サユリのレビュー・感想・評価
全246件中、201~220件目を表示
やった押切!
押切先生の作品はほとんど見ています。
今回はサユリ。漫画原作の映画はすごく面白いか駄作かの天秤が激しい中、今回は面白いに軍配。
90%原作道理に色をつけてのストーリーは良かった。
あのお◯コマンマンとばーさんの覚醒スタイルは誰がかんがえたのでしょうか?
押切ワールドにピッタリです。そして太極拳も。
個人的には、ストーリーの肉付けは素晴らしいかったのですがもっとシリアスにしてほしかったかな?。
……ミスミソウは、原作は見ていますが、映画を見ていないので、早速レンタルしようと思います。
押切さんの作品は面白いです。が、特に、でろでろのオムニバス実写盤、あと、ゆうやみ特攻隊のアニメ盤(これは今、高評価になると思う。)を見てみたいなー。
でも押切、だいぶ太ったな!
前半と後半の温度差で風邪をひくかと思いました
飯を喰え!!
押切蓮介氏のホラーは素晴らしく冴えていて大好きな作品。マジ怖い。
ホラーとギャグは紙一重との理念が合致していてそのギャップが激しくホラー色もその分、一層増す。
うまい。
確か今はホラーは描かないと記事を読んだ様な…惜しい。
「サユリ」もそんな作品だ。
まさかまさかの一発勝負ネタ。
新しく中古の一軒家に越してきた一家。
父、母、祖父、祖母、姉、兄、弟の7人家族。
大張り切りの父は真っ先に大きなダイニングテーブルを運び込み一家7人で食卓を囲む。
家族全員で仲良く食卓を囲むのって幸せの象徴だと思う。
新しい生活がウキウキで始まるが、祖母は虚空を怪訝な顔で見つめるもすでにボケているので家族は気にしない。
そして弟も不穏な空気を感じる。
もう、初日でおかしい。
最初に異変が起こるのは姉。
その姉の異常行動から連鎖的に家族がボッコボッコ死んでしまう。
7人で卓を賑わいをみせていたダイニングテーブルが歯抜け状態になり隣室には遺影が。対比したつくりがよい。
1番かわいそうなのがちびっこの弟。
この子のやられ方はなかなかの衝撃映像ではないか…と思う。
祖父、父、母、姉、弟
速攻で家族を失ったノリオ。
特に、弟→姉→母の亡くなり方がコンボで一気に亡くなりその様は一様に壮絶である。それを間近でみたノリオは泣くどころではなくもはや恐怖。
心中お察しします。
こっからが大勝負。
「すっかり目が覚めてしまったわぃ!!!!!」
「復讐じゃあ!!!」
え?!
ボケて夢の中にいたばあちゃんの復活である。
ノリオびっくり。
もともとボケる前はすぐキレて太極拳をやらされ、怖いばあちゃんだった事が序盤に語られるが、目が覚めたおばあちゃんは加えて激おこである。
祓うなんて生優しいもんじゃすまない!復讐じゃあ!!地獄へ落としてやる!!!
服装も原色バッキバキのタバコスッパスパ。
若さマシマシのキレッキレ。
ばあちゃんかっこよすぎやろ。
死者より生者の方が強い!!
