劇場公開日 2024年10月25日

  • 予告編を見る

がんばっていきまっしょいのレビュー・感想・評価

全96件中、81~96件目を表示

4.5極端にマニアックな知識+独特のアニメ部分が合うかどうか…

2024年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年387本目(合計1,479本目/今月(2024年10月度)38本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。

 ※ 愛媛県松山市には6年間の滞在歴があります。

 ボート競技を扱ったアニメですが、専門用語がバリバリ出てくるのでこの好みが出てきます。また、多くの方が触れられている通り、アニメ作品としてはいわゆる「ぬるぬる感」が独特で(他のアニメ作品にもあったような…)、公式サイトなどの予告編で合う合わないがある程度分かれるのかなといったところです。

 結局のところ、この映画は愛媛県内では先行放映されていたようにローカル色があるのですが、映画内の描写は妙に詳しいのか詳しくないのか、ある程度滞在したことがあることを前提にした知識が求められるのが厳しいかなといったところです。具体的には松山市の地理関係で、この部分の理解が前提になる…と思いきや、実は松山市内だけでは「ない」のがこの映画の特徴で(後述)、この点ある程度の配慮は欲しかったです。

 作品としてはボート競技を扱ったスポーツものであり、高校スポーツものという、ある程度誰であってもある程度共感が得やすいものが背景にあるので(もともと原作小説を持つ映画です)、作品の理解は「ある程度は」しやすいほうにあたるのでは…と思います。

 ただ、スポーツ競技としてのボート競技に関してはルールがほぼ説明されず、専門用語が多い点で、この理解ができないと全体の理解につながるので(主人公のストーリー上の挫折の理由ほか)、この部分は事前に公式サイトやルール等を説明したサイト、動画等で把握するしかないのかなと思います(そうでないとある程度しかわからなくなる)。

 一方でこの作品はアニメ作品で、愛媛県松山市をテーマにしている映画で、エンディングロールにおいても後援扱いで松山市や愛媛県、ほかテレビ局等色々出てくるようにローカル色が強めではありますが、コロナ事情もおちついた2024年時点において観光案内になりそうな部分が少なく、かつ映画のストーリー上の理解にも関わってくるので、ここは好き嫌いあるのかなといったところです。

 採点に関しては以下まで考慮しています。

 --------------------------------------------------------
 (減点0.2/ボート競技に関するルールを知らないと理解が困難になってしまう)

 この点は私とは別に、詳しく書かれている方がいらっしゃいますので省略します。いずれにせよ、そこそこのルールを理解していないと何が何かわからないまま進んでしまうのが厳しいです。もう少し説明があっても良かったのでは…と思う一方、それほど省略できそうなシーンもなく(花火大会のシーンを飛ばすとストーリーに支障をきたす。ネタバレ防止)、時間が足りていないのでは…とも思えます。

 (減点0.2/松山市の地理ほか、多種多様な知識が求められてしまう)

 まず、松山市はJRの「松山駅」と、私鉄の「伊予鉄道(伊予電)」の2つがあり、映画内で描かれるのは後者です。後者では「松山市駅」であり、実距離でもある程度離れていますす(前者が描かれることは基本的にありません)。

 ある程度の知識があれば、伊予鉄道の市内線(いわゆる、環状路線を構成する路面電車 ←「坊っちゃん列車」が走っているのは通常、市内線)とは「別に」3つの市外線を持つところ、その3つのうちの2つに舞台があるのだろうということは「海を接する」ということからわかり、また、「フェリーが見える」などの描写から一意にすることはできます。ただ、この部分は駅名など説明を入れても良かったのでは…とは思えます(松山市だけは実在なのに、私鉄が架空というのはヘンテコ)。

 ストーリーの中で、バスだったか大型のトラックかに乗って県大会に行くシーンがありますが、そこは、(テレビドラマ版を前提にする限り)実はお隣の「今治市」にある「玉川ダム(玉川湖)」です(愛媛県のボート競技ではここが使われるのが一般的)。ここの理解ができないと、「この辺から架空の松山市?」ということになり理解がヘンテコになるので厳しいです(というより、この点は説明が欲しかった部分)。

