「笑いたいけどスカッとしない」サユリ 克晴さんの映画レビュー(感想・評価)
笑いたいけどスカッとしない
前半わりと正統派なホラー(怖さもまずまず)を見せておいてからの、後半のロックな復讐!
既存作とは全く違う意味で「生きてる人間が一番怖い」映画でした。
ただ、後半のアップテンポにゲラゲラ笑うには、サユリの過去があまりに悲しくて。
回想始まってからは笑うに笑えず、テンションがものすごく中途半端になりました。
あのノリで行くなら、同情の余地がカケラもない悪霊の方が良かったなぁ…
まぁでも、ツイストのきいた展開、俳優陣の好演、ホラー演出の手堅さで、かなり楽しめる一本でした。
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