呆っぽい演技もおかしい。お父さんのセリフの全てが空々しく現実感がない。
だから「別のリアルが存在するんだな」と思っていると、このイカれた話が走り出す。
婆さん最強かよ!
太極拳で戦うって!
物語的な「裏切り」「肩透かし」「そっちかい!」「なんでやねん」で進んでいくオカルト系残酷コント。
だから観客はしっかり心の中でツッコミながら観ていくのが正しい気がする。
「面白い」映画というよりは、こちらから「面白がる」映画。
それなのにサユリの過去は、結局「笑っちゃいけないヤツ」なワケだし、子供にも容赦ない暴力シーンとかもドキッとする。そういう意味で、ホラーに対して受け身で積極性に欠ける私には、うまくこのノリにライドできなかった。
前述したとおり、私の様な「ホラー弱者」や「器用に展開に気持ちを合わせられない人」が観るには、ちょっと厳しいのかも知れない。
🅑🅑🅐「命を濃くしろ」!!!
特に思い入れもないまま、為すすべもなく家族がやられていくので序盤は微妙に感じましたが、中盤のBBA覚醒からはギャグを交えつつも、BBAのキャラが激熱なため楽しめました。個人的には玄海師匠やビスケが実在化した感じ?で、根岸さんはフュリオサより遥かに激熱でした。「気を強く持て」ではなくて、「命を濃くしろ」と言うのが特に印象的で、鑑賞後も死んだように生きている現実に何か活かせる気がしました。打撃音等がでかすぎて何か笑えました。祈祷師が関暁夫みたいで胡散臭かったですが、家にすら入れず笑えました。現在と過去で家の中の色味が違って、映画のサイレントヒル1作目みたい(触手攻撃もありますしね)で良かったです。BBA以外のキャラクターは、まあぶっちゃけ普通だと思いますが(失礼)、根岸さんが米アカデミー助演女優賞なのは、もう間違いないと思います。「貞子VS伽椰子VS根岸」や「八尺様VS根岸」(リゾートバイト)、「根岸@羽生蛇村」(サイレン)等も観たいです。
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