「タイトルを馬琴にすべき」八犬伝 rgさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルを馬琴にすべき
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内容は八犬伝ではない。作者の馬琴の話である。
なので、タイトルは変えた方がいいと思った。
虚と実の区別をするためなのか、
虚の世界観がうすっぺらくて、CGも雑、演技が学芸会なみの棒読み、、、こんなにも現実味を除く必要ないのにと思うほど全てがへた。見ていて共感性羞恥を覚えるほどだった。
実の世界では役所さんと内野さんが重厚な演技で、心理描写もしっかりしており、シーンが虚から実にかわると安心して見れた。
馬琴が長い年月をかけて書いた事や、書くにあたって大事にした事など、知らない点が多かったので、馬琴のストーリーはおもしろかった。
もっと馬琴中心にした脚本であれば、本来のターゲットである中高年の観客が増えたのでは。
今回、馬琴に関心を持ったので、八犬伝を読み始めた。馬琴の心情を考えながら読むとおもしろい。
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