JFK 新証言 知られざる陰謀 完全版 : 特集

2024年3月29日更新

【衝撃作】世界最高峰の巨匠の狂気的な執念が、興奮を
超えてもはや恐怖 命を賭して暴く“史上最大の陰謀”と
鬼気迫る映像、怒りを覚える顛末に、誰もが震撼する…
映画.com編集長も絶句「様々な感情をかきたてる傑作」

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世界の歴史でも最大のミステリーのひとつ、第35代アメリカ大統領 ジョン・F・ケネディの暗殺事件。その“真相”が今、明らかになったとしたら? ある映画監督がこのケネディ大統領暗殺事件に迫ったドキュメンタリー「JFK 新証言 知られざる陰謀 完全版」(1話約60分/全4話)が、4月18日から「スターチャンネルEX」で独占配信(合わせて「BS10スターチャンネル」で独占TV初放送)される。

見終わった感想は「めちゃめちゃ怖い、怖すぎる」。陰謀渦巻く事件はもちろん怖いのだが、なによりも、ここまで真実に迫った監督の凄まじい執念が、震えるほど恐ろしかった。

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その監督は巨匠オリバー・ストーン。ケネディ暗殺は、真実に近づけば何者かに命を狙われてもおかしくない巨大な事件だ。しかしストーン監督は、狂気的とも言えるほどの信じられない熱意で、次々と矛盾や陰謀を暴いていくのだ。いつの間にかこちらもその狂気に飲み込まれ、気が付いたら食い入るように鑑賞していた。

衝撃的な内容だけに、簡単に一言で“面白い”とは言えない。でも、絶対に今見て後悔しない作品だ。鬼気迫る映像、怒りを覚えるほどの顛末を、ぜひご覧あれ。

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【予告編】最後の謎を、あなたは目撃する――。

【巨匠の異常な熱意、狂気の執念を皆さんに伝えたい】
JFK暗殺事件の本当の犯人…ついに謎の“答え”が出る!?

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実際にどれだけの作品なのか、まずは詳しく紹介していこう。


[この作品の何がすごい?] 監督は「JFK」「プラトーン」の巨匠 こんな資料、どうやって集めたの…? 事件を追う執念が狂気的過ぎる
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監督は、「プラトーン」でアカデミー賞作品賞・監督賞を受賞し、その後も「7月4日に生まれて」などの傑作を送り続けてきたオリバー・ストーン(御年77歳)。当時、人気絶頂だったケビン・コスナーを主演に迎え、独自の視点からケネディ暗殺事件を描いた「JFK」(1991)をヒットさせたが、その後も事件の情報が一部機密のまま開示されないことに不満を持ち、新たに事件の陰謀の真相に迫ったドキュメンタリー「JFK 新証言 知られざる陰謀 劇場版」を手掛け、カンヌ映画祭でのプレミア公開などを経て、2023年についに日本でも劇場公開された。

【劇場版】は約120分の作品だが、さらに緻密に証拠を追求した超究極のバージョンが、この記事で紹介している「JFK 新証言 知られざる陰謀 完全版」だ。

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膨大な資料の数々(見るからに貴重そうな映像が本当にたくさん出てくる)はどうやって集めたのだろう、関係者たちにはどうやって交渉して出演させたのだろう。そんな疑問とあわせて、ストーン監督は事件の直接的な関係者ではないのに、どうしてここまでの熱量があるのかも気になってくる。

その理由について、ストーン監督は「一貫して私を悩ませているのは、祖国アメリカのこれから、アメリカの運命なんです。つまり、地球上に今まで存在した中で最も強力で、最も危険な帝国なんです」(オフィシャルインタビューより抜粋)と、アメリカに対して危機感があったからだと回答している。この答えは、本編を見ればさらにしっくりくるはずだ。

これまでも、自身のライフワークとも言えるほど、JFK暗殺事件に人生を賭けてきたストーン監督は、ついに本作で事件を“完結”させようとしている……本作を見れば、フィルムメーカーとしてのプライドも込めたような、そんな思いも伝わってくるだろう。

[なにが衝撃的なの?]こんな理不尽なことがあっていいのか…!? 想像以上に“黒い陰謀”に怒りをおぼえ、傑作ミステリーばりの展開に驚愕する
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ケネディ暗殺事件では、公にはリー・H・オズワルドが実行犯とされていたが、この作品では違う結論にたどり着く。ストーン監督はオズワルドの現場からの逃走経路、病院での検死や FBI の報告を細かく再調査・再点検し、最後には事件の犯人についてはっきりと言及する(ぜひ本編で目撃してほしい!)。点と点が線でつながっていく過程はまるで傑作ミステリーのようで、事件の核心に迫るにつれ、ドス黒い“陰謀”が渦巻いていたこともわかってくる。

正直、筆者は「ここは日本で、暗殺事件が起きたのは遠い昔の違う国の話」と、最初はそんな気持ちも抱えながら見ていたが、ケネディ大統領の人柄を知れば知るほど、また、ストーリーが進めば進むほど、事件に対する怒りの感情がふつふつと湧いてきた。悲しくなったりやりきれなくなったり、感情が揺さぶられる刺激的かつ秀逸なドキュメンタリー作品だ。

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【映画.com編集長のレビュー】完成度に圧倒&驚愕!
「事件の全貌が次々に暴かれていく興奮が半端ない」

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ここまで読んで気になってくるのは、「では、実際に観たらどんな感情になるのか?」。本作を鑑賞した映画.com駒井編集長のレビューをご紹介しよう。

駒井編集長は昨年、公開された【劇場版】も鑑賞済みだが、本作についても「絶対に見てほしい」と編集部員に声を大にしておすすめしたほどハマったようだ。その理由は?

