ライド・オンのレビュー・感想・評価
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アクション映画?親娘の絆を描く内容!
映画館でジャッキーの姿を観たのは遠い昔の
酔拳!他の作品はDVDばかりでした!
ジャッキーのカンフーアクションもまだまだ頑張っているなぁと思うけど何よりも愛馬の演技力が凄い!
最後は❤️心が温まる展開でした。
ジャッキー映画というジャンル
もちろん日本語吹替え版で観ました。
その声色はさすがに違えど、
セリフ回し、声韻、そしてアクションの呼吸のタイミング、
息遣いは絶妙でした。
石丸さんの吹替えで観たいという人が多いのも納得です。
中学校の近くにあったデイリークインで、
プロジェクターで店内の壁に映された石丸版の『酔拳』を何度も何度も、
友人と一緒に観せてもらいました。
恋愛映画、SF映画、アクション映画、カンフー映画、
と同じく、ジャッキー映画は独立したジャンルと私は認識しています。
ジャッキー・チェンが「もう演らない」とか、
「VFX合成するなら他の人を使え」と言うならば、
一つの映画のジャンルが無くなるでしょう。
人智を越えたアクションで観客の心を捉え、
常軌を逸したカンフーで笑わせる。
ジャッキー・チェンは、
他の誰にも真似できない特別な存在です。
アクション映画やカンフー映画は今後も残るかもしれませんが、
ジャッキー映画というジャンルはジャッキー・チェンがいなければ存在し得ません。
そんなジャッキーに感謝、
ジャッキーのスタッフに多謝。
一方、
ノスタルジーだけで語るのではなく、
技術の事を苦言。
ジャッキーを魅せる撮影、編集の技術はすばらしい、
ですが、
ドラマが全体的にテンポが良くなかったです。
馬もいい芝居をしている、
ベタな展開です、
ベタ自体は問題ないですが、
不要なカットが多かったように感じました。
【蛇足】
『カンフースタントマン』の拙ログの一部を引用します。
安全の限界ギリギリで撮影するノウハウは、
この人たちの命懸けのスタント、
全身傷だらけのアクションの痛すぎる積み重ねに下支えされている。
亡くなった方、再起不能になった方々の歴史に対して、
多謝尊敬合掌再多謝。
半自伝的
ジャッキーの半自伝的な内容と、香港アクション映画界への感謝&愛が込められた作品でした。
これまでのジャッキー主演作品の中から主要な有名アクションシーン、しかも各作エンディングのNGシーンを軸にして、「過去に主人公(ジーロン)がスタントをしたもの」として作中に使用しているのも。
ドラマ「グリーン・ホーネット」でのブルース・リーや、ジャッキー主演作『プロジェクト・イーグル』をオマージュしたような衣装も出ており。
主人公の人生がジャッキーの生きざまに重なります。
物語は
・老人となった今、過去のような仕事ができない体や、仕事より家族という現実を受け入れて、新しい生き方ができるか?
というところと、
・息子同然に育てた愛馬チートゥとの絆
2つの軸で物語が進み、なかなかに感動的。
同じ時代を共有した、自分の子供時代から活躍してきたカンフーヒーローの「今の姿」に涙腺が刺激されました。
ここ数作、中国共産党に配慮したような、わざとらしいセリフが混じり気味だったジャッキー映画でしたが、本作にはそんなものもなく、純粋に楽しめました。
ところで今まで自分の肉体に関してはCGなしでアクションをしていたジャッキーでしたが、さすがに馬が人の言葉を介して行動する人間的な演技や、馬によるスタントの演技だけはCGを使用してました。
ありがとうジャッキー。
あかん。泣いてもうた。
ジャッキー・チェンの映画で泣くなんて。
劇中父娘で昔のスタントシーン観てるところ、涙が溢れて止まらなかった。あんなに涙が出たんリリー・フランキーの「東京タワー、オカンとボクと、時々オトン」読んだ時以来やった。
過去作のシーンもあるし、再現したようなシーンもあるし、ファンにはたまらない。
ファンでなくても、ジャッキー初めて観る人だって楽しめるはず。
これはジャッキーの「グレートスタントマン」だ。
「酔拳」「蛇拳」「クレイジーモンキー笑拳」と初期の作品は東映のトラック野郎の同時上映だった。ブルース・リーの真似をしてた男の子はみんなジャッキーの虜になった。でもジャッキーの真似はできなかった。ハリウッドへ行ってジャッキーでなくてもいいようなアクション作品が続いて。香港へ帰ってきてジャッキーが自ら作ったのは「プロジェクトA」、「香港国際警察」、、。勧善懲悪、アクション満載、大人から子供までみんなが楽しめる映画を半世紀にわたって、命をかけて作ってきてくれた。
CGのあるなしに関わらず、今の映画のアクションはジャッキーやスタントマンたちがいなかったらこんなにすごくなってなかっただろう。
映画ファン、そして映画に携わる仕事についている人たちは、感謝と敬意を込めて劇場へ行かなきゃ。
かつてある評論家の方が、ジャッキー・チェンの映画だからって馬鹿にして観ないのは、東ヨーロッパやアジアの作品だから手放しで高く評価するよりも悪い、と言っていた。誰だったろう。石上さんかな。まさにその通りだと思う。
平日の昼間とはいえ、貸し切りだった。
ジャッキー・チェンの映画を一人きりで観るなんて。
ジャッキーありがとう。
尊敬する三大映画人。
チャールズ・チャップリン、ジーン・ケリー、そしてジャッキー・チェン。
3人とも俳優であり、監督であり、プロデューサーであり、アクションができて、ヒューマニストであり、チャレンジャーである。そして何よりもムービー・スターである。
ジャッキー集大成
子供の頃から大好きでした。
ここ10年くらいの作品ではアクションをやる姿に泣けて来てましたが…
今回の作品はまさに集大成というにふさわしい!
