ルート29のレビュー・感想・評価
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ロードムービーと言うよりタバコムービー 喫煙シーンが多いのは、、、
冒頭から3人の中学生達の喫煙シーン。綾瀬はるかも喫煙シーンで登場。綾瀬はるかは非喫煙者だとか。法律を犯してでも中学生に喫煙をさせたり、非喫煙者に喫煙をさせたり。必然性があればまだしも、特に喫煙シーンは必要ないと思う。路上で吸ったり、挙句、森の中で吸ったりと。尾瀬の森林火災を引き合いに出すまでもなく、森林での喫煙は非常に危険。反社会的行為だ。
なぜ、こうまでして喫煙シーンをてんこ盛りにしたのか。清掃員全員が列をなし喫煙しながらの行進は、さながらJT のCM かと見紛うばかり。否、JT の広告だと見做されても仕方がない。このような風変わりな、マニアックな映画にはスポンサーがつきにくいと言うが、それを補うための資金をJT から得たのだろうか。ならば、堂々とそれを謳うべきだ。レートにも喫煙シーン多しと謳うべきだ。さすれば自分は見に行かなかった。喫煙シーンさえなければいい映画だったのに。残念だ。
余韻と間、雰囲気を楽しむ作品(下部にネタバレあります)
余韻と間、雰囲気、みたいなその辺が苦手な人は見ない方がいいかも。というか見なくていいかも。
冗長に感じる可能性が高い。
私は割と好き。
主人公が下を向くのと猫背を貫いてるんですが、走り方のフォームが整っていて、逆に主人公の過去を膨らませられた。陸上してたんかなあ。
以下ネタバレ。
妹が怖すぎ。
姉が働いてそのお金で妹が教員免許取ったのかな。姉は本当は何がやりたかったのかな。
何かあっても「お姉ちゃんはいつもそう。人の心がない」って言われ続けたのかなと思って辛い。その上で「そんな人でなしのお姉ちゃんのこと、私は解ってるし、好きだよ」と言うの、もはや洗脳モラハラDVだろ。
でもきっとこうやって毒親から育児モラハラされてる「お姉ちゃんお兄ちゃん」っていっぱいいるんだろうなとも思ってつらくなった。
ハル(合意誘拐された少女)はハルで、山の中に隠れ家を作っている(というかそこでよく遊んでいる?)風だし、一緒に旅へ出る旨を(多分そこに住んでる)ホームレスの人に話してるけど、育ての親は一切関知してないんだろうなと思って、そこも心臓がきゅっとなった。母親が精神病院へ入っているから、血縁だか何かに預けられてるんだろうなあ、家でもそういう無関心に扱われてたんかなぁとか。
そういう、心臓がきゅっとなる作品でした。
全員サイコパスだとホラーにならない
2024年劇場鑑賞295本目。
予告でこれラストシーンぽいなぁと思ってたら本当にそうで、そりゃラストシーンが映画で一番いいシーンになりがちなんだから、そこを予告に出せば予告はいいかもしれないけど本編観てる時にまだあのシーンないから最後こうなるんだろうなってずっとあるわけです。
中学生が写生授業の途中で抜け出してタバコを吸いに行って風が強くて火がつかず、同じくタバコを吸っていた綾瀬はるかに「風よけあった」と言ってモノのように扱うそのシーンだけで大人の喫煙もきついのに子供の喫煙で、しかも授業中にわざわざ、しかも大人は喫煙を注意するものでなく風よけというモノ扱いとサイコパスのオンパレードでくらくらしました。
しかしこれはあくまで序ノ口でした。出てくる人出てくる人みんなわざと感情のない棒読みで、無言で直立不動で立って何かを見ているシーンが多く、謎の展開、ずっと無言でただ着いてくる人、返事はするが言うことを聞かない人、とにかくなんかヤバい人しか出てこないです。でもみんなヤバいので誰も怖がっておらず、ああ全員サイコパスだとホラーにならないんだ、という発見はあったのでそういう意味では良かったのですが、じゃあ映画として気持ちよかったかと言われると気持ち悪かったとしか言えないのです。
言葉が届かない不条理劇のよう
ロードムービーの動く快さはない
娘を連れてくることを頼まれて彼女らの旅が始まるのだが
車を盗まれ、事故にあった老人を拾い、森に迷って社会から逃れた親子にあう
犯罪者になってしまう最後まで全てがバラバラで落ち着かない
不思議すぎるけど、嫌じゃない鑑賞後感
斜め後ろの人が開始10分後くらいから、客電が点くまでほとんど寝てた。
気持ちはわかる。
私も冒頭20分くらいは何度か集中できず、悪い意味で「何を見せられているのだ」状態。
ただ、物語が動き始めると、美しい風景やショットが続き、不思議と退屈せず最後までしっかりと見ていられた。
まあ、細部はよくわからないことだらけで、トータルで受け取ったつもりのメッセージも多分間違ってる。
それに、決して好きではない。
ただ、鑑賞後感は悪くないし、見てよかったと思ってます。また見たいか? いや、結構ですw
コミュニケーション取れず
■サマリー
他人と必要以上のコミュニケーションを取ることができないのり子は、
鳥取の町で清掃員として働いていた。仕事で訪れた病院の入院患者
「娘のハルを連れてきてほしい」と頼まれる。
姫路へと向かい、見つけたハルは風変わりな女の子で、
のり子に「トンボ」というあだ名をつける。
のり子とハルは姫路と鳥取を結ぶ国道29号線を進む。。。
■レビュー
まず、ルート29=そのまま国道29号線でした。
サマリーに書いた通り、姫路-鳥取を結ぶ国道29号線を進み、
二人で姫路に向かっていくのですが・・・
出会った人たちが謎だらけ。
三匹の犬を持つ婦人はなんだったんだ?
