劇場公開日 2024年10月25日

「虚を貫けばそれが実」八犬伝 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5虚を貫けばそれが実

2024年10月27日
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単純

興奮

幸せ

南総里見八犬伝とそれを書いた頃の滝沢馬琴の話。

南総里見八犬伝のあらすじを、へそ曲がりで口の悪い絵師に聞かせる体でみせていく。

そもそもが里見八犬伝が面白いところに馬琴と北斎や家族との出来事を行き来させながら進行していくしで、149分という尺とはは言え長さはあまり感じない。
ただ、里見八犬伝パートは良いとこ取りのサクサク過ぎる進行だから少々物足りなさも…。

そして馬琴の行も悪くはないけれど、やはりより面白いのは里見八犬伝というね。
ラストは「なんだかとっても眠いんだ〜」な違う犬のタイトルの作品みたいだし。

ということで、かなり面白かったけれど、南総里見八犬伝だけで作り直して欲しいとか思ってしまった。

Bacchus
YOUさんのコメント
2024年10月29日

「八犬伝」パートを本気でやろうとすると5時間ぐらいになりそうですねぇ(笑)

YOU
トミーさんのコメント
2024年10月27日

共感ありがとうございます。
そういえばイヌ繋がりだったんですね。虚実融け合って息子たち? が迎えに来るのはオリジナル演出ですが、悪くはなかったと思います。その分嫁の苦労がちょっと薄く・・。

トミー