馬との絆、娘との絆、なんだかとにかく泣けて泣けて…鼻水だらだらでした。
馬の演技?凄いですよ(笑)
ストーリー展開に驚く点は無いけどそれがまた良いのです!
ジャッキーの泣く姿見たら私も泣いちゃいますよ…
過去作品の映像も流れるしオマージュ的なアイテムもたくさん!
それ見るだけで涙でした。
すべてのスタントマンに敬意を表した作品です
鑑賞動機:ジャッキーの映画を劇場で観たことなかったなあ9割、予告1割
昔、テレビで何本か観て以来のジャッキー作品鑑賞だったけど、十分楽しかった。時計台の場面のミニチュアとか、過去作の映像にニヤリとする。改めて思ったが、周りにあるものを使ってのアクションがコミカルさと驚きを生むのだね。
ただノスタルジーだけの映画ではなく、行きつ戻りつしながら変化していく親子関係やチートゥとの絆(後半は特にズルい)のドラマ部分もしっかり描かれていた。
名前がチートゥ(赤兎)なんて賢いに決まってると思ったら、予想を超えてくる。
アカデミー賞にキャスティング部門が新設されるそうだが、スタント部門も早く作ってほしい。
ジャッキー・チェンから世界中のスタントマンへのプレゼント
アクション映画には欠かせないスタントマン、彼らの生き方を描くことで感謝の気持ちを表現しているような作品でした。石丸博也さんの吹き替えにもジーンとしました。
もうそんな時代じゃないのよ
中学生の頃から見続けてきたが、やはりジャッキー・チェン老けたなー…と感じながらも、この惹き込まれていく感じに、ジャッキー映画健在!とも感じた!
70歳ではあるのだろうが、老けた役に徹しきってただけで、やっぱり昔ながらのジャッキー・チェンだった。
親子(父娘)の絆、相棒である愛馬との絆、仕事であるスタントへの想い、それらに氣持ちを馳せると感涙は避けられない。
過去の作品をチラチラ登場させるが、ジャッキー・チェンだからこそ成し得る事が出来た作品だと感じた。
ジャッキーに夢中になってた仲間と一緒に観られたら、もっと面白く感じる事が出来ただろう。
控えめに言って、最高
子供の頃からジャッキーチェンを見てきた世代にとって、懐かしくもあり当時の時代背景も思いだし感慨深い。
本作品、ジャッキーチェンの実話の可能性も充分あるとみている。何かのコラムで子供の学年を答えれ無かったとあったので確かだと思う。
偉大なる成龍
ジャッキーチェンの集大成
十代のころ、1度だけ生ジャッキーチェンに会う機会があって、サインしてもらってツーショも撮ってもらった。あれから40年、ジャッキーも今年は70才か...
