YOLO 百元の恋のレビュー・感想・評価
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題名がイマイチかと思いますが良い作品だと思います
(邦画のリメイクとのことですがリメイク元作品は未見の人間の感想です)
題名「100元の恋」はリメイク元からの引用でしょうが、全然合わない。
「YOLO」は「you only live once(人生は一度きり)」を略した最近の英語のスラングとのことで、全く知りませんでした(内容的には作品と合うとおもいますが)
ちなみに原題は「熱辣滾燙 YOLO」で機械翻訳だと「ホット&スパイシー」と出ます。
自堕落な女性が主人公の本作、ロッキーのテーマが途中で流れたこともありロッキーみたいな結末かなと思いきやちょっと違ってました。
試合そのものより、その後の元カレとのやり取りにテーマが表れていました。
これまで他者に従い利用され続けてきた主人公が、初めて自分で判断しています。
やっぱり自分のことは自分で決めないとね。人生は一度きりですし。
太っている人が痩せて別人になる方法なーんだ
素直に励まされ元気になる作品
ポスターがかわいいから観てみました。
前半と後半でガラリと雰囲気が変わります。コメディタッチなんだけど、それが後から効いてきます。
これを観たからと何か新しいことに挑戦するわけでもないですが、前向きで励まされます。
中国らしい演出や文化の違い等も欧米の作品に浸かった私には新鮮でそこも楽しめました。
また監督兼主役を演じてるのには本当に驚かされました。非常にユーモアに溢れ魅力的な女性なんだなぁとエンドロールも含めて思いながら、最後まで楽しませてくれた作品です。
人生一度は勝ちたいと確かに誰しもが大なり小なり思ってて、それはあくまで他人との人生を比べた勝負の勝敗の意味ではない。
当たり前の事なのだけれど、私もついそれを忘れながら日々の生活で徒競走に参加してしまってます。そのせいか、非常に心に優しく寄り添い励ましてくれ、明日からも頑張ろうと思って映画館を出れました。
観て損のない作品です。
さて今回もですが、誰と観るか?のコーナーですがこれも誰と観に行っても◎です笑
それくらいハートフルで気持ちのいい映画です。
日本の作品のリメイク(未視聴)だとかでそっちも観てみたくなりました。
これはもう、ドキュメンタリー映画なのでは?
安藤サクラ主演の「百円の恋」の中国リメイク版。
オリジナルは反目してきた妹から「一発くらい決めろ!負け犬が!」とクライマックスで"声援"を受けるのだけど、本作は周囲からバカにされ軽んじられて来た過去の自分に対して勝つ話。
試合に出るためにトレーニングするシーンがあって、BGMにロッキーのテーマがかかるのだけど、普通はそんな演出は避けるよね。ベタすぎるしギャグなのかと思われちゃう。
でも、BGMと共に主人公の身体が100kg超から50kg台に研ぎ澄まされていくのとボクシングの動きがキレッキレになっていくのが映し出されると圧倒されますよ。
献身的に尽くした挙げ句に自分を捨てた男から誘われるけど、「気が向いたらね」と返し、走り去るラストシーンのカッコイイこと!
劇的ビフォーアフター!! 絶対に観た方がいい。
邦画の中国リメイクって情報で、邦画オリジナルは未観のまま、さほど期待せずに観たんだけど、良かった!!
物語の中、体重100キロを超える怠惰な女性がボクシングによって痩せるんですが、
主演を務める監督兼女優が100キロ越えから50キロまで、実際にリアルにガチにダイエット!!
特殊メイクかと思ってたらマジだった(笑)
見事に絞りあげ引き締まった体で廊下に出てくるシーンは、感動的で拍手したくなった!!
おめでとうございます!!
努力するって、がんばるって、ホント美しい!!
マイナスポイントは、カエル料理のセリフが出てくるんだけど、食文化が違うので気持ち悪くて、イヤな気持ちで満たされました(笑)
それがなかったら美しいままだったのに…
でも、絶対に観た方がいいレベルの映画です。
激オススメ!!
感動的なエンドロールは最後まで観て下さい。
流されっぱなしの人生にサヨナラ
ローインは引きこもり。働く意欲も無く食べて寝てばかり。彼氏も親友に盗られちゃったし、妹とは大喧嘩。家を出て働き始めて、ボクサーに恋して、でもやっばりダメで、親戚のためだとテレビにも出たけど、やっぱり辛いことばかり。
もうヤダ!死ぬことも出来ないならせめて一度は勝ってみたい。
ボクシングは嫌いじゃないし、よしやってみよう。試合にでるぞ!
