劇場公開日 2024年10月25日

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八犬伝のレビュー・感想・評価

全314件中、121~140件目を表示

4.0不思議なお話

2024年11月4日
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鑑賞方法:映画館

やはり 役所さんは素晴らしいと思いました。

八犬伝のような物語はどこかファンタジーぽく感じて、苦手意識がありましたので、今回初めて八犬伝を知る感じでした。

役所さんの滝沢馬琴、内野さんの葛飾北斎、黒木さんのお路の現実がそのファンタジー感をいい意味で幻想的にしてくれました。

ただ八犬伝のお話であればこんなもんかと軽く納得してしまいそうですが、現実を演じる俳優陣がとても深く重みがありました。

怨霊を打ち倒し、八犬士の前に伏姫が現れるシーンでは、八犬士たちが仔犬に見えました。

滝沢馬琴の最期も、八犬士たちに支えられるようなかたちで遂げましたが、そこでも八犬士たちが仔犬のように見えました。

やはり役所さんが演じる重みというものが、何倍もその映画を面白くすると改めて感じました(。'-')うん

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Qoo

4.0思っていたのと、全然違った でも、とても良かった

2024年11月4日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

ハンネのseiyoは内野聖陽様が大好きだった頃につけたハンネ
聖陽様を拝みに行ったしだい。

今日は朝イチではなくて、15:30からのスタート
お腹いっぱいでなおかつ、長尺で心配したが、何とかトイレも大丈夫だった。

里見八犬伝と言えば、山田風太郎氏。
子供の頃は魔界転生や忍法帖シリーズは好きで読んでいた。
比較的近隣に里見氏ゆかりの、里見公園がありこちらも何度か足を運んだ。
そんなわけで、山田風太郎氏の独特な感じの映画かと思っていたら、良い意味で全然違っていた。

パートが2つに分けてあり、上手に分けていた。
28年かけて、八犬伝は完成したらしいが
年月の経過を役所広司さんと聖陽様の外見で
表していた。
聖陽様のおじじぶりが演技とは思えなかった
素晴らしい👏
長尺のためか、途中せきを立つ人多数。
そのためか、エンディングロールは誰もせきを立つ人がいなかった
ビックリ!
とりあえず、テーマは
親子愛ですね

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seiyo

5.0現代娯楽のルーツ

2024年11月4日
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泣ける

興奮

人形劇の八犬伝思い出した。
ゲームやドラゴンボールなんかのルーツなんじゃない。
創作するって凄い。

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けな

3.5虚と実の交錯

2024年11月4日
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鑑賞方法:映画館

すべては殿様の不用意で安易な発言が発端だったとは?八犬伝の作者目線で描かれた歴史エンターテイメント作品。まあまあ面白い作品でした。重きは馬琴さんが物語を完成させるまでの苦労物語なので、ボスキャラもあっさり?

128

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タイガー力石

3.0八房と役者さんたちはよかったです

2024年11月4日
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やはり深作欣二作品の里見八犬伝の印象が強く、

え、ここで❓急に親兵衛⁉️

と、ビックリしました💦

が、観てる途中で、あ、滝沢馬琴が主役なんだね、里見八犬伝と比べちゃいけないんだなと思いました。
でも、闘いのシーンはもっとメリハリが欲しかった。

しかしたしかに、タイトルが滝沢馬琴だったら観なかったかな。

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サトミンコ

4.0(虚と実の)切り替えが見事

2024年11月4日
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虚と実の入れ替わりが良くて
少しでも偏ると物語が壊れると思う
良かった

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佐々木

3.0虚実

2024年11月3日
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CGがチープで笑えた。
現実パートの特殊メイクはよくつくりこまれていたけど。

虚と実を表すためにわざとなのか…?

