情熱の王国

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情熱の王国

解説

スペインを代表する映画監督カルロス・サウラが、メキシコを舞台にミュージカル劇の幕が上がるまでを描いたドラマ。

舞台演出家マヌエルが次回作として考えているのは、ミュージカルを作る過程を描いたミュージカル。構想からキャスティング、完成までを描くには振付師の存在が不可欠で、マヌエルは著名な振付師である元妻サラに助けを求める。サラも出演者として、交通事故で車椅子に乗る登場人物を演じることに。キャスティングでは若者たちがオーディションに受かろうと競争心を燃やし、やがて3人の男女が頭角をあらわす。その中の1人であるイネスは、父親と地元ギャングとの対立を心配しながら稽古に励む。メキシコの力強い伝統音楽がアレンジされダンスとコラボレーションするなかで、悲劇と虚構と現実が交錯する舞台が生み出されていく。

「マグニフィセント・セブン」のマヌエル・ガルシア=ルルフォが演出家マヌエル、「フォーエバー・パージ」のアナ・デ・ラ・レゲラが振付師サラを演じた。「地獄の黙示録」などの名カメラマン、ビットリオ・ストラーロが撮影を手がけ、2023年2月に他界したサウラ監督とは本作が最後のコラボレーションとなった。

2021年製作/99分/スペイン・メキシコ合作
原題または英題:El Rey de todo el mundo
配給:Action Inc.
劇場公開日:2024年6月1日

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映画レビュー

3.5美しく哀しい

2024年6月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

暴力とダンスの交錯するところ。けっこう直接人が傷つくところを映していて印象的だった。

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ouosou

4.0美しい

2024年5月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

劇中のミュージカルを観たいと思いました!フラメンコではないサウラ監督も良いですね。コンテンポラリーダンス、ラテン音楽、ダンサー達の身体、絵画など舞台美術など全て美しかった。
ストーリーは、舞台と私生活が交錯していく所など旧作のカルメンみたいだと思いました。

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tomoboop