「ジャッキーの本音を語る映画?」ライド・オン みーさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャッキーの本音を語る映画?
ジャッキーチェン最後の映画?!!!
とのことで映画館に観に行った。
観終わっての感想は、なんじゃこりゃ。
え?この映画が最後で良いの?だった。
私はジャッキーチェンが大好きだけど、
動物もの家族もので終わるのではなくて
やっぱりアクションで終わってほしかった。
でもやっぱり映画の中でも語られてたけど
年齢によって体がついていかなかったり
家族にいつまでやるの?と心配されたり
九死に一生の大怪我もあったり
最新技術のCGアクションへの時代の変化の葛藤だったり、思うことは色々あったのかもしれない。
そういう部分を考えれば、この映画はジャッキーのアクションへの向き合い方・悩みが詰まってるのかもしれない。
娘と父という構図はポリスストーリーレジェンドでもあったけど、ジャッキーにとって家族がうまくいってなかったのか、何か思うことがあったのかな。
私も父とうまくいってないけど、
父親として子供の頃にできなかったことをしてあげたいとか思ってるのかもしれないけど、もう大人になった今の私にそれをされても困るし今更もう遅いしちょっと気持ち悪いし迷惑でしかないからやめてくれと思った。
昔はバスに傘でぶらさがってね、だったり
酔拳の特訓のオマージュだったり
洋服着替えてゴージャスですね、だったり
ところどころに、ジャッキーの今までの歴史が詰まっててクスッと笑えたし嬉しかった。
馬小屋で昔のジャッキーチェンの映像を観るシーンは、演技とかじゃなくて本当にジャッキーが泣いてるように見えて、女優さんも本当に心配してる顔に見えた。
宮廷のシーンでCGを使いたくない!!昔ながらのアクションでやりたい!!っていうけど、始まった途端めっちゃCGで笑った。
それに途中のスタジオの中を馬が飛ぶところは思いっきりCGなのに今更どした?ってなった。
ジャッキーが去って馬が追いかけるところは、3回くらい馬が土のところを転げてて可哀想だなと思った。そんな転げさせなくてもいいのに。
そもそも何故、馬だったのか。
三菱の車はもう出ないのか?
アクションは最初のパートだけなのか?
スローリーでもいいからジャッキーの生のアクションをやっぱり観たくなる。