サユリのレビュー・感想・評価
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心の弱さを見せるな!
原作はもちろん未読です。
「ラストマイル」が見たかったのだけど、娘に誘われたので、あらすじも読まずに見る羽目に(笑)
けれどなんの予備知識もない方が、この映画は面白く見れるような気がします。
前半と後半は、本当に同じ映画なのか?というくらいにガラッと変わるので、びっくりです。
前半の家族が殺されていく過程は、まさしく正統なホラーです。
かなりの早さで殺されていくので、この後どのような展開になるのか予想が立たなかったくらいです。
呪われて終わりなのか?呪いの謎が解けてホッとするのか?
と思っていたら、後半はまるでコメディです。
この展開は今ままでのホラーにはないです。
斬新です!こういうのもアリかなと思いましたね。
結構楽しく見られました😊
B級ホラーですが、なかなか面白かったですね。
感想は「霊は弱みを見せると取り憑かれる」という事です。
心を強く持って、明るく生きること。
これは生きてる人間にも言える事で、弱い時には、占いとか、宗教とか、詐欺とか、怪しい人達が寄ってきて、沈んでる心に入り込んできてコントロールされてしまいます。
霊も人間も同じだわ(笑)
毎日笑って生きていこう❗️
それにしても1番許せないのは、サユリの父親です。
気持ち悪くて、クズすぎて最悪でした。
サユリは家族だけを憎めばいいような気もしますが、そこは霊が不器用なところなのかもしれないです。
可愛いまま育ったサユリを見てみたかった。
元気が出た
・ホラー物かぁという気持ちで観ていたら、それだけではない一作で驚いた。ボケてたおばあちゃんが覚醒して則夫に元気になったら怨霊には負けない!と鼓舞する姿が凄く良かった。呼んだ祈祷師も突っ返したり、サユリの家族を拉致って来たり、むちゃくちゃすぎて面白かった。特に不安に付け込んでくるんだから飯食ってトレーニングして跳ね返せ!っておばあちゃんの発想と、その通りにしてたらサユリが出なかったりしたのがとても良かった。
・ラストに家族の力という演出で顔が見えないっていうのと力になってくれてたんだっていうのと、おばあちゃんが元に戻ったのが実際にはどちらもあり得ない気がするけど妙にリアリティが感じられて良かった。すみだとやりたーいっていうセリフがラストのフラグなのも良かった。
・サユリがひきこもった原因が家庭内の性的暴行?で苦しかったけれど、他のキャラクターや家、町の雰囲気も合ってて良かった。
ホラーなのかコメディなのか
前半ホラー、後半からコメディ
おばあさんのほうが何か取りついた人に見えた。あの変わりようは怖い。
なぜあそこまで家にこだわって出ていかないの?とは思った。
しかも最後あそこまで死人が複数出た後で家を売却するんなら、その前にささっと引っ越して売却しとけばいいんでは、と思うが。
持ち家にこだわる日本人だからかどうかは知らないが、あそこまで怨念あっても霊は家から動けないのか…。
原作既読だけど…
途中までは面白かったし、映像化が難しい場面とかの変更があるのは理解できる。
でもお婆さんの謎の太極拳推しでの尺稼ぎは見ててダルかったし、あまりにもお婆さんがファンキーすぎて解釈違いかなと思いました。
普通の怒ったら怖いばあちゃんで良かったのにファンキーにする必要があったのかなと。
しかもサユリに悲しい過去が…いや、悲惨すぎるやろと。普通の家族が思春期を拗らせた娘を〆ちゃって怨霊になったからこそサユリはその家族を憎みながらも愛していたのに、母以外は憎しみのみで自分の手で復讐果たしちゃうんだもの。もはや別物やないかい。
面白いシーンもあったし、最後以外は割と楽しめたので☆なしでは無いけど、最後が最悪すぎて悲しかった。映画館で観て損した。
大好きな映画
予告編に惹かれて見ました。
ちゃんと怖くて、めちゃくちゃおもしろい。
レイトショーでしたが後半は眠気吹っ飛んで興奮しながら見てました。
前半からダラダラしなくてテンポも良い。
家族が半壊になったのは悲しかったが、モヤモヤせずにスッキリ終わった。見た後の爽快感が素晴らしい。
「命を濃くする。」良い言葉。
「元気ハツラツおま◯こまんまん」も言いたい。
オカルト好きとしては、命を濃くして、霊に対して復讐させるというのは実際に除霊で使えそうな気がした。
後半の展開に忘れがちだがお姉ちゃんが階段で佇むシーンは思い出すと怖い。
以前、映画「来る」を見てからそういった映画がまた見たいなと思ってた自分にどストレートに突き刺さりました。
あと、住田可愛い。
まあまあ怖く、そして痛快!