 かと思えば、松山城の前の公園のシーンや、ロープウェイ街のシーン等も登場しますが、これらの説明は完全に省略。おそらく、観光促進は最初から想定されていないようです(字幕入れるくらいすればいいのにね…)。あと、なぜか「ちょこっとだけ」出てくる、地下街への階段…(何をもって「地下街」とするかは諸定義ありますが、一般的理解で、四国では唯一松山市には「地下街」が小規模ながらあります。なお、映画内ではその中のお話はでてこず)。

 松山市にしても伊予鉄にしても、もう少し宣伝しても良かったんじゃないのかなぁ…という気がします。
   --------------------------------------------------------

コメントする (0件)
共感した! 7件)
yukispica

5.0青は藍より出でて藍より青し

2024年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

現実世界を反映したアニメ映画を評価する際、現実にはない、もしくは現実を超える美しさが表現されているかどうかが一つの基準となる。その点で本作は、海と空の青、波と雲の白、夕焼けのオレンジ、薄暮の紫といった色彩が鮮やかに描かれ、素晴らしい出来栄えとなっている。「青は藍より出でて藍より青し」という故事成語のごとく、現実を再現しつつもさらに鮮やかで、現実を凌駕する美を実現している。

また、95分という上映時間が示すように、物語もテンポよく進む。少し早すぎるくらいに感じる場面もあるが、これは最近のショート動画人気の流れに合わせた意図かもしれない。

その一方で、心理描写はもとよりボートの漕ぎ方1つでさえ詳細な説明セリフは省かれている。賛否が分かれるとこかもしれないが、個人的には物語の雰囲気を壊さず自然に描写されており、👍️と評価したい。

また、3DCGアニメではよく批判される「キャラクターが静止せずにゆらゆらと揺れる」描写も本作で見られる。ただ、3DCGの黎明期を体験した世代としては、この揺れも懐かしく、気にならない。むしろ、これがかえっていい味を出してるまである。

とりあえず、近いうちにもう一度劇場に足を運び、さらに深く解像度を高めたいと思える、そんな作品だった。

コメントする (0件)
共感した! 14件)
akkina

3.0複雑

2024年10月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
ごっとん

3.5部活モノに欲しい要素が良い塩梅に入った作品

2024年10月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

自身の平凡さに呆れ全てに意欲を失った悦子は、転校生の梨衣奈によってボート部に入ることになり…。
同名小説のアニメ映画化作品。部活モノとして友情と努力がしっかり描かれた良い塩梅の物語になっており、何より主人公の成長に感動できる作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
いと

4.5続編が超観たい‼️❓超絶高品質アニメ‼️❓

2024年10月25日
PCから投稿

まず、映像が凄い、リアリティが半端ない、ジブリが平伏すレベル。
キャラが凄い、今までキャラが混乱して区別がつかない事多々あるが、これは一目でわかるし、その人それぞれの歴史に引き込まれる。
特別に衝撃的なこと無いのに、目が離せない、うーん、どうなるのか、どうするのか、いたたまれない。
あー、こんな青春が良いな、彼も本当に思いやりがあり、距離感に、好感度爆上げ。
あゝ、ストレスの多い世の中だけど、これ観たら、心が清廉になる、ありがとうございました😊😭

コメントする 2件)
共感した! 34件)
アサシン5

4.5「がんばれなかった」大人のあなたに

2024年10月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 13件)
おつろく

4.0この先もがんばっていきまっしょい!

2024年10月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

原作は読んでないです。
でも実写版は見ました。
原作が実写化されて30年近く経って今回のアニメーション。
時代は流れ、物の見方も考え方も変わり、新しい形で生まれ変わるのは当然です。実写版と話しの流れも五人のキャラも登場人物も違うけど、これはこれでとても良いと思います。
何より絵が綺麗です。そして動きのリアルさも見事でした。
一生懸命になることをあきらめた悦ネエだけど、仲間と共に懸命に取り組み挑むことに無駄なことなど何もない。切磋琢磨するライバルから学ぶ事もたくさんある。身の回りに起きる出来事に意味のないことなど何もないときっと思えるようになるのではないでしょうか。
人それぞれ、がんばっていきまっしょいには様々な形があっていいと思います。その掛け声は人生の応援歌のようでもあります。
負けて終わったと思っていたけど、懸命にがんばった甲斐あってどうやらこのあとも五人のがんばっていきまっしょいは続くようです。
諦めなかった先に気持ち良い風が吹きました。
いい映画を見ました

