家出レスラーのレビュー・感想・評価
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テンポが謎
重厚なストーリーの映画を見たいテンションではなかったため、ながら見目的で視聴。
ながら見に適しているポップな内容だった。
やはり「極悪女王」との比較は避けられず、迫力には欠けていた。
「元引きこもりが、日本のプロレス界のトップに駆け上がる実在する人のお話し」が原案になっているだけあってストーリー自体は面白い。
ただ、演出に首をかしげる瞬間が多かった。
急に登場人物が怪我したり、辞めたり、加入したりを繰り返して、最後まで主人公以外のレスラーが誰なのかよくわからなかった。
恐らくスターダムを詳しい人であれば楽しめるのだろうが、女子プロレスには疎い自分には困惑だった。
また試合で技を受けているシーンに迫力を持たせるため、映像を瞬間的に動かしたりする演出もくどい。そこの見せ方にも工夫がほしかった。
ただ、ながら見するには丁度いい。
意外とプロレス映画。
以前から公開予定一覧の作品にあったためどんなものかと鑑賞。
久しぶり・・・どころか近年で劇場での初の邦画。
ちなみに女子プロレスは基本知らない。
オープニングやところどころ「アニメーション」での演出が入っていて大丈夫か?とおもったが、どうも主人公である彼女の妄想の世界ではアニメーションになるシステムのようだ。
ある日学校からの帰り道でレ〇プされかけた?のがキッカケで引きこもり生活が始まったようだ。無理もない。
そういう背景もあってか母親も兄も「学校行きなさい」的なことを言うわけでもなく、離れすぎない距離感で見守っている感じで、兄とはとくに仲が良かったようだった。
引きこもり生活が長く続いていたある日、家のテレビでプロレスを観ていた兄。どうも兄はプロレスが好きなようで、妹があとからその横に座りプロレスを観る。
小さい選手が大きな選手に立ち向かっている姿など、心に刺さるものがあったようで興奮。
後日?兄が会社の人からもらった?プロレスの鑑賞チケットを出して「気分転換に観に行ってみないか」と誘う。
実は自分のお金で妹のためにチケット買ったってことだったりして?ともかくいいお兄さん。
主人公は誘われ即答で「行く!」と。
地方に住んでいたこともあり小さな体育館での初観戦。本物のプロレスラーなのだろうけど知らない選手が戦っていたが彼女は目を輝かせて鑑賞し興奮。プロレスへの目覚めである。
さらに新聞で「女子プロレス新団体設立!練習生募集!」みたいな記事を読んで女の子でもプロレスラーになれるんだ!と、プロレスラーになることを目指す。(判断が早い!)
当然の如く「石野真子」さん演じる母親は何の運動経験もなく長年の引きこもり生活で体力的にもダレていた彼女に「あんたなんかにできるわけないじゃない」的な発言。
酷い!母親なのにどうして娘(自分の子供)を信じてやれないの?
と・・・はおもわない。
このケースでは無理もないし誰しもそうおもうだろう。ましてや危険を伴うプロレスなら尚更。
そんな否定をされたところで彼女の熱は冷めるはずもなく早速、ケータイから団体側へ問い合わせをし熱いおもいを伝え応募書類を出すも「運動経験なし・・・なんだかなぁ」的な反応をされる。当たり前か。
とはいえおもしろそうな娘ということでとりあえず一次審査?合格に。
そしてタイトルにもある「家出」をすることに。
当時まだ未成年?で、お金がたまっているわけでも、ツテがあるわけでもないのに凄いことをしている。
普通はとてもできない。というか世の殆どの人はよほど家庭環境が荒れて辛いとかでもない限りまずしないだろうし、そんな勇気もないだろう。
わずかなお金だけを持って誰にも告げず家を飛び出す。行動力がとんでもない。
そして団体が用意する寮に入り複数名のプロレスラーを目指す練習生たちとともに生活をし練習に励む。
様々な挫折があったり、途中で辞めていくメンバーもチラホラ。
そういや練習生で顔は見たことあるんだけど・・・ということで後でキャストを調べたら同じ練習生として「ゆきぽよ」や「都丸紗也華」が出演していたり、後から登場する別の団体?で既にスターとなっていたレスラーを「平嶋夏海」が演じていたりもしていた。
ていうかゆきぽよのレスリングコスチュームは、当時の選手のものを再現したからなのかわからないが、明らかにサイズがおかしかった。
もっと体系にあったものだったら全然印象は違っただろう。惜しい。
そして主人公の後輩として後から入ってくるのがまさかの「KAIRI」だった。
自身の必殺技であるエルボードロップを後半繰り出していたが、そのときのカメラのアングルがなかんかよかった。やはりフォームが良い。
他にも団体の会長?は「竹中直人」さん。団体の運営資金の援助をした?よくわからない謎の若い男2人を引き連れた社長を「有田哲平」さん、アメリカの団体とのパイプを持つスカウト?を「古坂大魔王」さんが演じていたりと、普段ドラマ(とくに国内のもの)やバラエティをそこまで見ないような私でも知っている有名人が結構でていてちょっとビックリした。
というかオープニングでキャスト紹介みたいなのもあるんだけど・・・ね。
ちなみに団体にいたマネージャー的な人を「レイザーラモンHG」が演じていたのだけど、団体で問題が起きて団体存続の危機になったときに飲み屋で主人公とかと居酒屋的なところで食事しているシーンになるまで彼が演じているとはまったく気がつかなかった。
どこかで見た顔なんだけどという認識はあったのだが。
あっもちろん相方の「レイザーラモンRG」も主人公のファン役の一人として出演している。
・試合のシーンで少し小難しいような動きのときには選手?と入れ替わっているようなところがチラホラと出てはきていたが、さほど気にはならず。全体的に試合のカットをよく映していて良かった。
・オカダは新聞記事で一瞬だけ登場。
・後半、主人公のベルト防衛戦だったかで、戦った後リングでお互い大の字で倒れている中「努力じゃ夢中には勝てない」と言っていたが、この作品一番の名言だとおもった。(たとえ勝てずとも努力できることだって才能の一つだよ!)
