劇場公開日 2024年10月25日

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八犬伝のレビュー・感想・評価

全396件中、241~260件目を表示

4.5八犬伝を創り出した滝沢馬琴の作家としての信念と生き様

2024年10月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

予告編で大好きな八犬伝という言葉を見て蘇った過去の記憶に導かれて鑑賞した。

本作は、八犬伝の作者である主人公・滝沢馬琴(役所広司)の八犬伝創作活動パートと、八犬伝物語パートが同時進行していく。地味な実の創作活動パートと派手な虚の物語パートがバランス良く同時進行できるか心配になったが杞憂だった。実と虚を見事に融合した壮大で奥深い作品に仕上がっている。

創作活動パートは、演技巧者の俳優を揃え主人公の作家としての生き様に迫っている。主人公が八犬伝の原稿を友人の葛飾北斎(内野聖陽)に見せ興味を持った北斎が挿絵原案を書くというスタイルで進行する。生真面目で緻密な主人公、豪放磊落な北斎という性格の異なる二人の作品の実と虚の議論は原稿の進行とともに深まっていく。特に鶴屋南北も加わった作品の実と虚の議論は印象深い。現実に起きないからこそ勧善懲悪を虚として描く主人公と、どんな辛い現実でも直視しようとする鶴屋南北の激論は、読み手に何を伝えるかという作家としての信念のぶつかり合いであり迫力がある。見せ場だった。

主人公の創作活動は28年に及ぶが、創作意欲は衰えず最後は失明しながらも息子の妻・お路(黒木華)が口述筆記して完成に至る。なぜ、そこまでして彼は八犬伝を完成させたのか。それは八犬伝が彼の作家としての信念である勧善懲悪という虚の世界を描いた最高傑作であると確信したからである。八犬伝を通して読み手に実際には経験できない勧善懲悪の醍醐味を味わって生きる糧にして欲しかったからである。

物語パートは最新映像技術を駆使して見応えがある。運命の珠に導かれた八犬士の出会い、そして里見家の滅亡を企てる怨霊との壮絶な戦いは圧巻の迫力。八犬士は若手俳優構成なので、新感覚のアクション時代劇の雰囲気が爽快。尺の都合でダイジェスト版になっているが、詳細追加すれば単独作品としても一級品だろう。

しかし、本作は敢えて創作活動と物語を一つに纏め、物語は作家の渾身の創作活動と信念によって生み出されることを強調している。今まで観てきた八犬伝より心に響く作品になっている。

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みかずき

4.0虚と実の並走

2024年10月29日
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楽しい

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幸せ

虚像と現実。映画の中でも語られるが、正義が勝つとは言えない、正直が報われる世界とは言えない現実は、つらいのだが、虚像の中だけでも正義が勝つ、正直が報われる物語があるべきだと。
また、好きなので仕事にする、できるではなく、生活するために仕事をしてる。など考えさせられるセリフが多々ありました。
八犬伝の物語も楽しかったですが、このパートだけでも映画で観てみたいと思ってしまいます。

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もりちゃん

3.5エンタメ的には楽しめた

2024年10月29日
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八犬伝のストーリーが作者の創作過程に沿って展開されていく。八犬伝を知らない人でも楽しめる構成でちょっと長めの映画だけれど,飽きずに楽しめた。
作者側のストーリーは役所広司と内野聖陽、寺島しのぶに黒木華とくれば完璧な布陣。素晴らしい緊張感でこの映画の柱だった。
一方,八犬伝側のキャスト達,若手というのはあるものの時代劇をやるにはちょっと役不足。皆かっこいいのだけれどやや残念だった。そんな中,栗山千秋の演技は光るものがあった。

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ニョロ

3.0八犬伝パートがちょっとしょぼい…

2024年10月29日
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八犬伝パート(虚の方)が、もっとファンタジーであって欲しかったなぁ。
里見の殿様が途中出てくるところなんて、家臣一人かい!落ちぶれたとはいえ、殿様だよ。
もっと、手下(キングダム的なCGでもいいので)を引き連れてきてよ。あと、唯一いた家臣、ぼーっとし過ぎ。殿の前では、もっとSPぶりな目つき必須。
なんか、「尼子一族の底力を見せてやる!」(うろ覚え)って言いつつ、一族総勢6人かよ!ってずっこけた「たたら侍」をふと思い出してしまいました。
クロマキーガンガンで、背景レインボーで、2.5次元的でもいいので、もっとファンタジーにして欲しかった。
四谷怪談部分にあれだけ予算使っているのだから、そこを半分にしても、ファンタジーに予算を割いて!(ていうか、南北の部分は、忠臣蔵と四谷怪談って実はこういう意味なのよって言いたいだけじゃないか?って思ってしまいました。歌舞伎を見ている人ならみんな知っているであろうことなのに)
八犬伝パートがもっと豪華だったら、走り方や歩き方や刀裁き、殺陣なんぞ気にならないと思うの。ファンタジーって思って見られるから。
あと、「殿!最上階へ!お逃げください」みたいなせりふがあって、「最上階って!マンションか!」と思ってしまった。天守閣じゃないのかな。3階、4階っていうのも、あんまり時代劇では聞かないけど、それは火縄銃の言い訳と同じなんだろうな。
馬琴パートが説明せりふが多いこと以外(あと歌舞伎パート)は、いい感じの映像だっただけに、虚構部分がなぁ、もっとファンタジーであって欲しかったです。

