イマジナリーのレビュー・感想・評価
全56件中、1~20件目を表示
なんかやりきった!感があって好感度の高いヘンなホラー
気がつけば男性陣はほぼポンコツで役に立たず、本来なら相容れない同士であるはずの世代も違う女性たちが、怪奇現象に立ち向かうためにチームを組むという、気がつけば随分とアツい物語だった。画面が暗すぎて……という話をよく聞くのだが、かなり映写が明るい劇場で観たおかげか、そこはまったく気にならずで、特にファンタジーの領域に飛び込んでいく終盤のビジュアルはハンドクラフト感があふれていて好感度が高い。そもそもがムチャな話なんだけど、やりたいことをやりきました!という作り手の爽快感あふれる表情が見えるようで、よくやったね!と肩をたたきたくなるヘンテコ上等な良作。
人形系じゃないぞ
だめだこりゃ
今週観たいもんないなぁ~と
思ったので久々にホラー観るかと観賞
でどうだったかというと
まぁひどかった
話としては
絵本作家の主人公ジェシカが
悪夢に悩まされ環境を変えるために
旦那の連れ子と生家に戻ってくると
そこにあったくまちゃんのぬいぐるみを
手にした次女アリスがお人形遊びを
するごとに奇妙な事が起こり・・
という感じなのだが
まぁこれが怖くもないしつまらない
ほら怖いでしょお!という演出が
ことごとく滑っていて眠くなる
結局アリスの想像じゃなく
ジェシカの想像が起こしたって
オチなんだけど別にだから?
って感じ
隣人のおばちゃんが
巻き込まれて死ぬのも
なんかちょっと違うし
クスリにハマってる隣人の
クソガキはホラー定番の
あー死んだわコイツと思ったら
何もなかったのは逆に驚いた
でもだ か ら な ん だ
観る価値はないです
ぬいぐるみが狂気に的なお約束ではなく、後半のそういう方向性で来たか...
テディベアの存在感が薄い
引っ越し先で少女が古びたテディベアを見つけたことから不可解な事象が起こり始めるホラー映画。ミーガンと同じようにテディベアが殺人鬼になると思って鑑賞しましたが予想外の展開で肩透かしの印象を受けた。
2024-200
新鮮なホラー×ファンタジー
前半と後半でだいぶ印象が違う作品でした。
前半は、チョンシー・ベアーのぬいぐるみ🧸と
実体化した姿をチラ見せさせながら、
ブラムハウスお得意の怖がらせ方で
送り手の意図通り、まんまとビビりまくる展開でした。
なので新鮮味に欠けるなあと思っていたんです。
ところが後半になると、
イマジナリーフレンドがいる異世界があるのかあと。
そっちの世界での頭脳戦がなかなかに面白く、
今までのホラーではあまりお見かけしない展開で
私は楽しめましたね。
人のビジュアルはホラー化しつつ、
世界としてはちょっと
『ビートルジュース・ビートルジュース』を彷彿とさせる
ような感じになっていて、トリッキーで面白いですね。
ベティー・バックリー演じるサマンサの狂気ぶりも
素晴らしく、唯一本作で亡くなるキャラクターですが、
ご自身が研究していた世界が現実とわかり、
達成感はあったのではないかなと思いました。
ただ、ホラーあるあるで、
ラストはあまり気持ちよくなかったです。
あの含みを持たせるのは、私は好きではないなあ。
イマジナリー
映画館で観なくてもよかったかもしれない
イマジナリーの行方
近年、イマジナリーフレンドがブームだなと思っていたら、やっぱりヴィランイマジナリーふれんど出ましたね。
ちょっと見方をかえると「屋根裏のラジャー」がみえてくる。ラジャーはかわいい、チョンシーは怖い。でも根っこのところは同じところに在る。帽子のなかにゾウをみることができるか、「あのバラ」をひとり星においてきてしまったのではないか。
ホラーとしての描き方はそれなりだったけどやっぱり子供の頃に愛でたモノ、人形、ぬいぐるみ、オモチャは完全なヴィランとしてはみれなくて、もの悲しくなってしまう人も結構いそうな気がする。
善きにつけ悪につけイマジナリーな世界はどこかに在ってほしい。イマジナリーな世界ははホラー界でも続きそうな予感。
想像と違う良さがある
武器は想像力
悪夢に魘される女性が夫と継娘2人とかつて住んでいた家に越してきたが、そこで次女のアリスに所謂イマジナリーフレンドができ、不可解なことが…といった物語。
ポンポンとテンポよく進み、ジャンプスケアも程々にファンタジックな展開も相まって見易い作品。
序盤は終始アリスとチョンシーの不思議な関係が描かれるものの、そんな中で幾つもの伏線が散りばめられ…こりゃ中々に惹き込まれますな。
いよいよ事が大きくなってからはまさにイマジナリーな世界観。協力してくれるものの、どことなく目を爛々とさせるグロリアは良い味出してますね〜♪
後半は何でもアリ感が出過ぎててちょっとアレでしたが、テンポと世界観で最後まで飽きずに見られますね。クライマックスは油断しちゃいましたよ〜!そう言えば元々はこんな形の奴でしたもんね。
ホラーとしてそこまで怖い展開があったわけでもないと思うが、ワタクシも普段から空想ではないが妄想ばかりして生きてますからね。ちょっと気をつけないとと思った(笑)
そして、テイラーが可愛すぎた。とりあえず今夜はこんな可愛い継娘ができた妄想にでも耽りながら眠りにつきたいと思います。
…そんな世界線なら帰ってこれなくても良いのかも(笑)
ミステリーとかホラーとかのイマジナリー系映画として、 これはちょっ...
