「父と娘と息子(馬)の愛情物語」ライド・オン りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
父と娘と息子(馬)の愛情物語
かつて香港映画界伝説のスタントマンと言われたルオ・ジーロンは、現在は第一線から退き、愛馬のチートゥとともに、エキストラでの出演や観光客との記念写真の撮影など地味な仕事をこなす日々を送っていた。そんな時、債務トラブルで、チートゥを取り上げられそうになったため、ルオは疎遠になっていた大学の法学部の学生で一人娘のシャオバオに協力を求めた。そんなルオに、愛馬との共演というスタントマンのオファーが舞い込んだ。年齢も年齢だし、危険をともなう撮影だったが、ルオはチートゥを手放さないようにするため、危険なスタントシーンに挑戦し・・・さてどうなる、という話。
ジャッキー・チェンは2024年に初主演から50年、70歳になるとの事。70であのアクションは素晴らしい。そして、かつての映像がスタントとして流れるが、いろんな作品の名場面が観れて大満足。
エンドロールの最後に過去100年のスタントマンに対する敬意を表す字幕が出るが、あれは世界のスタントマンに対する感謝なら良いが、中国映画のスタントマンに対するのならちょっと違う気がする。香港映画を含めて中国映画って言ってるようで、当時の香港はイギリス植民地時代なんだから、少しはイギリスに敬意を示しても良いのでは?
シャオバオ役のリウ・ハオツンが美しくて可愛かった。
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