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khs69

4.0実の世界 虚の世界

2024年11月3日
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鑑賞方法:映画館

■サマリー

作家の滝沢馬琴は、友人の絵師葛飾北斎に、構想中の新作小説について語る。
内容は、里見家の呪いを解くため、八つの玉を持つ「八犬士」が運命に導かれ終結、
呪いと戦うといった物語。
その内容に惹かれた北斎は、たびたび馬琴のもとを訪れ、話を聞いては、絵に描く。
そして、28年の歳月をかけ、完成を迎えようとするが、馬琴の視力は失われ、
執筆が困難となる。。。

■レビュー

1983年に公開された「里見八犬伝」は映画で見たし、原作も読んだ。
それから、40年余り・・・
覚えているわけがない!こんな話だったか?いや、こちらが本当の八犬伝?
と思いながら鑑賞。

といっても、それは八犬伝パート。

実はこの映画、馬琴が八犬伝を語り、執筆する馬琴パート(現実パート)と、
その八犬伝を描写する八犬伝パート(虚構パート)を行ったり来たり、
まさに虚実混交な作品。

中でも、馬琴と四谷怪談の作者である鶴屋南北が議論するシーンは
見ごたえあり。
文章(虚)が現実(実)を変えることができる。
その後、馬琴は勧善懲悪ストーリーを書き続けることに対し、悩み、
葛藤しながらも、八犬伝を書き続けていく。

そして、28年の歳月をかけ、作品は完結。
48歳から執筆開始、完結したときは76歳、晩年は視力を失いつつも、
息子の嫁に口述筆記してもらいながら、というのは、実話らしいです。

馬琴を演じた役所広司さん、北斎を演じた内野聖陽さん、
いまさらこの二人になにを言う。素晴らしすぎる、バツグンの安定感。

馬琴の息子は磯村勇人さん、その妻は黒木華さん、
このお二人もいろいろな映画に出ているけど、若いのに、すばらしい。
特に、黒木さんの義父、義母に寄り添う姿、執筆を手伝い、
筆記する姿勢に感動。

馬琴の妻は寺島しのぶさん、こわいわー、毒はいているわー、
こういう奥さん、いそうです笑

この映画では、八犬伝(虚)パートより、馬琴(実)パートの圧勝でした。

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よっしぃ

4.0虚実のはざまで

2024年11月3日
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タイトル八犬伝。
ここから、かの滝沢馬琴作、南総里見八犬伝の物語そのものを映像化したもの、とみる向きもあろうかと思われる。
かつて深作欣二監督、シナリオ鎌田敏夫、薬師丸ひろ子主演で映画化されてもいる。

今作は山田風太郎原作をベースにしているため、八犬伝そのものだけを映像化したものではない。
滝沢馬琴の実人生パート、劇中劇としての八犬伝パートを交え物語を進めている。原作未読ながらそのエッセンスを抽出しながら作られているものと思われる。

結論からいえば成功している面と、惜しい面が混在している。
上下巻ある原作を150分弱で見せ切るには、時間が足りないか。十分に長い時間ではあるが、キャラクターの掘り下げに今一歩深みが欲しい面。八犬伝の物語そのものの深みもまた
もうひと押しあれば、と思わなくもない。

しかしながら、この物語は作家が物語を創造してゆく苦悩、懊悩、実人生における犠牲をも描いており、深遠なテーマに挑んでいる。その点においては、滝沢馬琴その家族、挿絵を共に描く葛飾北斎との濃密な交流。鶴屋南北とのエピソード…など実人生パートにとりわけ、魅せるものがある。
映像であれ文字であれ、無から何ものかを創造することは生命を削ることに他ならないのだ、と強く思い至る。

それは比較対象にはならないかもしれないが、私たちみなが送る人生の時間も同様ではないだろうか…。

ベートーヴェンは慢性的な内臓の疾患に加え、40歳ころには耳がほぼ聞こえなくなっていた、という。
しかし第九など後世にのこる壮大な作品を残した。

馬琴も終盤盲目になりながら、口述筆記で八犬伝を完成させる。

監督曽利文彦、デビュー作ピンポンを漫画原作を忠実に映像化し、注目された。なかなかに魅せる。
滝沢馬琴に役所広司、さすがの演技。葛飾北斎に内田聖陽ひょうひょうとユーモア溢れる馬琴とのやりとりが素晴らしい。
寺島しのぶ、黒木華、と贅沢なキャスト陣。
物語パートの土屋太鳳、栗山千明。

中村獅童、尾上右近、立川談春…と。話題作に出演中の河合優実…豪華である。
VFXによる八犬伝物語にも見どころは多い。

80年代の深作監督作、山田風太郎という作家を再び浮かび上がらせた。その点においても意義深い作品である。

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たま

3.5真面目に、実直に

2024年11月3日
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楽しい

知的

戯作の八犬伝と現実の江戸を行ったり来たり
その構造は少し奇特だけれど、それぞれの内容は虚と実、創作と現実、正義と悪、という飲み込みやすい二項対立、或いは並立で構成されているので、ややこしくならずに分かりやすい