・後半、主人公がプロレスラー(チャンピオン)になって実家に顔を見せに帰った際に、家の前で出迎えていた母親の少しためた「おかえり」の表情と言い方が印象的だった。
・ラストはこの手の映画にありがちな「ご本登場」でコメントを残していた。(何となく見たことのある選手だった)
・天山、耳を疑う棒読み。(だがそれでいい)
以上。
女子レスラー一代記
考えなくて良い分、深さが足りなかったかな。前提として自分はプロレスファンではないのです。ただ東スポファンなので少しだけついていけました。
引きこもりの女子がレスラーになり練習嫌いですが売り子は頑張って、いつの間にかトップになるという理解で終わりました。
主役のファンの人すみません。
泣けた
いつ誰かに支えられて、プロレスをやれて来たかが丁寧に作られている。
朱里の熱演が素晴らしかった。
現役レスラーが色んな役で出るが役なのか実物なのかはちょっとごっちゃになった。
思ったよりよかったな
あまり期待していなかったのだが、初期からスターダムは見てきたので ロッシーがスターダムを離れカイリ イオがWWEで大活躍する今アイコンはどうするのかと考えながら見てきました。
青春スポ根映画としてよくできてたのではないかなぁ。戦いの部分もよくできてたし
あの事件も結構しっかり描かれていたのでなかなかよかったな。
【”スターダム!”実在の女子プロレスラーの引き籠りから現在のポジションを築く過程を可なり粗く描いた作品。失礼ながら若い俳優さん達の演技も拙いが、何だか面白かったのだよね。お笑いの人も沢山登場します。】
<Caution!内容に触れているかもしれません。且つ脱力レビューでスイマセン。>
ー 鑑賞前は、予告編を見てやや不安を感じつつ”見たいモノは観る!”(などと、息巻くほどではないが。)とフライヤーを信じて鑑賞。
で、結論から言うとストーリー展開は粗く、(マユ(平井杏奈:オーディションで選ばれたみたい。)が、良く分からないまま女子プロレスの人気レスラーになっている。)大変失礼ながらお若き俳優さん達の演技も、拙いのだが、何故か面白く感じてしまったのである。(凄く面白かった訳ではない事は、敢えて記載する。)
映画館で観る映画は、ほぼ総て面白く思ってしまう特異体質も関係しているだろう。
だから、今作を見て”面白くないじゃないか!”と私に言われても困ると言う事だけは、予め記しておく。ー
■簡単なストーリー
・山口県の女子高生マユが、乱暴されかけた事が切っ掛けで引き籠り2年間が経過する
が、兄が女子プロレスのチケットを貰って来て、マユと見に行って彼女が女子プロレスの”スターダム”と言う事務所に入って、練習もあまりしないのでナカナカ強くならないのだが、何故か人気が出ると言う物語。
(こんな文章読んだら、観る気無くなるよね・・。)
◆感想と言うか、何で面白く感じたか。
・女子プロレスも良く知らないし、失礼ながら岩谷麻優という女子プロレスラーも知らなかったのだが、ウーム、”スターダム”の社長グッシーを演じた竹中直人さんも、殆ど寝ていたしなあ。けれども、グッシーは寝ていても、マユの母親(石野真子)の電話にはビシッと答える所かな。
・プロレスのシーンも前半はあんまり出て来なくって、”もっと、プロレスシーンを‼”と思っていたら、後半やや盛り上がる所かなあ。
・チケットを買っていたのは、実は母親だった所とかかな。何か自信が無くなって来た・・。
<マア、一番の理由は何だかんだ言って私の好きなサクセスストーリーで、人情もので、スポーツものだった所かな。
最後にご本人が胡坐をかいて出演するのだが、”あ、この人だったら人気が出るのは分かるなあ。”とも思ったね。じゃあね。>
緊張には“魚肉ソーセージ”
高校1年の夏にレイプされかけ、それを機に引きこもりになった山口県に住む岩谷麻優の話。
引きこもりになって2年の頃、兄が観てたプロレスに目を奪われ、兄と観に行ったプロレス観戦で引き込まれた麻優は家出を決意と共に女子プロレスラーの道を目指す事に…。
家出引きこもりから女子レスラーを目指すというシンプルストーリーだし、安っぽさも少し感じたけど、ゆきぽよ演じる東子の可愛さ優しさだったり男気、芸人交えたキャスティングで終始飽きずに楽しめる。
妄想の世界マユランドを打破して色々な物を背負った彼女カッコよく素敵だし、麻優を支えてくれた仲間達、家族と、ちゃんと感動もありで面白かった。
ラストのお母さんの「お帰り」にはやられたし、兄と行ったプロレス観戦のチケット手配は母の優しさからと知り涙。ラストに本人の岩谷麻優さん出てきたけど身体には気をつけて頑張ってほしいと思った。
脚本大切、、、。
今どき体触って、枕営業をしてくるスポンサーなんかある?
