「それでも正義は勝つ物語があってほしい」八犬伝 kawaさんの映画レビュー(感想・評価)
それでも正義は勝つ物語があってほしい
南総里見八犬伝は、興味はあったけど読めていない。
厨二病を刺激する魅惑的な八犬士と仁義礼智忠信孝悌の玉。劇中ではダイジェストだったけど、ファンタジー作品の古典とも言えるワクワクする作品だと思えた。
物語の中でくらい正義が勝ってほしいというのも共感。まあ正義は人それぞれだと思うけども。
荒くれな北斎さんは若干イメージと違ったし、虚と実が交互にくる感じは少し平坦にも感じたけど、息子さん奥さんとの話、お嫁さんが引き継ぐ実話はすごいなと思えた。
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トミーさんのコメント
2024年11月17日
共感ありがとうございます。
何度か山田風太郎の原作を読み返しても、八犬士たちが馬琴を迎えるラストシーンは無く、これは監督独自の“実”の映像化だった、勝利の表現だったのだと感じました。