室井慎次 敗れざる者のレビュー・感想・評価
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踊らない、踊らされない。
これの前に観た映画はミニシアター系だったので、やっぱり制作費のあるTV映画はすごいなぁ…というのが一番の感想。
人もクルマもいっぱい出てくる。
そして、室井さんの話の1本目という気持ちでいたけど、大きな話の前編だった。
踊るシリーズはリアルタイムで観てない。
再放送とか映画を家族が見てるのをついつい一緒に見ちゃった程度。
なので時折映る回想シーンは、
いかりや長介と深津絵里が「元気」なのに懐かしい気持ちになる。だけ。
そういえばレインボーブリッジの映画は、小泉今日子がハンニバルのレクター博士みたいな予告に衝撃を受けて映画館で観たかも。
話は面白い。続きがめっちゃ気になる。
でもどんなに星空が綺麗でも、待てる人はDVDで充分な気もする。
これは演者の問題では無く、作品の問題。
室井さんは…
ついこないだの朝ドラで、人情だけでいつも呑気でニコニコしてるお父ちゃんの印象がまだ残ってたから…無愛想なエリート出身の室井管理監にビックリする。
すごいな、柳葉敏郎。
よく考えたら哀川翔と一世風靡セピアで歌手としてデビューした人だよな?と思ってちょっと調べたら、役者デビューの方が先だったみたい。
ある年齢層の人にはエンドロールが一番沁みるかも。
スーツ、似合うね。
過去作鑑賞本数ゼロ。オーバーロードに引き続き、またもや完全初見でやって来てしまいました。日本映画を代表する大ヒットシリーズだし、当時のスタッフも大集結したということで不安要素はかなり多かったけど、これまたさほど問題なく、ストーリーそのものは踊るシリーズ未見でも十分に楽しめた。
ただ、およそ12年ぶりの最新作。お待たせしました!と言わんばかりのファンムービーっぷり。過去作の名シーンが相当数映し出され、なんの思入れもない自分にとってはもちろん心に響くことはなく、ちゃんと予習してたら存分に楽しめんだろうな〜と思わずにはいられない。
しかも前後編の二部作という、なかなかに気合いが入った上映形態。こんなに攻めて大丈夫か?と心配だったけど、良くも悪くも丁寧な作りといった印象で、ファンにはたまらないだろうけど初見にはどうしても長ったらしく感じてしまった。合わせて4時間もあるわけだから本作オリジナルのキャラに関しても、室井慎次という男の人柄も無知な自分にも分かりやすく、そして魅力的に描くことが出来ていたし、随所に笑いも起きていて人物を際立たせるという意味ではとても良かったと思う。
だけど、前編にあたる本作「〜敗れざる者」では事件が起きただけであって、本当にびっくりするくらい何も進まない。散りばめただけ。回収作業は後編「〜生き続ける者」に全振り。前後編としてのバランスは悪いし、めちゃくちゃずるい作りだよね...。
それでも、踊るシリーズを予習して見ようと思うくらいには面白かった。またこうして室井慎次というキャラを再演するというのは、柳葉敏郎にとってこれまでの俳優人生を振り返る集大成的な意味合いを持つだろうし、今後この役をもう一度演じたことは役者としての魅力を更に高めてくれると思う。室井慎次は初めてだったけど、柳葉敏郎はずっと見てきた。過去作に思い入れはないけど、同じ役を何十年も演じてきた彼の姿に、なんだか感極まるものがあった。柳葉敏郎という男を知るために、室井慎次を見ていきたい。そういう思いに駆られた。
あとひとつ。少なくとも前編の本作は刑事ドラマとして見に行ってはならない。現役を引退した有名刑事の人間ドラマ。これを前提に見る必要がある。てっきり緊張感たっぷりのゾクゾクする刑事ドラマが見れると思っていたから、肩透かしを食らってしまった。ただ、人間ドラマとして見ればなかなかに質の高いものに仕上がっているのでご安心を。室井さんの人との接し方を見て一瞬で好きになったし、展開も順当でとても良かった。子ども達との平穏な日々に心が浄化される。「人はたまに笑うくらいがいいんだ」意外とそれは的を得ているかもね。
