劇場公開日 2024年10月4日

「最新モキュメンタリーにして不気味な映画」悪魔と夜ふかし マ王さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0最新モキュメンタリーにして不気味な映画

2024年11月9日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

マ王、意外とモキュメンタリー映画を観てる😐
古くは巨匠ヤコペッティ監督の「世界残酷物語」や「グレードハンティング」「ジャンク 死と惨劇」「カランバ」「食人族」なんてのも映画館で観てるし「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」では激しくズッコケたりもしたもんだ🤣
要は面白くないのが判っているのに観てしまう🌀
「クローバー・フィールド」や「パラノーマル・アクティビティ」なんかもシッカリと転ばしてもらいました😂
本作は日本では10月4日に公開だったんだけど流石は和歌山県、今日(11月8日)から2週間ほど上映するらしい😁
当然、マ王は今日も派手にすっ転ぶ準備を整え、愛車と共に映画館へと向かったワケよ🚗

んでマ王なんだけどホラー映画には極めて強力な耐性を持っており、例えば「リング」の何がそんなに怖いのか今でも解らないのさ(逆に笑えるぞ、あのラスト)
そのマ王が本作を観て久々に不気味さを感じてしまった🫣
正直それほど怖くはないんだけど(PG12だからか?)全編通して妙に明るい雰囲気なのに実は······ってトコが映画として上手い👍
過去に観てきたモキュメンタリー映画でもトップクラスの内容だと感じた✨
下品なCGは殆ど無く半世紀以上昔のテレビという事で画像が荒い、という設定を活かして無茶苦茶なストーリーに信憑性を高めている⤴️
勿論、フィクションなんだけど映画として編集してなければ(放送部分だけを繋げれば)案外、途中までは騙せるレベルだと思うんだけど😵‍💫(まぁラストでフィクションとバレるんだが)
主人公の軽妙な話術や胡散臭い霊能者や大槻義彦教授みたいなオッサンもモキュメンタリー世界に嵌まっていて脚本的にも成功している😆
中盤から出てくる悪魔憑きの少女あたりから物語の雲行きは怪しくなるが、そこを最後まで力技で押し通すのも悪くは無かった🤔
93分という短い映画だけど昭和のテレビを観ているようなヒリヒリした時間だった気がする😳

ネタバレにはしたくないけど、願いを叶えるのに近道は無いのよね🌀
それこそ願いを叶える為のショートカットには充分なリスクが伴うワケだ😶
主人公も名声欲しさに取り返しのつかないラストを迎えてしまったんだが、最近の強盗や特殊詐欺などを斡旋する闇バイトも同じなんよ😑
美味い話なんて世の中には存在しないし美味い話は不味い話という事を人間誰もが早く気付くべきだ🙃
1時間で5万円とか100万円預けたら1か月で120万円になるとか、転じて株が儲かるとかゴールドが買い時とかも同じ話なのさ💦
永遠にプラスになるシステムなんて存在しません!
だからってコツコツと蟻みたく働けとまでマ王は言わんよ😐
でも蟻を馬鹿にする人間てのはバッタと同じ運命になるのを覚悟しなきゃならん💨

今日のマ王の教訓は『蟻の如く働きバッタのフリして生きよ』である🥸

映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
モキュメンタリー度★★★★☆
ダメ!闇バイト度★★★★★

マ王