ばあちゃんはスパルタでノリオによく食べ、よく眠り、体を動かし、部屋を清潔に保てと叱咤する。
ノリオに太極拳を教え、魂を強くする様に厳しく指導していく。なんかベストキッド思い出した。
確かに、ばあちゃんのいうことは正しいんだよね。
これが人間のある姿。どれかが欠けてもどこかで魂の量は少なくなると思う。
あー、帰ったら部屋を掃除しよう…と観ながら我が身を振り返る。
少しずつ強くなっていくノリオ。
気力が戻り、冷静さを保ち、笑顔が戻り、飯をガツガツ喰らう。
ダイニングテーブルが見える隣室、家族達の遺影が飾られてる部屋のちゃぶ台でばあちゃんと向き合いながら。
一方でちょいちょい出てくるサユリ。
ばあちゃんの一喝には勝てないらしい。
なんて頼もしい!ノリオもだが、観ているこっちもばあちゃんの強さに安心する。こんなん惚れるっしょ。
あと、幽霊にエロトークしたら消えるって本当なのね。
後半、サユリの強力な霊となってしまった経緯なども描かれている。
かわいいが故に起こった悲劇。
見て見ぬふりをする母親。
無関心の妹。
ばあちゃんの作戦でその醜い姿で現れたサユリ。
少女時代のかわいさはなくブクブクと太り、ニキビだらけの真っ黒な姿。
父を刺し、妹を殴り、母だけは目を潰す。
食事を運び気にかけていた母親だけは生かす。
ただ、見て見ぬふりをした目は許せない。
さらにサユリとばあちゃん&ノリオの対決になる。
ここでキーパーソンとして出ていたのがノリオの同級生として霊感のあるスミダさん。彼女もノリオを助けようと画策するも囚われの身になっていた。
しかしノリオ渾身の魂の叫びによって助けられる。
このスミダさんが華奢で立ち耳で小動物のようでかわいいのだ。
やはり、霊はエロトークは嫌いらしい…
サユリは消え、忌々しい家は取り壊され、ばあちゃんもまた再び夢の中へ。
強くなったノリオはこのままばあちゃんの教えのまま真っ直ぐに魂を強く保ち生きていくだろうけど、ばあちゃんの復活を心のどこかで期待するほど惚れ込んでしまった今年1番の強キャラ。
バカサユリバスターズ‼️❓アンチヒーロー近藤華とやりたいのか‼️❓
呪いの塊りvs元気の塊り
非支持、その理由。次作を待つ。
圧倒的
ホラーの理不尽展開を吹き飛ばす!
漫画は読了済み。
前半のホラー描写はジャパニーズホラーの真骨頂という恐さがあって、そこから後半のおばあちゃんの覚醒からの怒涛の展開はその恐さを吹き飛ばす爽快感。ジョジョの広瀬康一を思い起こさせるメンタルでやったれやったれーという気分で観られました。
ストーリー的にはサユリがああなってしまった原因を描いていたのはいい補完だった(吐き気がするほど嫌悪感を感じた)し、サユリに立ち向かう手段の生きる力を表すものとして、音楽や太極拳だったり、ここではとても言えない下品な言葉(映画館で笑いが起こってました笑)と具体化したのは作劇的に良い方に転がったんじゃないでしょうか。
ただ、終盤のCGの安っぽさにはずっこけてしまったので、もっと練り上げてほしかったなあ、というところ。
俳優陣は主演の南出が19歳、近藤が17歳、弟の猪股が11歳、姉の森田が24歳。そしてそれ以外のベテラン陣。すごくいい演技をしていて、正直自分はこれまで邦画はそこまで馴染んでなかったんですけど、こうやって真剣に演技と向き合ってきた人たちが出ていると本当に魅力的な映画と感じられるし、色々と観てみたいと感じました。
これはJホラー映画歴史に刻まれる一本ですな
中古物件購入し、祖父母も一緒となりマイホーム購入が叶ったある一家だが、呪怨のようにいわくつき物件であり怨霊によって家族を殺されてしまった中学生神木くん。残すは認知症気味の祖母と2人となったがここからが本作のターニングポイント。なんと認知症気味だった祖母が何かに覚醒してし、判断力、行動力共に超絶進化。今ここに前代未聞の覚醒バァちゃん&孫主人公VSサユリのセカンドステージが幕を開ける。
中盤までは怨霊サユリのホラー描写全開でいい味出してました。特に弟さんかなりボコボコにしてました。ここまではホラーとして言ってしまえば想定通り、期待通りの流れ。この作品の良さは中盤からでまさにアクセル全開。バァちゃんがサユリ除霊に全力であり、暗い雰囲気が途中からジャンプの敵へのリベンジマッチスタイルに変貌する。
ホラー映画なのに少し笑みが出たりとかなり独創生に飛んでいました。
元気ハツラツお◯※△マンマン
原作未読。 呪怨が急にマッシュル-MASHLE-になるかのような展...
