「虚実の馬琴」八犬伝 gottamaさんの映画レビュー(感想・評価)
虚実の馬琴
超大作里見八犬伝のあらすじの間に馬琴と北斎の掛け合いを通じて虚実の戯作の悩みを深く抉り出すのが狙いだと思うが、八犬伝の物語も馬琴の悩みも描ききれていない中途半端になってしまっているように思えた。
馬琴側からの戯作に対する悩みのもっと深いところを見たかった。27年もかけて物語を進行させるその思い、目を患っても、口述筆記させても書き続けたその心のうちがもう少し見えたらと思いました。
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超大作里見八犬伝のあらすじの間に馬琴と北斎の掛け合いを通じて虚実の戯作の悩みを深く抉り出すのが狙いだと思うが、八犬伝の物語も馬琴の悩みも描ききれていない中途半端になってしまっているように思えた。
馬琴側からの戯作に対する悩みのもっと深いところを見たかった。27年もかけて物語を進行させるその思い、目を患っても、口述筆記させても書き続けたその心のうちがもう少し見えたらと思いました。