コメントする (0件)
共感した! 27件)
たつのこ

5.0青春コンプレックス

2024年10月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

出会いがあって、喧嘩もして、屈辱も味わって負けヒロインになりそうだったがそれらを乗り越えて前へ進んだ彼女たちに万歳。よくあるパターンだけど万歳。なにより豪華声優陣に万歳。
団体スポーツは皆だけど、このボートにも個々の力量によってポジションがあるんですね。ただ力任せで漕げばいいってもんじゃないんだな。

コメントする (0件)
共感した! 18件)
あらじん

4.0大人も楽しめる秀作

2024年10月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 14件)
こべっこ

4.5100分に『3年間』を上手く詰め込んだ作品

2024年10月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

原作は未読、「昔ドラマやってたな」くらいの思いで鑑賞。

自分が学生時代の頃に見ていた
『THE・青春』が満載の良い映画でした。
なによりテンポがいい。
2時間にも満たない上映時間に
ありとあらゆる青春が詰め込まれている。
まるで1クールのアニメやドラマを見終わったかのような満足感。

CGの動きもとてもなめらか。
もう「CGアニメは動きが悪い」という時代は終わっていた。キャストもプロの声優を置いているので
安心して見ていられる。

ネタバレは避けるが、
ラストの〆がなかなか珍しいと感じた。
スポ根作品としてはあまり見ない類いだが、
けっこう好きな表現でした。

星を0.5減らした理由としてはとても細かい所です。
しかし、その点を除いても
映画館まで足を運ぶ価値のある作品かと思います。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
サイレンス

4.0忘れてしまった青春を

2024年10月25日
iPhoneアプリから投稿

CGアニメを受け付けない人はいるかも

しれませんが、温かみのあるCGです

内容は あー 青春時代ってあったなーー

部活とか楽しかったなーー

という 学生時代を思い出しながら

楽しく観させてもらいました

やはり 日常系ではありますが

熱くなるシーンや共感するシーン

とても楽しめました

殺伐としたニュースが流れてる今だからこそ

ほっと 暖かい感動を与えてくれる青春映画

よい作成品です

コメントする (0件)
共感した! 10件)
アジフライ

4.0このシリーズ初めて観ました

2024年10月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

ひょんなことからボート部に入る事になった主人公が過去の挫折感を克服しボートにのめり込む話

このシリーズは作品が色々有るらしいけど映画で初めて観ました

CG的な作品は苦手だったけど「ガールズバンドクライ」で苦手意識が無くなっていたのですんなり楽しめました

ボートに対する知識がゼロだったけど新たな知見も得られて競技も面白そうだと感じました

他の作品にも興味を惹かれましたし面白い作品でした
アニメも嗜む方なら満足出来ると思います

コメントする (0件)
共感した! 7件)
pantara

5.0文学的な世界

2024年10月25日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

幸せ

いわゆる青春を表現していて、心の葛藤やさまざまな出来事との向き合いかたがテーマなのだろう。
派手な演出や素早い展開は控えめに、ボート部員たちの日常をとらえ続ける作品。そういった心の話でもありCG的な作画の感覚に最初は戸惑ったことは事実だが慣れれば没入してしまう。観終わったとき爽やかさが残るのが良かった。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
Ryu Izu

3.0キラキラした青春

2024年10月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

公開初日に152席を独占鑑賞。ボート競技に打ち込む高校生たちの青春ドラマ。キラキラした青春と眩しい水しぶきが印象的で爽快で晴れやかな気分になりました。主題歌「空色の水しぶき」も一度聴いたらずっと耳に残る曲ですし、作品の爽快なイメージを創り出しています。

2024-176

コメントする (0件)
共感した! 10件)
隣組

3.0ボート部復活

2024年10月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
完

5.0多くのものを堪能出来る青春映画

2024年10月24日
Androidアプリから投稿

3Dならではの立体感で、ボートに、水に、空に、そしてキャラクターに、光が当たっています。主役5人の演技にも全く迷いはなく、特に言葉の掛け合いは必見。90分強とは思えない濃密な時間でした。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
ナツメグ
PR U-NEXTで本編を観る