ロッキーを思い出しました。
ロッキーのテーマが流れるトレーニングシーンは俄然胸が熱く成りました。
そしていよいよリングへ上がる日が来ました。
以前のローインの姿はもうどこにもありません。新しい彼女はカッコ良かったです。
さあゴング!これがまたロッキー・バルボアVSアポロ・クリードを彷彿させるような試合。ロッキーと同じようにローインもボッコボコ。でもやめない。最後まで絶対やるんだ。
そしてやりましたね。見事に左を一発お見舞いしました。
10戦無敗のプロのボクサー相手に最後まで戦ったぞ。
アマチュアのローインがプロに一発お見舞いしたんだから、これは紛れもなくローインの勝ち。今までの自分に勝ったのです。
心優しいローインはこれまで優しい故にまわりに流されて生きて来たんですね。
でももう違います。自分の言葉で話せるようになったし、もう流されないぞ。
これからは自分の人生を自分の意思で歩いて行くんだ
監督・主演を務めたジャー・リンさんすごいです。
これはただ単にダイエットなんてもので語れる話ではないですね。
本当に過酷な撮影期間だったでしょうね。彼女を見れただけでも心から良かったと思える作品でした。感動をありがとうございます。
いい映画を見ました
とても良いリメイク作品でした
採点3.8
安藤サクラ出世作「百円の恋」のリメイク作品。
キービジュも最初ジアリンとは気付きませんでしたよ。いや、楽しみにしてたんですよね。
ところが始まると別物?のような作風。設定こそ同じ感じですが、コメディ色がやたらに強い仕上がりです。
でもこれが中々悪くないのですよ。
カットの繋ぎやテンポも良く、これはこれで面白いんですよ。
しかしいつまで経っても痩せることが無くて、こっちが心配になるひっぱり具合。
しかしながら、終盤になると一気に加速するようになります。
冒頭とリンクする入場のシーンからは空気が変わって、特にガラスに映る過去の自分との対話は最高に良いシーンでした。
試合も頑張ってましたし、ダウンしてからの演出が素晴らしい。
観客が知らなかったエピソードの見せ方がうまくて、ここでどっしりと物語に深みが出てくるんですよね。
ここら辺はオリジナルの脚本・監督・プロデューサーが参加してるのも効いてるのかもですね。
あと、ちゃんと左のボディダブルからのフックが再現されてたのは嬉しかったです。対戦相手も編み込みでしたしね。
エンドロールではまた別の側面の面白さも用意されていて、最後まで楽しめました。
終わってみると、とても良いリメイク作品でした。
「百円の恋」とは別物ですが、これはこれで良かった。
安藤サクラさん主演の日本の名作映画「百円の恋」の中国リメイク。
コメディアンでもある、主演兼監督のジア・リンさんが50キロの減量に挑みながら撮影したため、ドキュメンタリーの様相もある。
またコメディアンである為、特に前半はコメディ要素が強く、悲惨な状況を上手く笑いに変えている。また、その分後半とのギャップもあり、成功していると思う。
原典である「百円の恋」と比べて。
原典ではこの「百円」というのに深く意味があった。しかし、この映画では、「百元」というのに全く意味を感じさせない。そもそも、中国における「百元」は日本の「百円」よりも価値があるようなので、タイトルがそぐわないと思う。監督もそれは同意な為か、実は、オリジナルのタイトルは全く違い、「百元の恋」は日本の公開用のタイトルなのだ!元々、原典が中国で公開された時に「百元之戀」のタイトルで公開されたので、それに合わせたのかも知れないし、興行を考えるとそうなるのでしょうが、まぁ相応しくない事は確かだ。
そして今回、かなりコメディな味わいになっている為、原典にあった陰鬱とした雰囲気は、全くない。代わりに、主人公は周囲からハラスメント的な行為を受ける。
非常に分かり易くなっている分、原典にあった切実さやひたむきさはかなり失われている。
結果、原典とは全く違う映画になっているが、これはお国柄というよりは、製作側が男性主導から女性主導になっているのが大きい様な気がする。ラストシーンに顕著で、個人的には原典のラストがたまらなく好きなんですが、今回のラストの方が、圧倒的に前向きではあります。
原典とは全く違う映画になっているが、これはこれで面白い!
やはりボクシング映画に一本を除きハズレなし。
#YOLO
#百元の恋
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