横転した車の中、なぜか天地逆に座り、ケガ一つしていないおじいさん、
カヌーに乗ってどこへ消えていったのだ?
日本の現状を憂いている親、そして連れまわされている息子、これも不明。
そして、のり子の姉、学校教師でありながら言動が不明。
主人公を演じたのは綾瀬はるかさん、さすがなんだけど無駄遣い感が勝った。
ハルを演じた大沢一菜さん、かなり変わった子をうまく演じていた。
こっちが主役か、と思うほど。
この作品、主人公のり子の感情の変化を表したいのだろうか。
コミュニケーションがとれない、つまりセリフも少ないのに加え、
描写の切り取り方もあまり好きになれなった。
作品が何が言いたいのか、受け止め切れなった。
令和浪漫の挑戦
綾瀬はるかの一ファンとして、半ば”義務的”に観に行きましたが、第一印象は鈴木清順監督の大正浪漫三部作、その中でも特に「ツィゴイネルワイゼン」を思い出した作品でした。「生きている者は本当は死んでいて、死んでいる者が生きている」というメッセージや、色遣いのコントラストが印象的だった同作と同じように、主人公たちが生と死、現実と夢の狭間を行き交いつつ、鮮やかな色遣いによる視覚的なインパクトを多用した幻影的な世界観を描こうとしたのが本作「ルート29」であると感じました。大正浪漫三部作は、原田芳雄や松田優作、沢田研二という当代きっての大スターを起用しましたが、本作も当代きっての人気女優である綾瀬はるかを起用しており、さしずめ令和浪漫作品と言うところでしょうか。
勝手な解釈で散々持ち上げておきながら言うのもおかしいのですが、そんな大正浪漫三部作の雰囲気を思い起こさせる大きなポテンシャルを持ち合わせた本作でしたが、残念ながらその”色眼鏡”が邪魔をしたのか、満足感は今ひとつでした。その理由としては、まずは本作のぼやっとした色遣いにありました。闇=黒を基調にして、鮮やかな原色を多用していた大正浪漫三部作に比べると、本作の色遣いは青空を基調としていて、そのためなのか若干モヤが掛かっていた感がありました。
序盤で登場した道端に並んだ3人のおばちゃんの衣装も、それぞれ赤、緑、黄(だったかな)を使っていたものの、柄物になっていた上、晴天の下であるが故にどちらかと言えば光=白が基調になっていて、そのため色が映えずにインパクトが薄い感じでした。そうした色遣いは終わりまで続いており、まあ作品の世界観としては統一されていると言えば統一されているものの、”色眼鏡”の影響もあってこちらが求めるものが得られずに、ちょっともどかしさが残ってしまいました。
いずれにしても、綾瀬はるかを起用した割には万人受けするような内容ではなく、むしろかなり挑戦的な作品であることは確かでした。個人的には彼女の新境地を見られた感もあり、その点は良かったのですが、前述の色遣いの件しかり、もっと先鋭的でド派手でぶっ飛んだ創りだったらもっと満足度が高かったのではないかなと思ったところでした。
また、東京だとユーロスペースやアップリンクなど、この手の作品を好んで上映するいわゆる単館系の劇場で上映しているのは自然でしたが、各所のTOHOシネマズでも上映していて(私もTOHOシネマズで観たクチですが)、上映館数を広げ過ぎている感じがしました。まあこれは私のようなものが口を挟む話ではないのですが、実際私が観た時の客の入りもちょっと残念な感じだったし、我らが綾瀬はるかの名を高からしめるためにも、むしろ単館系に絞った上映にした方が良かったんじゃないかなとも思いました。
そんな訳で、本作の評価は★3.2とします。
まあロードムービーではある。
「こちらあみ子」好きでした。
大沢一菜も出てますが続編ではないです。
アミコのリアル感あるヒリヒリは本作にないです、そこは期待しないで下さい。
凄く絵が綺麗なファンタジー風味のロードムービーと考えるとまあまあかなとも思いますが、何かが上手く噛み合ってなくて大きな流れを感じられなくて、カタルシスとか共感とか取れなかった気がします。大沢を母(市川)に会わせるとどうなるのか?それが綾瀬とどう交差するのか?メインの2人の掘り込みが足りなかったように思う。
スタティックな絵作り、棒読み、迷子犬、CG魚、お迎えカヌーの皆様。どれも面白い要素なんだけど流れを止める特性もあるから要注意。
結局、遊び要素が少し多過ぎたのかなぁ。
綾瀬はるかを見に行きました♪
レビューの低さを承知の上、綾瀬はるかを見に行きました。
何をやってもよいね。それだけで絵になる。
こんなクソみたいな映画も、綾瀬はるかで救われる。
点数内訳は、綾瀬はるか(4点)、映画として(-3点)合計1点かな。
でも・・・次はちゃんとした映画に出て欲しいな。
ホラー?かと思ったけど?なに?
