劇場公開日 2024年10月25日

八犬伝のレビュー・感想・評価

全341件中、241~260件目を表示

2.5語らせすぎる

2024年10月27日
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単純

映画内の表現を使うならば実と虚のどちらに軸足を置いて展開していきたいのかはっきりしない作品でした。実に軸足を置いてみると虚側に引っ張られて全体のテンポが悪く、虚側に軸足を置くには虚側の作りがチープすぎるためどちらの側からも物語にのめりこめません。主演の役所広司さんを筆頭に演技に力のある方を起用しているのにセリフで細かい感情や思考を語らせてしまってる場面が多くもったいない印象も強いです。3人の天才が持つ実と虚の価値観に関しての描写や北斎の最後のセリフなどは痺れるほどに決まっているだけに全体がもうちょっとテンポよく進んでくれればもっと良い映画になったように思います。

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プルコギ

4.0八犬伝

2024年10月27日
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鑑賞方法:映画館

土屋太鳳さん、最初に死んじゃったけど、最後に復活しましたね。

八犬士もすごかったけど、黒木華さんの頑張りもスゴイです。

滝沢馬琴の名作は、すばらしい!

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完

3.5良い作品。だが、映画界の役所広司依存症は危険水域。

2024年10月27日
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楽しい

知的

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ホクロベエ

4.5様々な解釈深読みが可能

2024年10月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

と言うことは優れた作品だ。と言えると思う

とそんなありきたりの文句で高評価を残して終わりだと
僕の感想としては片手落ちなので

一部自己解釈を書き残し締めておこうと思うのだ。

僕はある時期に同じクリエイター先祖と思い
馬琴縁のち詣を行っていた
その場所は自社オフィスのすぐ近所で直ぐにでも詣ことが
可能な場所だった。

その場所を振り返りつつ、今の僕が取り憑かれている
要素振り返りを行うと

八と言う数は古来より我が国を彩る物語で
語り続けられて来た数である。

八島に八岐大蛇に八咫烏など陰極まる数である。

因みに八犬士が倒すべき相手が玉梓とされていたので
確証は持てないが、これが玉藻であるならば
九尾の狐。

渡来の妖怪である◎

ついでに八犬士が持つ珠は

仁義八徳で七福を超えた数でもある。

これもまた渡来の神で占める福を超えた話だなぁ。と

つまりは馬琴は新時代に向けて、我が国鼓舞を意図し

本作を創作したのではないか?

と本作展開より感じた。

まぁ、僕の深読みだが、多いに刺激を受けたのである。

無事役者新旧入替も見てとれ良かった良かった◎

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tomokuni0714

3.5日本のサブカル先駆者

2024年10月27日
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本作は予告編を見た時から見るのを楽しみに待っていました。
何故なら、予告で見る限り「南総里見八犬伝」の物語と、その作者である滝沢(曲亭)馬琴の物語と並行した物語であり、それに興味がそそられていました。
物語の方は、昔NHK連続人形劇「新八犬伝」(1973〜75)で初めて知り熱狂して見ていたし、それから関連して山田風太郎などの小説やアニメも色々と見て来たので、個人的には今回は作者視点の物語の方が興味があり、そちらの方で満足させて貰いました。

しかし、この方法では私の様な人間は満足しても「八犬伝」初心者の人には物足りなかったかも知れませんね。
精密には分かりませんが、物語パートと伝記パートを単純に二等分すると時間的にはそれぞれ70分程度で、あの膨大な長編物語をその程度の時間だとダイジェストというか粗筋程度にしかなりませんからね。(個人的にはそれで十分だったし、かなり上手くまとめていたとは思いますが…)
なので、それが原因で「物足りない」という感想もよく理解できます。
でも、映画ファンを名乗るなら元々原作モノ映画というのはそういうモノである事を念頭に置き、そういう存在価値であるという事を肝に銘じておくべきなのです。そして興味を持ちながらも物足りないと感じた人は原作を読むべきであり、それこそが原作モノ映画の存在意義なのですよ。

そして、私が馬琴の半生の方に興味があると言ったのは、元々偉人伝や伝記は大嫌いなんですが、この人が現在のサブカルチャーの始祖的存在の様に勝手に感じていたからです。
私が生まれて幼年期の最初に興味を持ち夢中になったのが漫画というサブカルチャーであり、それからずっとこの歳までそのサブカルチャーにドップリと浸かって来た人生であり、そしてこういう人間(私)が形成されたと思うと、それを作った先人の人達に興味を持つのは当然の事なのです。
私が、漫画を読み、小説を読み、映画を見て、他の様々なジャンルの表現に触れ、そこで考えたことや人生観に至る何か共通性やヒントが、そういう人達の言葉や行動の中に必ず隠されている筈ですからね。そういう意味で本作の現実パートに興味がそそられたのです。

