「スピンオフの中では1番の仕上がり」室井慎次 敗れざる者 Basieさんの映画レビュー(感想・評価)
スピンオフの中では1番の仕上がり
今までの踊るシリーズのスピンオフは、『印象に残らない』『つまらない』の連続だったので、あまり期待していませんでした。
冒頭の矢本悠馬演じる警察官との絡みは、音楽も芝居も煩く若干閉口しましたが、それ以外は各キャラクターの心情がわりと丁寧に描かれており好感が持てました。
安定の斎藤潤、掘り出し物(失礼!)の前山兄弟は、特にその芝居の上手さに舌を巻きました。
2時間近い上映時間も苦にならず、続けて後編を観たいと思いましたが、楽しみは来週にとっておきます。
『面白い」よりも『よかった』と思える映画です。
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