「「八犬伝」の著者。滝沢馬琴の半生を描いた壮大な人間ドラマ。 本年度ベスト級。」八犬伝 イゲさんの映画レビュー(感想・評価)
「八犬伝」の著者。滝沢馬琴の半生を描いた壮大な人間ドラマ。 本年度ベスト級。
上映時間が149分と長め。
途中で寝落ちしそうになったけど何とか鑑賞出来た(笑)
28年もの歳月をかけて完成された「八犬伝」をテーマにした作品。
実話ベースの物語と知って驚く!
作家の滝沢馬琴が友人の絵師。葛飾北斎に小説のストーリーを話し、北斎がそれをイメージした絵に書き、滝沢馬琴が再び想像を膨らませて随筆を進めて行く感じ。
「八犬伝」の物語が同時進行。
江戸時代にこんな壮大な物語が書ける滝沢馬琴が凄い人だったと驚く。
28年の歳月をかけた作品と言うことで滝沢馬琴や葛飾北斎が徐々に老けて行くメイクが凄い!
馬琴を演じた役所広司さん。
北斎を演じた内野聖陽さん。
2人が徐々にお爺ちゃんになって行く姿が印象に残る(笑)
本作の見所は馬琴の目が徐々に見えなくなり字が書けなくなった時、嫁に来た黒木華さん演じる、お路の行動。
馬琴の目や手となる献身的な姿がに泣ける。
お路がいなければ「八犬伝」は完成しなかっただろう。
ラストの馬琴の前に現れる「八犬伝」の登場人物達が頼もしく見え、涙が流れる始末(笑)
鑑賞目的は河合優実さんがキャスティングされてたのが理由だったけど、あまり登場しなくて残念でした( ´∀`)
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