いつもおでこにシワを寄せる室井慎次。無愛想で頑固そうな見た目とは裏腹に、愛で溢れる心の持ち主。彼の周りにはそれを理解している人が多く集まる。初対面なのに、この映画を通して何故彼が愛されるのかわかった気がする。そういう目線で見れば、とてもよく出来た作品。
事件が何も解決していないというのもあるけど、結局後編が楽しみ。全ては後編にかかっている!にしても、前編なのに過去シーン流しすぎじゃね?最終回かと思ったわ。
室井さんの物語
帰ってきた室井さん。
踊るシリーズじゃなくして見れるし、ファンも納得できますよ‼️。
久しぶりの踊るシリーズ😆「FINAL」で完結したからもう新作は…と当時から思っていたけど、スピンオフで来ましたかー😁。
劇場で鑑賞したのは「2」と「FINAL」だからスピンオフは初の劇場鑑賞‼️。
室井さんの第一声は確か最初のシーンはなくて家のシーンになってそれでも中々セリフを言わずに焦らされました(笑)、第一声から声を聞いた時の感動🥹とちょうど笑いのシーンだったからそれもあってさらに良かったです。
全体的には前編と言うからやはりおおまかな流れの物語。現生活の全体像に過去の事件に関わった関係事件やら出来事が起こり警察を離れた室井さんが事件に関わるのか、離れた理由なんかも物語に盛り込まれ面白かったですよ‼️。
過去作の名シーンも出てきて、出演はされなかったけど許可をしていただいた俳優さんたちに感謝ですね😆。
今では歌番組なんかは使用の許可がなんだで映像が使えなくて視聴者は悲しい思いをしてる方達もいるので😭。
シリアスなシーンや笑いのシーンやらバランスは良く感じ、眠気もやはり邦画は起きないが前半のゆっくりな日常のシーンだけ少し眠くなりかけたがすぐに展開が変わったりしてアップダウンのバランスが良かったのかな(笑)。
柳葉敏郎さんもいい具合にダンディーになった感じがまたよいですね☺️、眉間の辺りのシワが増えましたねー苦労を自でいけてしまうんですね。
子役さんたちも良かった‼️、貴仁役の齋藤潤さんは若い頃の濱田龍臣さんみたいで中々キュートなイケメンさんやね👍、李久役の方は「フルハウス」のミシェルみたいに二人で一役なんですね、すごっ‼️。
杏役の福本さんは「ディア・ファミリー」の佳美さんだったのかー😲わからなかったです、病気と戦う子と犯罪者の子とまるっきり違う役柄で驚きと後編が楽しみですね。
他にもTVシリーズの方でちょいちょい室井さんと絡まれる方達にも時間の経過で今現在の役職や役割もしれて旧来ファンにも嬉しいシーンはたくさんありました☝️。
なんか久しぶりに長々書きましたが、面白かったし今回は一週寝かせましたが、次はどうしようかな❓(笑)。
今から後編の公開が楽しみですね☺️。
全ては次回に持ち越し
来月公開される「生きつづける者」も見なくちゃいけない(笑)
室井慎次「敗れざる者」を鑑賞。来月続編公開される「生きつづける者」との連作です。
警察官僚だった室井は定年前に警察庁を辞め故郷秋田の寒村に移住。
そこで、犯罪被害者の子供達を引き取って一緒に暮らしていたが、過去に猟期殺人を犯した女の娘が室井の前に現れた頃、室井は自宅の近所の雑木林で元詐欺師集団の男の死体を発見し捜査に巻き込まれる。
また、元猟期殺人犯人の娘も何故か室井対し敵愾心を露にするが、室井の家が火災にあうところで次に続く展開。
秋田弁を話す室井さんがまた見れる
