幸福な装置

劇場公開日:

幸福な装置

解説

「いきうつし」「ぬけがら」などの短編作品で国内外で高い評価を得ている田中晴菜監督が、オスカー・ワイルドの「幸福な王子」に着想を得て手がけた短編作品。

生き物がいなくなってから1000年ほど経った星に、一体のAIが残されていた。人の心の恐れや痛みを和らげ、祈るために神の似姿として作られた彼は、ある時、スパイ用に作られた長距離高速移動型AI「つばめ」と遭遇し、初めて自らの心の輪郭を感じ始める。つばめが去った後、身体を失い、思考回路のある心臓部だけの「小石」のような見た目になっても、彼は過去の記録を反芻し、思考し、稼働を続けていた。そんなある日、彼の傍らに、生きている何者かが内包された、生命維持装置カプセル「棺桶」が落ちてくる。

池袋シネマ・ロサの特集「幸福な装置 田中晴菜監督特集上映」にて、田中監督の他の短編4作品(「いきうつし」「ぬけがら」「Shall we love you?」「甘露」)とあわせて劇場公開。

2024年製作/25分/日本
劇場公開日:2024年5月18日

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(C)2024 田中晴菜監督特集上映

映画レビュー

1.5宣材ビジュアルは良いがこの形式の展開はキツい

2024年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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共感した! 1件)
ひでちゃぴん

1.0映画ですよね…

2024年5月19日
Androidアプリから投稿

悲しい

寝られる

生き物がいなくなった星に残された小石の様な見た目のAIの話…を読む朗読劇。

序盤と終盤で少々挿絵的にAIと思しきものの女性の映像があるけれど、椅子に座った人物が、その物語が記されている本を読む姿をみせるばかりで、あらすじ紹介を読んでいないと読み上げられる内容を観るべきなのか、映像で展開されていくものを観るべきなのか判りにくい。

朗読劇の内容は懐古、孤独、喪失といったところが主という感じだけれど、あらすじ紹介に書かれていることがほぼ全てで映画としては面白みに欠けた。

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Bacchus