「虚と実の世界…」八犬伝 KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
虚と実の世界…
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八犬伝の中のパートと創作する馬琴の現実のパートに分かれ、行ったり来たりするのだが混乱すること無く、上手く描かれている。八犬伝のストーリーを全く知らなかったので、それを知れただけでも楽しく、なるほどドラゴンボールだと思った。馬琴と南北の虚と実の世界に対する考え方、やり取りがハイライトであり、考え深かった。どちらも真実だと思う。しかし、その後28年かけて視力を失いながらも、己の信念を貫き通し、八犬伝を完成させた馬琴の思いはお路の奇跡的な助けも手伝い、実を結んだと思う。
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