恐怖感は期待外れもストーリーとキャラクターが良い
根岸希衣のド迫力演技が見所
自分を殺した家族に対する恨みで家に憑りついたサユリを巡るホラーでした。中古で一戸建てを購入した神木家。親子3代7人で暮らすことになった夢のマイホームには、初っ端から不気味な気配が漂う。そして家族は次々にサユリに憑りつかれて死んでいくという流れでしたが、結構衝撃的だったのは3人兄弟の小学生の末っ子まで無残な死に方をしたところ。普通子供は殺さんだろうという勝手な思い込みを逆手に取られた感じで、してやられた感満載でした。
7人いた家族が5人も死に、絶望したところで救世主の如く復活したのが祖母の春枝(根岸希衣)。当初は認知症が進んだ感じの状態で登場したものの、危機に瀕して正気を取り戻し、孫の則雄とサユリへの復讐を誓い、則雄に太極拳を仕込む。春枝は元々太極拳の師範で、実に頼りになる存在としてサユリに対抗する訳ですが、風貌と言い動きと言いセリフと言いド迫力で、本作の実質的な主演と言ってもいい存在でした。中盤以降はホラーから一転、「ベスト・キッド」みたいな展開になって行くところが本作最大の面白さだったのではと思います。
最終的に、サユリの恨みの原因まで特定し、その恨みを晴らす手伝いまでして終焉を迎えましたが、ラブストーリー要素も程よい調味料としてまぶされており、楽しめるホラーとして上々の出来栄えだったと思います。
そんな訳で、本作の評価は★3.5とします。
B級ホラーだが、かなり面白い
オイオイオイ・・・。
サユリの気持ちもわかる
中古の一戸建てを買い、夢のマイホームでの生活がスタートした神木家だが、悪霊が現れ、まず父親が心筋梗塞で亡くなり、次に祖父が心不全で亡くなり、弟が3階から転落死、姉が自ら包丁を首に刺して自殺、母親は延長コードを首に巻き窒息死、と次々に家族が死んでいった。その原因は、この家に棲みつく悪霊・サユリだった。生き残った長男・則雄と認知症が進んでいるはずの祖母・春枝が意識を取り戻し、2人で家族を奪ったサユリへの復讐する、という話。
元々、サユリが悪霊となった原因がサユリの父親が幼い彼女に性的暴行を加えた事だとわかり、原因がわかったことに関してはスッキリした。父が娘に性的暴行、という話を最近よく聞くような気がするが、とんでもない父親だし、見ないふりした母親もどうなんだろう、とは思う。彼女を殺して庭に埋めて他所に引っ越し、のうのうと暮らしてたあの家族の神経もいかがなものか。
ただし、あそこまで何の関係もない他人に手を出すサユリはやり過ぎだろう。
祖母・春枝役の根岸季衣はなかなか迫力が有って良かった。
あの、オマ○コ発言は何の意味なんだろう?
則夫を助けようとしてくれた住田役の近藤華は二重瞼が印象的で可愛かった。
おばあちゃーん!
これは本当に凄い!ホラー映画で新たなアプローチの仕方で魅せてくるとはびっくりしました!
ストーリー展開がフロムダスクティルドーンと同レベルで転調してそこからエンタメMAXで魅せてくれました!ただ怖いだけでは無く悲しくて切なく、でもスッキリすると言う。親切なクムジャさんやロッキーやベストキッドの要素もあるのとBGMのセンスの良さ、いやーもうね楽しすぎました!
もう一回見たい。おばあちゃん、おばあちゃん、おばあちゃーん!
前半はホラー全開でまさにこれがジャパニーズホラー!って感じで音でびっくりさせるのに頼らず見てて「これこれ!ジャパニーズホラーはこれだよ!」と興奮してしまいましたw
食事シーンでは「ん?中弛みするか?」と思ったけどそんな心配いりませんでした。
ツッコミ所多いけどおばあちゃんが覚醒してからそんな事どうでも良くなるくらいテンポ良く笑えるし悲しく切なくスッキリって感情の着地点が迷子になりましたw
サユリのストーリーは鬼滅の刃の鬼のストーリー見てる感覚になりましたね🥲
お友達役の近藤華さんの演技はもちろんヲタ気質の喋り方はお見事👏
おばあちゃん役の根岸季衣さん素晴らしすぎます🫶
ボケてる状態と覚醒状態での演技の振り幅広くてもう好き❤️大好き❤
お願いします。おばあちゃんと孫のバディで伽耶子vs貞子とコラボしてほしいです🥰
全246件中、201~220件目を表示