怖いシーンでは、画面を見ながら何度もビクッとさせられました。 まさか生きる力を与えてくれるホラー映画なるものが存在するなんて、思いもしませんでした!
キャナルシティ博多9月1日10時40分
C列に座ってた学生が五月蝿かったわ~ 夏休み最終日でテンション上がってるんだろうが、もう少し映画鑑賞マナーを学んで欲しい 特にC6,7,8特に8。落ち着きたまえ。 俺の隣りの席の人、怒りながら出て行ったぞ。 で、映画のサユリだが。 原作を読んでる俺からしたら、原作漫画を越える事は出来てなかったかな 漫画の方がホラーしてた 特にこの映画の特性上 前半部のホラー要素からの、後半部のあの落差を楽しむ内容だから、前半部を如何に怖くおどろおどろしくホラー表現するか。 だが、肝心のホラーを蔑ろにしてた印象を受けた。 子供の笑い声をワンパターンしか無いのに使い回しし過ぎ、映画の内容に集中できやせん 演出のパターンやバリエーションの手数をもっとふやして欲しいかな 55点!!
令和ホラーエンタメ感!
原作は未読です。 昔ながらのじめっと暗いテイストを残しつつのぶっ飛んだ「転」。 このスタイルが今のジャパニーズホラースタイルなんですかね。 転ぶ先は作品により様々ですが 「最近はこうだなぁ。」って感じました。 「え?どうゆうこと?」ってなる難解複雑な 作品も多い中こちらはストーリー自体は大変 起承転結ハッキリしててわかりやすかった。 怖い、可愛い、不気味、笑える、可哀想… なんともアトラクション的な作品。 「黄竜の村」が近い感じだなと思いました。 個人的には「リング」「呪怨」あたりの お風呂で背後が怖くなるガッチガッチ系の ホラーでホラーハマったので最近の作品は 「んー……」となる事が多いですが、 この作品は「怖かったぁ!!!」とは なりませんでしたが「なるほどな…」と 妙に納得した気持ちになりました。 前半は結構ガッチガッチなんですよね。 「何だ!こんなのちゃんと出来んじゃないか!」 と喜びを感じたのですが、あの前半ままの感じをENDまで飽きる事なく引っ張れるか…と考えると それも「んー……」 その路線で「見たことある感じ…」「もうエエって…」感を払拭する作品を作るのはやはり 難しいだろうなとも思わずにいれませんでした。 が是非また突き抜けて怖い作品に出会えることを願います。
笑いたいけどスカッとしない
前半わりと正統派なホラー(怖さもまずまず)を見せておいてからの、後半のロックな復讐! 既存作とは全く違う意味で「生きてる人間が一番怖い」映画でした。 ただ、後半のアップテンポにゲラゲラ笑うには、サユリの過去があまりに悲しくて。 回想始まってからは笑うに笑えず、テンションがものすごく中途半端になりました。 あのノリで行くなら、同情の余地がカケラもない悪霊の方が良かったなぁ… まぁでも、ツイストのきいた展開、俳優陣の好演、ホラー演出の手堅さで、かなり楽しめる一本でした。
太極拳は無敵だ!
原作未読 序盤はお馴染みJホラー ばあちゃんが正気を取り戻してからが本番。 サイケな太極拳ばあちゃん対サユリの図式へ なんかタランティーノが大爆笑しながら絶賛しそうな映画 途中に出てきた霊媒師の龍玄さん、白石監督で龍玄というと「カルト」を思い出すけど、もし龍玄さんがサユリを祓おうとして失敗してたらNEO様との対決が見れた世界線もあったのだろうか?