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●レビュー執筆者紹介
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●「これが暗殺事件の真実に違いない」に到達 巨悪を次々と暴いていく過程に痛快さを覚える
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約1時間×4話、4時間でイッキ見してしまいました。劇場公開バージョン(118分)も見ていたのですが、その2倍の尺だけあって、内容も2倍以上の濃さです。とにかく、60年前に起きたジョン・F・ケネディ暗殺事件の全貌が、今の時代になって、オリバー・ストーン監督によって次々に暴かれていく興奮が半端ない。

ストーン監督は、1992年に「JFK」をリリース(日本で劇場公開)していますが、本作「JFK 新証言 知られざる陰謀」は、そのアップデート版とでも呼ぶべきもの。(「JFK」公開後に)新たに機密解除された書類と、関係者たちへの厖大なインタビューによって事件の真相に限りなく近づいています。「JFK」の時の「たぶん、こうだったんじゃないか?」という推論が、細かく、注意深く裏取りされて「これが暗殺事件の真実に違いない」というレベルまで到達しているのです。

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暗殺計画には綿密で周到なシナリオがあって、実際、ケネディは凶弾に倒れます。しかし、暗殺事件の調査を託されたウォーレン委員会の報告があまりにお粗末で、でたらめなものだったことが本作で明かされます。ストーン監督とそのチームは、委員会が提出した報告にあるウソを1つ1つ丁寧に暴いていきます。そして、誰がその背後にいて、何のために虚偽の報告をでっち上げたのかに切り込んでいく……。稚拙な隠蔽工作に唖然とさせられる一方で、巨悪を暴いていく痛快さも覚える「勧善懲悪風味」に共感度も高まります。

また、「JFK」や本作の【劇場版】ではあまり描かれなかった、ジョン・F・ケネディの大統領就任前後の行動や政策を紹介するために、多くのフッテージが使われていることは非常にうれしい驚きでした。ベトナム戦争からの早期撤退構想や、ソ連のフルシチョフとの私的な書簡のやりとり、キューバのカストロとの秘密交渉など、明らかに世界平和を見据えて行動していたエピソードの数々は初めて知りました。もしもケネディが暗殺されなかったら、今とはまた違った世界が現出していたことは間違いない。60年前に戻って、当時の人たちに「世界は本当に惜しい人物を亡くしてしまいましたね」って声をかけたくなりました。

●オリバー・ストーン監督が本作に託した“裏テーマ” 政治がゆれ動いている今こそ、見るべき傑作ドキュメンタリー
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非常に学びの多い、さまざまな感情をかきたてる傑作ドキュメンタリーです。各国で大統領選挙が行われる2024年、世界中で政治がゆれ動いている今こそ、見るべき作品なのかも知れません。それは、【劇場版】では感じることができなかった、ストーン監督が本作に託した「裏テーマ」みたいなものを感じたからです。

「ケネディは、アメリカを、世界をよりよい場所にしようと行動しました。では、今のアメリカ大統領はどうですか? あなたの国の国家元首はどうですか?」オリバー・ストーン監督はこの作品を通じて、世界の人たちにそんな問いかけをしているような気がします。

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【最後に】事件から60年の今、激烈に観てほしい理由
あなたはまだ、この陰謀の50%しか知らないかも…!?

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最後に、【劇場版】を鑑賞済みの方々にも本作をおすすめしたい理由を語らせてほしい。【劇場版】もすごい衝撃だったけれど、まだまだ序の口。今回の【完全版】はもっと“陰謀のすべて”が明らかになっていく。

【今観るべき理由①】 本作は、劇場版よりも狂気的に突き詰めた“究極版” 未収録の“新たな証拠”が続々登場し、“陰謀のすべて”がわかる!
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【劇場版】でもストーン監督の相当な狂気と熱意が感じ取れたと思うが、本作はその思いを極限まで突き詰めた<究極のバージョン>。大げさに聞こえるかもしれないが、【劇場版】のみ見た人は、この陰謀の50%しか知らないとも言えるほど。まだこんなにあったの?と驚く証拠が出てくる、出てくる……。ちなみに【劇場版】を未鑑賞の人は、【完全版】を見る前の“入門編”として【劇場版】を鑑賞しておくこともおすすめだ。

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【今観るべき理由②】 なぜ今公開? 事件から約60年経ち、情勢は不安定…そんな時代だからこそ、観て感じてほしい作品
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事件発生からは、実に約60年が経っている。なぜ今になってJFK暗殺事件を扱うのか、ここまで読んでくれた方々の中にも疑問に思う人もいるだろうが、ここ日本でも首相が狙撃される事件が立て続けに起きるなど、社会情勢が不安定な現代だからこそ、本作と通ずるもの、“肌感”として理解出来るものががある。

レビューで駒井編集長も触れていたように、本作を見れば確実に“裏テーマ”を感じるはずだ。あなたの国はどうですか? あなたはどう行動しますか? そんな疑問を持つことの大切さを実感できる、今だからこそ見てほしい作品になっている。

【結論】今こそ見ないといけない1本

この時代を生きる私たちだからこそ、知らないといけないこと、自分の目で見極めないといけないことがある。皆さんも、ストーン監督の執念に震えつつ、その先に見えた真実を一緒に目撃してほしい。

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