裏返すと、意外なことは起こらない
前述したように戯作の「八犬伝」と現実の「馬琴の生涯」を二本立てとして描くに相応の上映時間となっていることもあり、人によっては退屈を感じてしまうかもしれないので、その分の星を減らしてある
個人的には三夜連続放送の特別ドラマを一気見したような感覚だった

江戸時代の習俗や“滝沢馬琴”“葛飾北斎”“鶴屋南北”といったビッグネームは納得感のある解像度で手抜かり無く描かれているように感じたので、そこを楽しめるかどうかによっても評価は分かれそうだ
とても真面目に、実直に、滝沢馬琴という人を描ききった物語だったと思う

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路傍立石

3.5山田風太郎の小説「八犬伝」を役所広司主演で映画化。里見家の呪いを解...

2024年11月3日
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山田風太郎の小説「八犬伝」を役所広司主演で映画化。里見家の呪いを解くため運命に引き寄せられた8人の剣士たちの戦いをダイナミックに活写する,,,内藤聖陽、寺島しのぶ、黒木華、磯村勇斗らが物語を引き立たせる、、いいね!

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てかる

5.0とにかく良かった!

2024年11月3日
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楽しい

興奮

幸せ

子供のころ、夢中になってテレビの「新八犬伝」を見た世代です。

それ以来のワクワクをありがとう!という気持ち。

映画館には私と同じ世代のご夫婦がほとんどだったので、もっと若い世代にも見てほしいです。

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みかん

3.0ラストが良かった

2024年11月3日
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泣ける

楽しい

興奮

虚と実が混ざりあって、八犬伝の物語がすすむうちに馬琴が老い、時が経っていく描写が現実味あって人の生き方について考えさせられました。
後世に残るような作品、実績は主人公と言われる人だけでなく家族や周りの人たくさんの人に支えられて出来た、色んなドラマがあるのだと改めて感じました。

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のりぞう

5.0玉梓

2024年11月3日
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楽しい

興奮

幸せ

見ました!馬琴と北斎の関係性の描き方とても良かったです!!昔、北斎漫画と言う映画以来です。テンポも構成も演出も良いです!!可哀想なのは
栗山千明さんです。ご本人は
知的で明るくてよく笑う素敵な女性なのに美人過ぎて、いつも怖くて妖艶な役が多い気がします!!

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JANGO

4.0あ〜、面白かった。懐かしかった。

2024年11月3日
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江戸時代の大人気ファンタジー 「八犬伝」を書いた曲亭馬琴(本名 滝沢馬琴)の話と「八犬伝」そのものの実写化映像を、往復しながら観せてくれる映画。
八犬伝は、隣家の裏切りで窮地にあった安房の里見家で殿が愛犬 "八房" に敵将の首をとってきたら我が娘を嫁にやるぞ、と語ったことから起きた事件と、そこから生まれた八人の "珠(たま)" を持つ子供たちが里見家を助けに集まる話。

「八犬伝」 自身は江戸時代だが、NHKで1973年4月から1975年3月まで足かけ2年、全464回放送された人形劇「新八犬伝」は当時大人気だったので、現代でも知っている人は多い。上記放映期間は、俺の中学入学から2年生の終了まで、という時期にあたり、俺も家に飛んで帰ってTVにかじりついて観ていた。若い頃の、友人至上主義みたいな考え方は、「新八犬伝」に色濃く影響されているかも。

いやあ、面白かった。
馬琴が葛飾北斎と関わり合いながら書き続ける話はともすれば単調になり盛り上げにくく面白みは出しにくい。一方八犬伝自身を実写化するだけで映画とするならそれこそ「ロードオブザリング」ばりのVFXが期待されちゃう。そんな中で、両者を組み合わせたことはまさに「絶妙!」 実写版は、馬琴の書いたお話の先を見たいという気持ちで待ち遠しいし、江戸時代のお話という頭が常にあるから、そこそこのVFXで十分にスペクタクル。実際の馬琴のシーンも、めまぐるしく進む八犬伝シーンの、ちょうどいい箸休めとなり、まったりしていること自体にすら価値を感じる。
さらに馬琴シーンは、最後に一捻りもあり、恥ずかしながら俺は泣きました。(一捻りと言っても実話なんだけどね)

