「1本で2本分美味しい😋」八犬伝 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
1本で2本分美味しい😋
滝沢馬琴が「八犬伝」を紡いでいくストーリーと
八犬伝自体のストーリーの2軸で展開していきますので、1本で2本分美味しい映画だなと思いました。
とはいえ、149分という割と大きなボリュームなので、ちょっと長いなぁ感は否めませんでした。
八犬伝はTHE 和風SFエンターテインメントなので、これはこれで楽しいですね。
栗山千明の悪役っぷりが堂に入っていて良かったですし、板垣李光人の女装にドキッとしましたし(笑)
河合優実の最近の役柄っぽくない姫役もよかったです。
小木茂光の里見の殿は終始アホっぽかったですね。おまえの優柔不断といい加減な発言が元凶だろ!?と
心の中でツッコミを入れながら観ていました。
一方の滝沢馬琴編の方が私としては圧倒的に面白かったです。
葛飾北斎(内野聖陽)とのかけあいや、お百(寺島しのぶ)の罵声、か弱い感じの宗伯(磯村勇斗)、
そして八犬伝を完結まで仕上げる支えとなった、宗伯の妻、お路(黒木華)。
俳優陣の演技が素晴らしすぎて至福の時間でした。
私としては八犬伝ストーリーをもうちょっとコンパクトにしても良かったのかなと。さすがに149分は長いので。
とはいえ、ビジュアルはなかなか良かったです。
特に瓦と一緒に八犬士の2人が川に落ちていくシーンは圧巻でしたね。
この場面は予告で見ていて楽しみにしていたので、期待通りでした。
28年の年月をかけて八犬伝を完結させた滝沢馬琴に敬意を表したいと思います。
この俳優陣の演技を観るだけでも価値がある作品です。
コメントありがとうございます☺
内野まさあきさんの頃、心の中でせいようさんと読んでいたら、本当にせいようさんに変更になったので嬉しかった記憶があります
昔、好きだったんですよ
今更ながらイイねありがとうございました。
本作も
長すぎて 私の膀胱的には不評でした。😂
ただ現実滝沢馬琴編パートは良かったですが 八犬伝ストーリーは確かに長い
私の体感的には『帯に短し襷に長し』でした キチンと八犬伝描くには若干短くて 各八犬士キャラがイマイチ
それを 無理クリ全て入れようとしたので 滝沢馬琴さんパートと合わせると長くなった印象です。
悩ましいですが 貴殿のおっしゃる方向が良かった気がします。149分 ただ秀作でした。ただ封切り週以降は失速するかもです。
共感ありがとうございます。
里見義実はいらん事で前言撤回ばっかりですね、浜路が大鷲に攫われたのだって姫ばっかりと愚痴った直後だったそうで・・ある意味運命の人ですね、疫病神とも言う・・。