道端で技かけるか?
俳優さんや選手が一生懸命な感じなのに、
ガッカリです。。。
試合も実況してて、この脚本家、テレビでしか試合見たことないんじゃないかと思った。
ちょっと悲しい
原作も既読で年何回かは会場にも足を運ぶスターダムファンです
ファンの自分としては不安はあるがうまくいってほしい、予告の竹中直人が予想以上にロッシーにそっくりだったから期待できるかも。と半分祈るような気持ちで公開当日朝一鑑賞。
結論としては映画としてちょっとうまくない。。原作のテイスト通りといえばテイスト通りだがそれじゃ映画にならんのよ。といった感想。
冒頭の引きこもった理由がいきなり原作でもインタビューでも聞いたことないレ〇プ未遂になっており、ええぇ。。これ子供に見せられないやつじゃん。。とかなり出鼻を挫かれ、
その上母親がボロボロの娘に狂人にしか見えない対応。いいひとなんだろうけどまったく助け船も心配もしない兄、と逆にそりゃ引きこもるわと裏の理由を勘繰るような家族の描き方。後半、実はプロレスのチケットを買っていたのは〇〇と言われても、ハァ?としかならず。
全体的にエピソードがぶつ切りて、お!面白くなりそう と思うと見たい部分をすっ飛ばして次の話、の連続で感情のもって行き場に困る演出。特に試合で見せるべきシーンで試合を見せてくれないため、こっちは乗りたいのに「はいおあずけー」とされてる気分になりました。
その上、試合の演出ダサすぎ。エルボーして「グワッシ」て画面が揺れるって何十年前の演出だよ。がんばってる役者がかわいそう。
原作がそういう作りなので仕方ないと言えばしかたないですが、ストーリーに一本筋が通っていないため、なんで岩谷麻優がスターダムのアイコンになったのか映画内だとがよくわからない。
カイリやイオが感動的に仲間になったのに、本気なんだかふざけてるんだかのプロモーターに引っかかってあっさり海外行きました()って。。事実だけどさ、、もっとエモくできただろ。
羅月といつのまにそんなに絆ができたの?羅月はなんで引退するの?とか実話ベースにありがちな箇条書きになってしまっています。
原作より先のできごとだけど、ラストは東子との試合にしてくれ、、なんであれから東子一回も出てこないんや。。あとゆきぽよがブスでいじめられてたって説得力ないだろ。
そしてブス煽りされたくらいであんな事件にはならんだろ。
一番気になったのはグッシー。寝てるだけで何する人かもまったくわからんだろこれ。
もしかして契約解除騒動のあおりで大幅カットか?じゃないと説明つかないくらいの空気になってる。
などなどあげればきりないですが、主演の平井さんと向後桃選手はじめ役者さんの演技はすごくよかった(有田と古坂大魔王と木谷会長以外)、カイリの本人役なのに一番雑音になる演技、居酒屋でのまさかの家族ゲームオマージュが見れたので☆3にしておきます。
いやーまじでファンとしては傑作とは言わないまでも味のある映画に仕上げてほしかった。。
ちょうど一番見てられない出来になってしまっていてマジ悲しいです。
でも、、、それでもスターダムの映画を作るのをやめないでくださいブシロードさん!
白の聖典も朱里の自伝も、作ってくれるなら走って見に行きます。
もし家出レスラーリメイクの際はザックスナイダー監督でエンジェルウォーズ風のまゆランド描写を期待!
早く見に行かないと多分結構すぐ劇場公開終わっちゃうので、ぜひみなさん今すぐ劇場にGO!私ももう一回行きます。
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