まあ、中学時代は実写シーンにあたる「新八犬伝」最終回で号泣した記憶があるから、ちょうどいいのかな。

この組み合わせにしようと考えた人にははくしを送りたい。

ぜひ一度、観てみてください。

おまけ1
馬琴と鶴屋南北が、舞台の奈落で虚実を語り合うシーンは、たしかに面白かった。創作する人なら、俺の100倍響くとこなんだろうな、と思って、少し羨ましく思ったことを思い出しました。

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CB

2.5構成しきれてない感じがしちゃう

2024年11月3日
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楽しい

馬琴、北斎パートは重い役者を配置しすぎ
寺島しのぶの演技が厚すぎる印象を受けた
演出として現実問題を引き受けてきた女性を際立たせる狙いと見えないこともないのですが
メジャーな役者の演技合戦はただでさえテンポの悪いストーリーを重くしているように感じてしまいました

八犬伝パートの軽さはそういう事でしょう
全体的に長いのでもっと少なくても良かったけど娯楽作品として持たないですかね
というか観ているものに構成がどうの感じさせるのはどうも

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tmnrstar

4.0虚構世界を作り上げる執念

2024年11月3日
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実に28年かけて書き上げられたという八犬伝。
現代の戦隊ヒーロー物の元祖みたいなお話だったんですね。
作者滝沢馬琴と挿絵画家葛飾北斎の【実】パートと八犬伝の物語の【虚】パートが交互に語られるという斬新な切り口で面白かったです。八犬伝パートは虚の世界でわざと作り物っぽくしてあるのかな?まさにハチレンジャー。役所広司と内野聖陽のやりとりは本当に惚れ惚れ見とれてしまいました。最後漢字もろくに知らない娘が必死に口述筆記する場面は涙。
子供の頃、薬師丸ひろ子の里美八犬伝を見て泣いた覚えがあるんだけど配信で見直したらいかにも昭和の映画であれ?って感じでした。
この時代の小説ってどうやって出版したんだろう?何人もの人が一冊ずつ書き写していったんですかね?
八犬伝の方だけでネトフリでドラマ化してくれないかな。

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ぎんぞう

4.0期待を超える良さ。

2024年11月2日
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興奮

知的

期待を超える良さ。
江戸浪漫(実)、乱世戦国絵巻(虚)のスライドは2時間半の長尺も退屈させない。
今では日本が世界に誇る文化『漫画』のヒーローもの原点と言われる滝沢馬琴の大ヒット名作『八犬伝』。
海外に打って出てほしい和の国の美しい映像、これ程巧みに描く曽利文彦監督が見事。
美男子8剣士はじめとにかくキャラが立つ登場人物を演じる全員が演技上手の豪華すぎる役者陣の中で自分は最恐のヴィラン玉粋演じる栗山千明さんが素晴らしかった。
お薦めの映画です。

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masayoshi/uchida

5.0曲亭馬琴の人生と八犬伝の物語が交互に語られる構成の上手さに脱帽

2024年11月2日
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泣ける

楽しい

興奮

たいへんに有名な原作ですが、恥ずかしながら未読です。
遥か昔に人形劇で観た登場人物の名前が朧に記憶に残っている程度…

予告編を見て特撮ものかと思い、「微妙だなぁ」とは感じていましたが
「役所広司に外れなし!」の信念で鑑賞しました。
いやぁ良かったです。
「八犬伝」ってこういう話だったんですね。
八犬伝のストーリーも面白いですが、馬琴と同時代の著名な芸術家たちとの交流、家族間の複雑な愛情、晩年の鬼気迫る執筆風景…
馬琴の人生の断片が八犬伝のストーリーと絡まり一体となり観客の心に染みこんでくる。

繰り返します。いやぁ面白かったです。

特撮がしょぼいとか、粗を論えばキリがないですが、八犬士たちの凛々しさと戯作者の迫力に魅せられました。
これを機に重い腰をあげて原作を読んでみようと思いました。

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さとうきび

3.5時代劇かと思いきや

2024年11月2日
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知的

予告を見ずに鑑賞。初めの門の描写にものすごく違和感を感じて不安になったけれど、若手の役者さんの演技と、ベテランの役者さんの演技を見比べながら、最後まで楽しんで見ることができました。

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たー
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