「いきすぎたエンタメの末路」悪魔と夜ふかし ツネさんの映画レビュー(感想・評価)
いきすぎたエンタメの末路
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・当時の雰囲気、状況の説明がとてもわかりやすくて話にスムースに入っていける構成でとても良かった。番組を再現するような演出が良かった。話にとてもひきこまれた。
・ラストで何人も死んだようだったし。実際はどうだったんだろう。元の映像が気になった。
・ジャックの背水の陣による焦りの雰囲気がとても良かった。追い込まれて悪魔の降霊?への危険性よりも、視聴率を選ばざるを得ないという追い込まれた感覚に共感した。面白い事が正解という世界で、悪ふざけは正攻法なのだろう。とはいえ、そんな考えのまま、まだ大丈夫、きっと大丈夫…と思ってする事はたいてい大事故になるよなぁって思った。過ちに対して、後悔のジャックの回想と思われるシーンの後、スタジオでジャックが責任をとるためなのかリリーにナイフを突き立てていた。そして周りには死体。自分のために、こんなことになってしまうなんて、夢であってほしいという願いと思われる台詞。過度な欲望は恐ろしい。
・ミミズの催眠の映像が気持ち悪かった。催眠でそう見えていたっていう話だったけれど、若干ややこしい気がする話なのに、すっと理解できる展開だったのが感心した。
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