事前情報なしで見たらホラー映画か?
と、思いながらしばらく見ていましたが、
最後までよくわかりませんでした。鑑賞には忍耐力が必要。
まあ、綾瀬はるか が出演する内容の映画ではないでしょう。
一般人としてはつまらない話
とにかくつまらない話。
ハルの母親は二人?生みの母親は施設に入っていて、ニュースでは母親が子供が帰宅しないと読まれていたのは育ての母親か?
一般人としては何で29号のロードムービーを訳の分からない二人がやっているのか、さっぱりでつまらない話です。
綾瀬はるかで観たけど、のり子はずっと掃除屋のつなぎで魅力もなにもない。のり子は子供を連れて来てという怪しい依頼を真に受けて、泥棒までしてやるのか?ホントに分からないからつまらなかった。
ラスト前で◯◯が道路の上泳いでいる映像はファンタジー?それまでのストーリーがぶっ飛びへんてこ世界の入り口を見た。今まで見た話がぶち壊された。
29点
シュールな脚本に演出。それはいいとして何を描きたかったのかいまひとつ伝わらず。
ごめんなさい。僕の感性にはちょっと合いませんでした。
最後に何か感動やオチがあるのかなと思いきや、それもなく終わってしまいました。
それに綾瀬はるかさんは好きなのですが、この役は綾瀬はるかではない感が。
てもハル役の女の子はこれからどのような俳優になっていくのか楽しみだと思いました。
こういうの演りたかったのかなあ
似合わない!
こういうファンタジーの世界観を嗜好する、監督、演者が少なくないのは知っているつもりだが、綾瀬はるかの清掃員(潜入ならOK)はよろしくない。役柄とはいえ、ずっと猫背だし、肩の、モッコリ感が後ろ姿だと、もうオバはん。(豊満な胸のせい)
むかし、デニーロがサックス吹きのミュージシャン役で総スカンを食ったが、一度、やってみたかったとかいうこともあるのかも。
自分無しでは成立しえないという重荷を背負いながら、このおっそろしく長ーい道のりをよくやり通したなあ、綾瀬はるか偉い。まあ観てるほうもエライでほんま(関西弁合ってる?)
ま、どんな
画を描こうと構いませんが、皆に評価されるかどうかは別問題。彼岸はこの監督さんの引っかかってる部分ですかね、お姉さん自問自答も良かった。
女優さんはどういう気持ちなんですかね?名画の中に自分が居る様な感覚?自分的には新垣結衣さんの役だった気がします。
ロードムービーなのか?
個人的にはツーリングでR29を何度も走破したこともありタイトルに惹かれて鑑賞。現実感ない設定と演出でリアルさがないファンタジーとなっています。綾瀬はるかの演技は押さえすぎてちょっと大丈夫なんだろうか、この人と思わせるのが監督の狙い通りなんだろう。というか登場人物全員がそうであり、普通に感情移入し難いように描かれている。取っ付きにくい映画でした。
私は仕事です( ゚Д゚)y─~~スパー
鳥取で清掃員の仕事をする女性が病院に入院している女性に娘を連れて来てほしいと頼まれて、姫路から鳥取まで国道29号線で2人旅をする話。
ローラースケートガールを探す風よけに始まって、やっとこみつけて後を追ったら、ん?林の中?というか保護者は?これって誘拐になりません?と思っていたんですがね…あっ!車(´・ω・`)
ハルにしてものり子にしてもコミュ障というよりなんだかASD vs ADHDという感じなんだが…と思っていたら、他の登場人物もみんな様子がおかしい???
なんかオカルト的要素もあるし…。
まったりテンポというよりも、会話の間すらたっぷりで、しかも何言ってるのか良くわかりません。
というか冗長過ぎて考えるのもダルい。
一応シュールでコミカルな描写も織り込んでいる感じではあるけれど、これっぽっちもノレなかった。
場違いな…
奇妙な作品だが奇を衒っているだけで退屈。
いびきをかくほど寝てしまったがまったく惜しくない。周りの方に申し訳なかっただけ。それでも退屈で出てきた。
綾瀬はるかの場違いな肌の綺麗さだけが印象に残った…
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