踊る大捜査線シリーズが好きで室井さんの映画も見たくなって観に行ってきました。室井さんは難しそうなイメージがしていたので映画の内容も難しいんだろうなと覚悟していたのですが、そうでもなく定年前に退職をして、秋田の田舎で里親をしながら生活をしている室井さん。秋田犬もいて農作業をして子供に優しく温かくそこにいつもの難しさがあって、室井さんっていざとなった時、熱い思いやりがある人だったなと思い出させてくれる話になっていました。
前編は室井さんと子供達、事件が絡んで室井さんと昔仕事をしていた仲間が現れたり過去の青島とのやり取りを振り返ったりする場面があったり踊るファンには楽しめる作品かと思います。私は青島のキャラが好きで踊るをみていたのですが、室井さんメインの作品は今回見るのが初めてでなんといってもスーツ姿がとっても似合っている。秋田に戻ってきて作業する室井さんのシーンは今まで警官としてリーダーでやってきた人が仕事辞めてまで作業してる姿に胸が熱くなりました。
作品の内容としては事件の話が前編ではほとんど進まなく室井さんと子供を見るという視点かと思います。
柳葉さんはこの映画をやろうと思ってなかったみたいですが室井さんを演じてくれた事に感謝したいです。とってもカッコよかったです。
踊るシリーズだからこそできる人情味ある作品で感動して泣いちゃいました。
後編も楽しみで室井さんを見るのが待ち遠しいです。
薄い…けど…
ほのかな商業臭さ
元のドラマは未見だが、柳葉敏郎の昭和後期のようなノスタルジックな役柄や演技は良かった。
物語もまずまず分かりやすい。
ただ1点、女が家の中を探るシーンは、BGMで怪しさやスリリングさを説明しすぎだし、話の流れからすると別にそこまで緊張感あるシーンでもないし、チグハグさを感じた。
あとは概ねドラマに没入できた。
が、終わってみると、これはまだ前編で、後編もあると。
この話を120分2回やって、2000円2回払うかと言われると、違和感がある。
150分1回で良いから、もっと濃密で感情も思考も揺さぶって欲しかった。
間延びは感じないけど、テンポが足りない。多分いらない細かい描写が多いんじゃないかな。
元々はいい料理なのだろうが、薄めてしまってる感がある。あのボケ(?)、何回もやる必要ないでしょ。そんな余裕ないよ。
薄められているのを2回見る、つまり必要以上に課金を求められる、つまりファンムービーである、つまり沼あるいは推し活ビジネス、と脳内で変換が進むと、ある種の遠慮から私の財布の緒は締まっちゃう。
美味しい料理なのに、薄めなきゃいいのに、なんてね。
料理が元々4.0でも、7掛けで2.8になっちゃう。四捨五入して3.0。あーあ。
面白いけど私のお金は有限なので仕方ない。
あなたは元警察官でしょ?(笑)
前後編2作品で一本なので、この前編だけを観ても評価はできません。
そして「踊る」シリーズのスピンオフであり、シリーズのエピソードの続きものであることも承知の上です。
ただ、気に入らない描写が2箇所。
まず、トラックの荷台に人が乗ってはいけません。ましてや運転手は元警察官の室井さん。このシーンわずか10秒ほどなのに、全く必要のないシーンですし、このシーンがあるゆえに、この映画のリアリティはぶち壊しです。
あと、確かに「レインボーブリッジを封鎖せよ!」が公開された2003年当時、監視カメラを設置されるということを観ている我々も嫌悪感を覚えましたが、この監視カメラが現在どれだけ必要であるか、設置されててよかったかなどと多くの「犯罪を侵さない」一般住民にとっては必要善とされているのに、この作品の中では未だに「人を犯罪者扱いして」などという台詞が見られます。いくら秋田の田舎でも監視カメラは必要です・・・現在ではアーバンベアの監視にもなるでしょう。
お話の内容はどんなにありえない話でもあまり気になりませんが、リアリティを求めるならこうした点をきちんと演出すべきです。
あきたの国から
思っていた以上に楽しめた
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