情熱の王国
劇場公開日:2024年6月1日
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解説
スペインを代表する映画監督カルロス・サウラが、メキシコを舞台にミュージカル劇の幕が上がるまでを描いたドラマ。
舞台演出家マヌエルが次回作として考えているのは、ミュージカルを作る過程を描いたミュージカル。構想からキャスティング、完成までを描くには振付師の存在が不可欠で、マヌエルは著名な振付師である元妻サラに助けを求める。サラも出演者として、交通事故で車椅子に乗る登場人物を演じることに。キャスティングでは若者たちがオーディションに受かろうと競争心を燃やし、やがて3人の男女が頭角をあらわす。その中の1人であるイネスは、父親と地元ギャングとの対立を心配しながら稽古に励む。メキシコの力強い伝統音楽がアレンジされダンスとコラボレーションするなかで、悲劇と虚構と現実が交錯する舞台が生み出されていく。
「マグニフィセント・セブン」のマヌエル・ガルシア=ルルフォが演出家マヌエル、「フォーエバー・パージ」のアナ・デ・ラ・レゲラが振付師サラを演じた。「地獄の黙示録」などの名カメラマン、ビットリオ・ストラーロが撮影を手がけ、2023年2月に他界したサウラ監督とは本作が最後のコラボレーションとなった。
2021年製作/99分/スペイン・メキシコ合作
原題または英題:El Rey de todo el mundo
配給:Action Inc.
劇場公開日:2024年6月1日
スタッフ・キャスト
- 監督
- カルロス・サウラ
- 製作
- エウセビオ・パチャ
- 脚本
- カルロス・サウラ
- 撮影
- ビットリオ・ストラーロ
- 美術
- アレックス・アルベス
- 編集
- バネッサ・マリンベル
- 音楽
- アルフォンソ・G・アギラル
- カルロス・リベラ