久しぶりの新作に、あー老けたなーと思いながらも、動きは相変わらず俊敏で素晴らしいし、かっこいい。劇中で自身の作品を振り返るのに出てくる映像が、ジャッキー自身の作品なのも、彼の集大成的作品なんだな。最後は涙腺崩壊、今回は字幕版だったので、次は吹替版でもう1度鑑賞したい。
馬はけっこう頑丈
ってサニー千葉ちゃんも仰ってた。
数々のジャッキースタントをジャッキー様扮するルオが演じていたというメタ的設定の映画。
なのでこれまでのジャッキー映画の数々のセルフオマージュや小ネタが全編に込められていて、ファンならそこを探すのも合わせて楽しめる。
主人公が老齢のスタントマンというこの作品は「カンフースタントマン 龍虎武師」のジャッキー様からのアンサームービーの様に思える。
共通ワード "スタントマンはノーと言わない" なんてのは時代錯誤だと、ジャッキー様も本当に思っているのかも。理解はするんだけども、やはりちょっと寂しい。
そんな本作は共演者も豪華。
ユー・ロングァン、シー・イェンネン、ウー・ジン、アンディ・オン、等々。
特にアンディ・オンとのコメディチックなアクションシーンは、泣く程しごかれたという「香港国際警察 NEW POLICE STORY」とは打って変わり、『あん時ゃ悪かったな』、『いやいやあん時のおかげで今があります』。
なんて二人の会話が聞こえて来る様で、観ていてなんだかホッコリしてしまった。派手さは控えめだけど相変わらず高度な事してるんだけどね。
本作は家族の絆がテーマでもあり、疎遠だった娘との仲を取り戻す様子も描かれています。
この娘と疎遠という設定は「ポリス・ストーリー レジェンド」でも同様だったので、ひょっとして隠し子扱いしてきた娘に対して映画の中で謝罪しているのかも。
なんて他所様の家庭の事情に対する野暮はどうでも良くて、娘役のリウ・ハオツンが可愛過ぎる。アイドルかと思ったがきっちり女優さんらしい。今後にも期待です。
脱税はするなよ。
どう見ても娘というより孫だろとツッコミたくなるが、ジャッキー様の安定のスケベっぷりにファンならニッコリです。
御歳70歳、未だに現役のアクションスターで在り続けるジャッキー様を、あとどれだけ観られるのか。
そんなジャッキー様が家族愛とアクション愛を込めた本作。
是非「カンフースタントマン 龍虎武師」と併せて観ていただきたい。
二本合わせて、オススメ。
蛇足
ジャッキー様の映画の衣装がことごとくダサいというのを「プロジェクトV」のレビューで書いたが、まさか自覚されてるとは思わなかったw
ジャッキーチェン50周年記念作品
映画の中に懐かしい映像が多くあります。また、涙のシーンが多くあり、今までのジャッキーチェン映画ではないが、感動してしまう。
スタントのすごさ、恐ろしさ、スタントマンの心意気から、これからのスタント、生命の大切さなど、思うところが出てくる作品です。
もっとどうにか出来たんじゃない?
ジャッキー好きだから見たけどなんか違うんだよなぁって思いが拭えないそんな作品
借金取りとのアクションシーンは今までのアクション全部乗せと言うか流行りの総括
後半の借金取りとの辞めろ辞めないの掛け合いはかつて無茶していたカンフーアクションに対する熱意のようにも感じて非常に良かった
愛馬とのバディ感も良いし楽しめそうな予感はビンビン!
ただ親娘の話にするにはいささかジャッキーは年を取り過ぎだし娘は若過ぎ、いちいち仲違いしたと思ったらすぐ仲直りを何度も繰り返すのは流石にどうなの?
合間合間に作品にノレそうなのに親娘の部分でテンポが狂う
スタントマンはNOと言わない
ジャッキー・チェン、50周年、そして70歳か。。。
80~90年代は、出す映画、すべて見させてもらいました。
かつて伝説のスタントマンと言われた主人公ルオ・ジーロンが一線を退き、
馬のチートゥを育てながら、一緒に地味な仕事をしていた。
ところが、金銭トラブルによりチートゥが売られることに。
困ったルオは、遠縁になっていた娘のシャオバオに助けを求める。
彼女は法学部の学生、そしてボーイフレンドは弁護士。
そんな中、ルオのもとにスタントのオファーが舞い込んできて・・・
といったストーリー。
ルオを演じる、ジャッキー・チェン、ホントに70歳か?という動き。
見た目はさすがに年をとったな、一段と目が垂れたな、とか思ったけど、
相変わらずのコミカルな動き。
しかも今回は馬を相棒に暴れてみたりと。
一人娘のシャオバオ、とても可愛らしい女優さん。今後も要チェック。
娘のボーイフレンド、修行だ!と酔拳の修行させられたり笑
アクションもよかったが、今回はヒューマン要素が多かった。
ストーリー自体はやや薄っぺらくも感じもしたけど、
最近のCGやワイヤーアクションと体を張った演技に対する問いかけ、
父と娘の思考のすれ違い、昔と現在の時代の違いを対比させていた。
また、昔のジャッキー・チェンの代表作いくつかの映像を引用し、
ルオが昔スタントをしていた映画とするとは。うまい!
