「あまのじゃくの意味が分かった。」好きでも嫌いなあまのじゃく ひろちゃん千葉さんの映画レビュー(感想・評価)
あまのじゃくの意味が分かった。
この映画も昨年の映画バブルと同じくネトフリと同時放映の映画。
それが影響しているのか映画館で放映している所も少ないし一日の放映回数も少ない。
見る事もでいないかと諦めようとした所、何とか夕方放映で見ることができました。
少なくともネトフリと同時はやめて欲しい。
ネトフリで評判になったら映画館でも放映するとか、ネトフリは映画放映2週間後かにするかにして欲しい。
内容としてはボーイミーツガールの冒険物。
米沢の高校生ヒイラギは学校でもボッチ、だけど仲間になりたくて色々手をつくすが、本人は超のつくお人好しの上に体良く使われるだけの存在。
そこに人間界にとある目的の為にやってきた鬼っ娘のツムギと出会う。夏だと言うのに何故か雪が降ったり怪現象に襲われることに。ヒイラギは人の良さでツムギの目的の為に尽くす事にするところから冒険?が始まる。
映像は素晴らしい。久しぶりに米沢で米沢牛食べたくなった。
それにしても出てくる人達が揃いも揃って良い人だけ。この辺はスズメの戸締りと同じ感じだ。
良い人なのは良い事だが良い人過ぎる人しかいない違和感。
物語的にはパブルと異なり筋の通った話にはなっている。
それとアマノジャクのタイトルの意味も分かってきた。皆好きでもないのに仕方なくやっている事がある。その意味と我慢?、忍耐?、耐えきれない思いが交錯する。なかなか簡単に割り切れない思いを抱えてどう生きるのか、それが問題だ。
思いを溜め込むだけ、思うだけでは伝わらない、きちんと自分の意思を相手に示さないといけない。その事を伝える事の大事さ。忖度ばかりではダメなのだ。そんな映画。
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