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su-zu

4.0八魂を 瞼で描く 虚実の姿!

2024年10月29日
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興奮

幸せ

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The silk sky

4.0深みと派手さの両方がよかった

2024年10月29日
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楽しい

興奮

知的

滝沢馬琴の現実世界は演技のうまい役者で固めてひたすら深みのある物語に仕上がっていたし、八犬伝のほうは若さ弾けるアクション活劇に仕上がっていたし、その対比もメリハリがあっておもしろく、長い時間の映画なのに最初から最後まで夢中になって観られました。
CGが子ども向けの戦隊ものレベルだったのがちょっと残念だったけど。
それにしても、八犬伝の物語はやっぱり面白い!

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すみゃん

3.5タイトルなし(ネタバレ)

2024年10月29日
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mini

4.0予告編どおり

2024年10月28日
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もっとも映画で観たい原作の1つ「南総里見八犬伝」に関する映画なので、楽しみに観ました。
山田風太郎医師の原作「八犬傳」は、未読だが、
 日本で最初と言われている 副業を持たない純粋な小説家:曲亭 馬琴(滝沢馬琴)氏を語っても、誰も興味を持たないが、永い章回小説「八犬伝」の切り抜きを 張り合わせて入れ込む事により、
江戸後期の文人の生きざまを見事に映画・小説化できていました。

本作を観ていて、月代・火縄銃・武具・衣装等での考証が気になったが、それはあくまで"虚の世界"
江戸時代にあって、作者があえてSF娯楽作品に徹している事が素晴らしい。
実の世界での考証は、文句はないが、最晩年に過ごした 新宿区四谷信濃仲殿町は、下級武家屋敷街だったのだが、竹藪が多く、そんなに田舎ではなかったと思うのだが。。。

撮影はしっかりしています。

八犬伝を扱った作品は、「宇宙からのメッセージ(1978年)」「里見八犬伝(1983年)」とみてきたが、
子供の頃観た NHK「新八犬伝(1973年-1975年)」が、1番面白く、今でも8個の字は主題歌として覚えています。

馬琴について、じゅうぶん魅せてくれたので、
次に観たいのは、今回の役者をそのまま使った「南総里見八犬伝」だ。
2時間では表現しきれないので、
ネットフリックス等の動画配信で、全106冊の章回小説を 最低でも3シーズン30話位
可能ならば9シーズンにまとめて、製作して欲しい。

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YAS!

3.5虚と実

2024年10月28日
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単純

興奮

魔界転生や忍法帖の山田風太郎原作の作品。

物語「南総里見八犬伝」の「虚」の世界と
原作者「曲亭馬琴」の「実」とを行ったり来たりする構成。
「八犬伝」パートはうまくダイジェストにしてあるので見やすい。(親兵衛編はめんどくさい)
が、途切れ途切れになるので、ちょっと集中が欠ける部分も。
どっちもやりたいのはわかるが、話が散漫になってしまい薄くなった印象を受けた。
「馬琴編」と「八犬伝」を2部(作)構成でもよかったか。(それだと「馬琴編」が地味な仕上がりになるかも)

キャスティングは豪華。
「八犬伝」パートは若手を多く起用。演技はともかく(笑)、原作に近いイメージの俳優であったと個人的には思う。(特に毛野は女性をキャスティングしがちなので辟易していた)

八房デケェなw

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YOU

3.0企画的に失敗だったか

2024年10月28日
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知的

寝られる

邦画界随一の名優役所広司の作品なのでそれだけで観賞は決まりなのだが、役所以外にも内野聖陽他、名だたる名優のキャスティングを見て楽しみにしていた。

【物語】
時代は約200年前、江戸時代後期。 滝沢馬琴(役所広司)は自宅で親しい友人の浮世絵師・葛飾北斎(内野聖陽)に構想中の物語の冒頭を語り始める。たちまち魅了された北斎は、馬琴に頼まれ話を聞いて思い浮かんだ場面をその場で絵にする。馬琴はその絵でさらに構想を搔き立てられる。

