「映画は男性目線で出来ている。」ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー RAIN DOGさんの映画レビュー(感想・評価)
映画は男性目線で出来ている。
映画は男性目線で出来ていて女性を性的な目線で捉え作られてきた、と指摘するドキュメンタリーで、
この映画の、このシーンって具合に、白黒時代から現在まで、大量の映画が使われてます。
分かりやすいトコで『キャリー』の冒頭とか、意外なトコで『アイアンマン2』や『アベンジャーズ』まで(笑)
レア・セドゥが『アデル、ブルーは熱い色』の撮影で、娼婦みたいでイヤだったと思ってたらしく、これも意外でした。
よく裸で演技してるから、女優魂で好んで演じてると思ってたんだけど、この考えがダメなんでしょうね。
この男性目線ってのは、女性監督にも浸透してるらしく、ソフィア・コッポラの『ロスト・イン・トランスレーション』にも男性の性的目線があると指摘。
ロザンナ・アークエットもインタビューに答えていますが、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ行為を語っています。
大量の映画が使われていて、観た事ある映画より観た事ない映画の方が多かった(笑)
映画カタログ的な価値もある作品だと思います。
配信してほしい(笑)
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