で、本作の場合だと特に馬琴と鶴屋南北(歌舞伎の演出家又は作家?)の創作についての問答は最高に刺激的で面白かったです。
今で言うなら、娯楽とアート、商業(大衆の要望)と作家の志、人生の美しい部分だけを表現し夢を与えるか、醜いものを描き怖がらせ勉強させるか等々、あの短いやり取りの中に考えさせられる(考えて来た)様々な事柄が含まれていて非常に興味深かかったです。

しかしまあ、今やネット時代となり日本のサブカル文化が世界中に広まっている訳ですが、日本ではこの時代から大衆が人生を楽しむ術を持っていた事に対する誇らしさを本作を見て感じられましたね。
中国の「水滸伝」などはもっともっと大昔の書物でそれが誰の為の読み物だったのかまでは知りませんし他国の事までは詳しく知らんけど(苦笑)何はともあれ日本の誇れるサブカル先駆者の存在を再確認させて貰いました。

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シューテツ

4.0愛とロマンはあまり感じられなかったかな

2024年10月27日
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はりー・ばーんず

3.0長いけど飽きはしない

2024年10月27日
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しおん

5.0原作超えたか?

2024年10月27日
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役所さん内田さん神演技、八犬伝はオマケ。でも山田風太郎先生ありがとございます。

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はなたけライダー

虚構パートの「南総里見八犬伝」の物語が面白かった。

2024年10月27日
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マサヒロ

3.0中途半端

2024年10月27日
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虚パートをもっと見たい派にも、実パートをじっくり見たい派にも、中途半端な出来。
いろんな役者さんが出ているのに、もったいない。

虚パートの栗山千明がいい感じの悪者なのに、最後盛り上がらない。。。
せっかく怪演しているのだから、もっと見せ場を。
あと八犬士のメンバーのビジュアルが被りすぎ。
・犬飼と犬山のビジュアルが酷似。
・犬川と犬村もよ〜分からん

実パートは北斎とのやりとりが間延びしていたし、寺島しのぶがこういう役を演じるとほんとにただ性格のキツい悪妻になってしまうので、使い方間違ったのでは。

南北と馬琴の問答(口喧嘩レベル)は面白かったけど、
それが原因でしばらく書けなくなった、という馬琴の葛藤が画面に現れることはないし。
その他、創作自体はスラスラ進んでいるので、スランプになった訳でもなさそう。
また晩年は目が見えないのに虚勢を張ることもないので、馬琴の苦悩がいまいち伝わってこない。

歌舞伎勢が総出演とか、松竹がやってもよさそうなのに
木下グループ制作、配給キノフィルムズの時点で、この企画に大手は乗らなかったという証左…?
VFXも今ひとつだし、ドラマも今ひとつだし、役者の無駄遣いに思えた。

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ababi

4.0人が前を向いて生きる為に

2024年10月26日
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正義は勝つとか
悪は滅びるとか
努力は報われるとか
明日があるとか
そういった「夢物語」を信じて今日を生きる為に嘘物語は必要なんだという事を思い出した

八犬伝のパートはめちゃくちゃダイジェストだし
アクションも悪くは無いけど殆どないし

めっちゃ長いけど良い映画だった

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龍神

4.0滝沢馬琴の物語

2024年10月26日
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春篁

4.0間違いなく面白かった。 だが ⑧人が多すぎて 識別不能

2024年10月26日
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知的

この有料パンフ🈶 歴史を知る的に【@1,200は高い】けど 相応の価値がある
ただ 『俳優のコメント』が多いのね 『そこじゃ無いだろ❗️』と思いました。
歴史的背景的には面白い🈶有料パンフ。資料も満載

八犬伝 って 1980年台の 薬師丸ひろ子さんですね。あと真田さん お二方ともバリバリ健在で何より。
人形劇とか漫画は一切知りません。

まあ 確かに ゴレンジャー以降集団ヒーロー🦸への影響力は計り知れないですね,まさに元祖。
本屋さんすら ほぼほぼ日本の大部分占める農村には無かった江戸時代 ただ 貸本の配達屋さんはいたかも
このような 物語を創作した 曲亭 滝沢馬琴さんは素晴らしい👍です。

有料パンフからの引用 滝沢馬琴さん 1767〜1848 南総里見八犬伝に晩年の28年 途中73歳で両目失明
3年間失明状態で 八犬伝完結1842 106冊

⭕️黒木華さんの役が素晴らしい👍 マジ 泣きのポイントあった。心を打った 是非劇場で確認してください❗️

葛飾北斎さん 1760〜1849
 役所広司さんの曲亭馬琴は年相応
 だけど 内野聖陽さんの 葛飾北斎さんは チト若め

あっ❗️関係ないけど ホームページの動画 東大王が出てるのは なんだかなぁ だったけど
あの 熱い男 藤岡弘さんがコメントしてるのはなぜ❓と思ったら
息子さんが 八犬士の一人演じてた❗️