北斎は物語の続きを聴くために足しげく馬琴のもとへ通い、一方馬琴も北斎がイメージしたシーンをその場で描くのを見ることが大きな楽しみになっていた。

悪が横行する世で勧善懲悪を貫く八犬伝は、出版されると世間で大人気作品となる。長大な物語は20年を超す歳月書き続けられるが、終盤に差し掛かる頃には年老いた馬琴は視力を失い、ライフワークとして書き続けて来た物語を完結することが危うくなる。

八犬伝は、安房里見家当主義実が不用意な発言から敵方の嫁玉梓(栗山千明)に大きな恨みを買い、玉梓が里見家にかけた犬に纏わる呪いを解くため、運命に引き寄せられた8人の剣士たちの戦いを描く物語。 馬琴の執筆生活描写の間に八犬伝のダイジェスト的シーンが挿入される。

【感想】
ちょっと期待ハズレだったかも。
不覚にも前半ウトウトしてしまったせいもあるかも知れないが、そもそも最初から引き込まれればウトウトしない。と言うと「他人の性にするな」と言われてしまうか(笑)

本作で良かった点を言うと、役所広司、内野聖陽という二人が演じる馬琴と北斎の対話シーン。その部分は、期待通りでとても良かった。だから思うのは、この2人の絡みのシーンをもっともっと観たかった。

八犬伝のエッセンスを、単なるあらすじ説明にはせず、あたかもこれだけで1本の「南総里見八犬伝」実写化作品が制作できるキャスティングと撮影を行い、挿入シーンとした贅沢な構成。八犬伝をまともに読んでない俺には八犬伝がどんな話か分かって有難いことではあった。が、しかし、やはり半端だ。 前述のとおり、役所・内野の演技をもっと観たかったという満たされない欲求が残るし、八犬伝実写化作品として観たら、満足できるものではない。 そりゃあ、そうだろう、馬琴が28年掛けて執念で書き上げた八犬伝が作品の1時間ちょっとで描き切ることはできまい。

俺としては、八犬伝のあらすじはアニメか何かでサラサラと説明してもらって、馬琴の執筆生活、北斎初め周りの人間との関係、さらには息子、嫁、母親との関係をより深く、時間を掛けて描いて欲しかった。寺島しのぶ演じる妻生百なんか、あの描写だけだと悪妻にしか見えない。 馬琴の墓参シーンを観れば、お百が馬琴を支えたことは想像できるが、描き切れていないと思う。

ひと言で言えば、役所と内野がもったいなかった。

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泣き虫オヤジ

3.0目まぐるしい

2024年10月28日
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時代ものを見ない私だが土屋太鳳ちゃんが出るので見に行った。がしかし、出番が少なく残念。
物語的には壮大なのかもしれない。ただ、物語なのか現実なのか分かりにくいのが、良いのか悪い演出なのか疑問である。個人的に評価の難しい作品。

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ISA

2.5「虚」と「実」

2024年10月28日
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naichin

3.5いい作品ではある

2024年10月28日
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ある程度、作品の内容についてはレビューなどを読んでいて理解して視聴いたしました
それ以上のものではなかったかなぁ
ちょっともったいない感は否めない
せっかく八犬伝をやるならば全編を映像化してほしいという願いもあります
南総里見八犬伝という規模感からして今の日本では難しいのであろう
過去のOVAシリーズも中途で終わってしまって
残念な思いをしました
だからこそ期待してたんですがねぇ

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あっくん

4.0面白かった

2024年10月28日
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田中

4.0切なくも素敵な物語

2024年10月28日
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いつも前情報を見ずに鑑賞するので、見てみると思っていたのと違いましたけど、とても面白かったです。スケールが大きかった分、シーンごとの雑さがあったり、展開が強引だったり突っ込みたいところは多々あるけれど、それらをひっくるめて評価できました。こんな風に実世界との葛藤に苦しみながら生まれた創作の世界はどれほど大切なものか。痛いほど伝わってきました。

8人の剣士たちも上手かったし、アクションも見ごたえがありました。本当は八犬伝の世界観だけを壮大に描いているものを期待していたので、最初の方は葛飾北斎が出てくるたびにテンションが下がっていましたけど、ラストは切なくて、あたたかかったです。なるほどなぁ、虚と実の結びつきはそりゃあ簡単な事じゃないけど、あり得ない夢というエンタメの世界に生きる力を見出している人はいっぱいいます。私もそうだけど。しょせん創作だという揶揄する人は多くいるだろうけど、立派な道義だと私は思うのですよね。八犬伝ファンには色々と物足りなさはあるかもしれないけれど、物語としては満足いく作品となっていました。ぜひ♪

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ゆうき

3.5デカワンコ?