ジャンル詐欺するタイプの白石監督のほう
途中で真ババア無双に変遷するならそう言ってよ…
しかも終盤とかじゃなくてかなりしっかり真ん中のほうの中盤で変わるじゃん。
その割合じゃあもうホラー・アクションコメディって紹介しなきゃ「この白石じゃない方見に来たんだが」って観客が沸くよ。
しかも全然シームレスじゃなく「覚醒したわ」って言った通りそのシーンからいきなり無双パー卜入るじゃん。
のりおもついでに無双パートいっちゃったじゃん。
良いけどね、私は。
全然好き。
まああえて言うなら、
どうせババア無双に振り切るならパパが死んだ辺りで切り替わってほしかったですね。
何を悠長に孫残り1人になるまで寝てんねん。
しゅんくんがキーパーソンかと思ってたら、お姉ちゃんほど怖がらせるところもなく苦しむこともなく死ぬじゃん。
助けられたわよね、おじいちゃん以降の人たちはね。
一応ホラー要素も入れとかないと…そっちの方見に来た人に怒られるかな…程度の気持ちでポイポイ殺しましたよね?
そういうの良くないと思いますよ。知らんけど。
最後のサユリを家族が連れてくシーンも、「次は俺達が直接復讐する番じゃあ…」にしか見えませんわよ。
バックボーン可哀想すぎたけど、通り魔が親から虐待されてたからって身内殺されたら許せないでしょ?ね?
少なくともママだけは後ろから刺すくらいの気持ちでいてほしいですわね。
起承転結!!
終わり方がモヤッとしない良いホラーでした。 順番はどうでも良いけれど、 なぜ、こうなって、ああなったのか。 連鎖がきちんとこの映画だけで 終わっているのがとても良い。 ホラーは苦手だけれど映画館で観てよかった。 笑い声は怖かったけれど…
映画の醍醐味が顕著に現れる。
単純に面白かった。 ホラー映画を観て、元気になる作品は稀だ。 ババァの演技力、そして、ババァの存在感が印象的な作品。 もう一度、見ようとは思わないが、 誰かとなら、観たいと思う傑作。 例えるなら、…… 特にうまい例えは思い浮かばないが…。 ホラー映画にたいして、 ホラーを観ない人は違った印象を発見する作品だ。
霊とはこうやって戦うんですよ。
なんだB級ホラーか。うん?ホラーコメディか?ええ?ヒューマンコメディ?と…何やら展開が忙しくてついていくのに必死だけど、まったく退屈せずに面白かったです。いや~夏にやるホラー映画を楽しみにしているのですが、これはなんと王道的に霊とどうやって戦うか、というお話でした。ちょっと斬新で、今まで見たことのない方法だったので呆気にとられることの連続です。 前半と後半の変化が凄いところが見所なのですが、やっぱり怖いものは怖いし、えぐいし、悲しいし、打って変わって晴れ晴れしている部分もありました。あまりネタバレしたくないので、怖い、えぐい、が適度に大丈夫な方は…ぜひ劇場に見に行って欲しいとは思います。ホラー映画を観て元気になることは滅多にないと思います。こういう意気込みで生きる!!ってだいじですよね。もう最後はコントみたいでおかしくて仕方がなかった(笑)前半の演技力がもう少し高ければ満点でした。ぜひ気分転換にどうぞ♪
白石晃士の真骨頂を見た。家の間取りの面白さにも注目。
原作未読、予備知識もゼロで鑑賞。これは白石晃士が監督する為に生まれてきたような作品ではないか、と思ってしまう程の急展開とハイテンション。しかし、前半の丁寧に作られた完成度の高いホラーパートにも是非注目して欲しい。正直、普通にかなり怖いのだが、怖さを引き立たせているのは間違いなく家の間取りである。舞台となる一軒家が登場した瞬間、これは面白くなる。と確信した。山の斜面に沿って建てられた三階建の大きな物件で、室内は一階から三階まで吹き抜けになっている。ホラー作品の舞台としては何ともワクワクさせられる間取りであり、その不思議な構造を存分に活かし切った白石監督の手腕に称賛を送りたい。急展開する後半パートは言わずもがな、泣けて笑える。ホラー映画というのは映画におけるあらゆる要素を内包出来る懐の深いジャンルだと改めて確信した。大満足です。
内をよく、外をよく、命を濃く
ある家に移り住んだことから謎の怪奇現象に見舞われ、遂には家族の命を奪われ、残るは認知症のおばあちゃんと2人きりになった男子学生のお話。 ホラーにはよくある展開から始まる今作。 前半はやや強度のあるジャパニーズホラーかなと思いきや、物語は途中から急にハンドルを切るようにその毛色を変える。 キーは認知症持ちのおばあちゃん。 原作の押切先生作品に見られる"怒りをパワーに変えてブチかます"スタイルは健全で、ファンとしてはかなり納得できる作品になってるかと。 エンドロールに流れる不思議な余韻は印象的で、なんだか家族のあり方を考えさせられるようなものがあった。
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