曲亭馬琴さんの生き様【実 パート】
創作した八犬伝の世界VFX 【虚パート】バランスが良く飽きさせない

ただ,たまに傷 なのが ゴレンジャーのように 色分け 個性【リーダー🟥 センス人気🟦 女性の『真の強さ』🩷
未熟🟢 カレー🍛怪力🟡】が出ていない 識別がイマイチ短時間の映画では厳しい😰
ストーリーはわかったが 8人がごちゃごちゃが マジ玉に瑕。

でも 飽きなくて面白かった それは相違ない
河合優実 さんが こう言う時代劇初 らしくて 初々しい。
個人的には 渡辺崋山【大貫勇輔さん】が登場するのと 栗山千明さんが良かった。劇場で確認して❗️

玉の 数珠的な 『悌』が難読漢字 仁 智 信 義 とかは意味もわかったけど

あっ 詳しい内容は触れてないので 是非 映画館で確認してください❗️パンフもよろしく❗️

娯楽作品ですが 歴史興味ない人には少しだけハードル。だけど 誰でもわかりますよ。

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満塁本塁打

3.5うーん

Nさん
2024年10月26日
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若干間延びした感と八犬伝側がなんかストーリー雑な感じはあったものの、まぁそこそこ面白かったかな。28年かーすごい執念。

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N

3.5悪人がのさばる世の中だが‼️❓正義を貫きたいものだ‼️❓

2024年10月26日
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豪華な俳優が揃い、それなりにポテンシャルを出している。
映像も素晴らしい👍
ただ、脚本が全てを台無しにしている😠
虚と実が入れ替わるたびに、テンションが下がる。
虚と実別々に映画にしたら、多分、良い映画なんだと思う。
感動しようとするたびに中断されるので、ストレス半端ない、うーん、残念。
ただ、みんな演技が素晴らしくて、見応えがありました、ありがとうございました😊😭

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アサシン5

5.0特撮映画史に残る大作

2024年10月26日
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知的

特撮も演技力も殺陣も衣装もメイクも時代考証も脚本も
スクリーンに映る情景の隅々までもが素晴らしかった
役所さんもベテラン俳優さんも談春さんも
歌舞伎役者さんたちも若い八犬士の俳優さんたちも
CG映像もとにかく全部が良かった
特撮映画の歴史に残る楽しめる大作だと思う

果たして馬琴が望む世界は虚か実か?
衆議院選挙の前日に観たのも何かの導きか?

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高林夕子

4.0久しぶりの八犬伝

2024年10月26日
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内野さんがまさかの役所さんの年上役とは!
八犬伝の物語と現実が交差しながら進むので分かりやすくあっと言う間に終わりました。
観る予定のなかった映画が思いのほか面白くてなんだか得した気分です♪

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ri.

3.5中途半端

2024年10月26日
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チェリー

3.5我が人生をかけて創(か)く

2024年10月26日
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悲しい

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近大

4.0「虚構」の世界だけでなく「現実」の世界にもハッピーエンドは訪れる

2024年10月26日
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「八犬伝」の物語と、それを創作した滝沢馬琴の物語を同時に楽しむことができて、少し得をした気分が味わえる。
ただ、「八犬伝」の方は、その面白さを満喫するには、さすがに「尺」が短かすぎて、例えば、せっかくの八犬士のキャラクターが充分に活かされていないなど、どうしても物足りなさを感じてしまう。VFXやアクションの見せ場も多いのだが、やはり、ダイジェスト版のような中途半端さが気になって、今一つ没入することができなかった。
その一方で、「八犬伝」の創作活動の方は、気難しくて人付き合いの悪い滝沢馬琴と、自由闊達な葛飾北斎という2人のキャラクターの対比が面白いし、馬琴に文句を言い続けた妻と、馬琴を支え続けた息子とその妻との関係性が、馬琴の人生を上手く浮かび上がらせていると思う。
馬琴と北斎の創作に対する姿勢の違いも興味深いが、本作の最大の山場の一つは、歌舞伎小屋の奈落で、馬琴と鶴屋南北が、「虚構」と「現実」に対する考え方について火花を散らす場面だろう。
悪がはびこり、正直者が馬鹿を見る「現実」だからこそ、勧善懲悪の「虚構」を創り出すことにこだわる馬琴と、正義が報われないという「現実」を直視し、それをありのままに描こうとする南北の姿勢は、どちらが正しくてどちらが間違っているという類のものではなく、いつの時代にも共通する創作のスタイルであるに違いない。
おそらく、重要なのは、その姿勢をブレずに貫くというで、馬琴が、28年という歳月を費やして、勧善懲悪の姿勢を貫いた「八犬伝」の価値は、そういうところにもあるのだろう。
そして、八犬士が玉梓の怨霊を滅ぼし、盲目になった馬琴が、義理の娘の力を借りて「八犬伝」を完結させたという二重のハッピーエンドからは、「虚構」の世界だけでなく、「現実」の世界でも「善人は報われる」ということを実感することができ、思わず胸が熱くなってしまった。

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tomato