2024年10月28日
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最初に犬の八房を見て、でかいな~と思いました。
それはさておき、世代的に薬師丸&真田版「里見八犬伝」(1983)が大好きなので、どうしても比較してしまうのですが、公開を楽しみにしていました。虚と実の世界ということですが、この時代にファンタジー活劇を作り上げ、後世まで語り継がれるのは、やはりすごいですね。

滝沢馬琴の半生を描いたものとして見ると、興味深くて面白かったと思います。
長い年月をかけて創作する中での苦労、家族、葛飾北斎との交流や、大名の召喚を断るなど性格は頑固な人だったのかな?などと想像します。

でも、八犬伝のお話を楽しもうとして見ると、話を執筆してる途中なためにエピソードごとに場面が馬琴側に変わるので、没入しかかるのにブチッとそこで切れてしまう感。
あと、八犬士の個性はあんまりなかったですね。俳優さんが有名無名とかそういうことではなく、皆一様に似たような印象でインパクトがなかった。
渡邊君と板垣君はわかりやすかったのですが、8人の持つ役割が活かされてなかった。

1983年版はもっとおどろおどろしさがあったり、人物像がわかりやすく展開もスピーディーだったのに比べ、なんというかきれいにさら~っと終わってしまうような印象でした。ひとり、またひとり朽ちていく…ていうあの切ない感じがないからかもなあ。それは主題ではないのでしょうけど。

とはいえ、俳優さんたちはみな役にあってて良かったです。栗山千明さんはナイスですね。板垣君も最初女性に見えたし、役所さん内野さん寺島さんのベテラン勢は流石でした。
塩野君推しのおばちゃんとしては、映画で初めて見れてうれしかったです。

【追記】感想は人それぞれ。年代によっても見方も知識も違うでしょう。知らない事を、教えてくださるのじゃなく押し付ける方、ご自分のページでお願いします。

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ふわり

4.0タイトルなし

2024年10月28日
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突っ込みどころはいっぱいあるけど、面白い。
八犬伝の話し自体は今やコスられまくった痛快勧善懲悪戦隊ヒーロー物だけど、あの時代にあの臭いそうなおじいちゃん達が創造したのは驚き。
虚の主人公がいかにも初々しく、実の主人公がくたびれて汚い。
見て良かった
曲亭さんも北斎さんも最高!

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ふがし

3.02つのパートそれぞれに物足りなさが、、、

2024年10月28日
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曲亭馬琴作の『南総里見八犬伝』はNHKの人形劇『新八犬伝』を小学生の頃に見てから大好きになり、馬琴が28年かけて書き上げた十二巻に渡る原作も中学生の頃に読破後に益々ファンになりました。
この映画では馬琴が八犬伝に取り組み始めてから没するまでの人生を描くパートと、南総里見八犬伝の物語パートを交互に絡めて描かれます。
とても面白い作品でしたが、2つのストーリーを2時間半に納めたためにそれぞれが大味になってしまった感じは否めませんでした。
特に八犬伝パートは原作を知っているたけに割愛された部分をもっと見たかったなと思いました。
馬琴パートももう少し描いて欲しかったと。
それぞれをダイジェストで同時に楽しめたという点ではとても満足です。
あと、八犬伝パートの演出が配役と共に少々チープに感じました。

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まくーな

4.0虚と実の対比が凄い

2024年10月28日
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子どもの頃NHKの人形劇「新八犬伝」を毎回欠かさず観ていた者として、この映画はとても楽しめました。
虚の「八犬伝」と実の馬琴の生活との対比がくっきりと分かれていて、物語も分かりやすかったです。
虚は総天然色イケメンパラダイスで、実はモノクロのジジイ二人!?
その爺二人の演技が見事で、流石です。
虚があるからこそ実を生き抜けるのかもしれない・・・そんな風に感じました。
子どものころ観ていた人形劇は、自分の脳内ではすでに「イケメンパラダイス」だったのかもしれません。
CGと美しき剣士たちの映像は迫力がありました。
玉梓の怨霊はもっと怖くても良かったかな。
ノスタルジーも感じて+0.5ポイント

「八犬伝」が完成して本当に良かった!

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Jo

3.040年ぶり

2024年10月28日
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楽しい

40年ぶりに八犬伝観たなぁ薬師丸ひろ子さんが可愛かった思い出、懐かしい…

今作は配給会社も違い、別の作品となっています

165分は長かったけど最後まで暇になる事なく観れました
AEON.CINEMAのサービスデイという事もあり平日にしては客入り良好

原作者とその作品の映像化といった感じで現実とファンタジーを行き来しつつ映画が進むので中々面白いです

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pantara