プロジェクトA、ポリスストーリー?など、懐かしかったー。
エンドロールもいつもどおりメイキングやNGが映像として流れた。
サンダーアームのときの重傷を負ったシーンが流れ、
当時世界を騒がせたニュースになった記憶が再度呼び起こされた。
もう70歳、あんまり無理はしないで笑
スタントマンだって人間、NOと言ってもいいよ。
ストーリーやなんやの作りの粗い面はあるが
ジャッキー・チェンが元気にやってるのが見られるのと、ヒロインのリウ・ハオツンが可愛かったので、それだけでも見に行って良かった。ジャッキー全盛期の映画をリアルタイムに見ていた往年のファンは、カットインしてくる映像見てるだけでも楽しめるのではないかな?
香港映画ではない、ところが哀しい。
とりあえずジャッキー・チェンは出来るだけ観ることにしている。
馬が凄い。トチ狂った映画祭なら助演男優賞にでもノミネートするに相応しい芝居(調教)。チャトランのように、同じ馬とは限らないが。全般的にディズニー映画の佇まいを感じた。ジャッキーアクションの回顧的なシーン連発に涙する、それもよきかな。
物足りなさがあるけれど…
70歳にしてのスタント役、ジャッキーすごいと思うけどさすがにアクションは抑えめ。CGも発達してるしねー。馬は全シーンほんもの?こちらもよく演技してるなー、と感心。家族同様に育てた馬とのお別れ、って設定がパンチ弱いのかも。超極悪人もいないしね。
ジャッキーらしい温かみを楽しめる
ジャッキー・チェンの全盛期の作品はほとんど観ていない。少なくとも劇場鑑賞は皆無。
でも、最近10年の映画は数作観ていて、大傑作と思える作品はないものの、結構楽しめたという記憶が残っているので、今作も観たくなった。
【物語】
かつては香港映画界最高のスタントマンと呼ばれたルオ・ジーロン(ジャッキー・チェン)。今は借金取りに追われながら、愛馬・チートゥと観光客相手の写真モデルで小銭を稼いで食いつなぐ日々。
ある日見知らぬ男達がやって来て愛馬チートゥを差し押さえると告げられる。チートゥはかつて友人の会社経営者の持ち馬の出産に立ち会い、障害を持って生まれた子馬を譲ってもらった馬だった。ところがその友人が経営していた会社が倒産し、チートゥは会社の資産なので差し押さえると言うのだ。
ルオはチートゥを引き取って以来、愛情を注ぎ、息子として育て、今やチートゥは掛け替えのない家族だった。 焦ったルオは疎遠の一人娘・シャオバオ(リウ・ハオツン)に助けを求める。シャオバオは大学法学部で学んでいるため、弁護士を雇う金が無いルオは娘に頼るしかないと思ったのだった。一旦は冷たく追い返すシャオバオだったが、恋人の新人弁護士ルー・ナイホァ(グオ・チーリン)を連れてルオを訪ねて来る。チートゥが会社資産ではなく社長の個人資産だったことを証明するため、父娘は頼りない駆け出し弁護士ルーと共に動き出す。
一方、昔ルオに世話になった映画館関係者からルオとチートゥ共演スタントの依頼が舞い込む。娘・シャオバオもルオの再起を後押しするのだが・・・
【感想】
まあ、なんてことないストーリーだし、スタントが凄いわけでもない。
でも、なんとわなしにいい。心地良い映画だった。
最近のジャッキー・チェン作品は大体いつもそうだ。
まず、ジャッキーの柔和で温かみある人柄がにじみ出ている顔を見ているだけで、癒される。エンドロールにメイキング映像(NGシーン)が挿入されているが、いつも和やかな撮影現場であることが想像される。そういう空気が作品に出ていることが、観ている方にも伝わり、心地良く感じるのではないだろうか。
また、今作の加点ポイントは娘を演じたリウ・ハオツン。女優としては美人とは言えないが可愛い。ヒロインではあるが、主役の憧れの人とか、カッコ良さを求められる役ではなく、老いぼれたスタントマンの娘という役なので、キレイ過ぎるのも違和感があるので親近感を持てる娘としてピッタリだ。娘を持つ身としては、会いたくても会えないでいた娘との距離を縮めて行くルオの歓びを想像しながら、父親目線で楽しめた。
ヒリヒリすることなく、ほんわかした気持ちで映画を楽しみたいというときにおススメの作品。
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