ミステリーとかホラーとかのイマジナリー系映画として、
これはちょっと毛並みが違う気がした
怖くはないけど、それなりにびっくり驚いたりした瞬間あり
好き
つってももちろんB級前提だけど
(ちなみに、ファンタジーのイマジナリー系はうざいものが多いと思う)
愛は思わぬ形で返ってきた
予告で気になって鑑賞!
夫と継娘2人と共に暮らしながら、毎晩見る悪夢に苦しんでいた絵本作家のジェシカは、環境を変えるため幼い頃に暮らしたかつての家へと引っ越す事を決める
懐かしさの残る家の地下室で、末の継娘アリスが見つけたのは、古びたテディベアだった
「わたしの親友になってね ずっと一緒だよ」
「クマちゃんが“秘密の遊び”をしたいって」
新しい友達“チョンシー”に異常な愛情を抱くようになるアリス
最初はただの遊びだと思っていた〈宝探しゲーム〉も次第にエスカレートし、邪悪さを増していく
このテディベアは普通じゃない―そう気づいたとき、衝撃の真実と恐怖が家族に襲いかかる
というのがあらすじ!
思ったよりも怖くなかったです!
でもクマのぬいぐるみが存在していなかったのはぞくっとしてびっくりしましたけど…
あと犠牲者があのお婆さんだけなのは驚きです
近所の青年も驚かせただけで何もなかったしそれに心理カウンセラーみたいな人に孫娘たちを〜とか言ってたのに…
こういう映画は何人か犠牲になるかと思ってました
近所のお婆さんいろいろ知ってるなーと思ったらイマジナリーの世界に入って豹変しましたね
こいつって思っちゃいました笑
でも食べられましたね
そうなると何となく予想してましたけどね
最初に旦那さんが愛は思わぬ形で返ってくるって言ってましたけどちゃんと返ってきてました!
ジェシカを救うためにテイラーが助けに来ましたしアリスは火を克服しましたね😊
それにジェシカは父親の愛情を知ることができてましたね
血が繋がってなくても愛情を与えてくれる人かいて家族になれるそういうことを感じました
思わぬメッセーがあっていい映画だと思いました!
面白い映画をありがとうございました☺️
イマジナリーフレンドものといえば、先日鬼籍に入られた楳図かずお先生...
子どもの想像力
意外と面白い!
中盤あたりまではよくあるB級ホラー映画で、イヤーな感じのジャンプスケアを多用しているもんだから結構嫌悪感を抱いていたんだけど、終盤30分から一気に巻き返し、ホラーとしてだけでなく最近流行りのイマジナリーフレンドを題材にしているだけあって、かなり見応えのある深い物語になっていた。
あそこから挽回できるんだ...。わりと色んな意味で衝撃的だった。さすがブラムハウス。「ナイトスイム」は思いがけない失敗だったのね。
前半はつまらないみたいな言い草だったけど、演出的な部分以外はそんなことなくて、最近のホラーにありがちの分かりやすさを優先する簡素な作りではなく、ちゃんとストーリーに複雑さを持たせながら観客の興味を引く巧妙な作りになっているから、中々に面白い。
著作権切れの作品をホラー化ってのが主流なもんだから麻痺しているのかもしれないが、やっぱりホラーはこうでなくちゃならない。怖がらせたり、驚かせたりするのは大前提だけど、最近のはそれらに重きを置きすぎるがために、緊張感やワクワクに欠ける。「シン・デレラ」で嫌な思いしたばっかりだったから、なおこの映画が響く。
その場でちゃちゃっと描いたようなキャラクターではなく、バックボーンがしっかりとしていたり、彼等に向き合ったストーリーになっているため、単純に人間ドラマとして見入ってしまう。日本人にとってはイマジナリーフレンドという存在はあまり身近ではないから、懐かしい〜とか共感できる〜とかはないんだけど、設定に説得力があるもんだから登場人物に感情移入がしやすい。みんな演技が良かった。
今年公開の「ブルー きみは大丈夫(原題:IF)」はかなりの傑作だったけど、あの作品とは違う角度からの切り込み方で見応えも十分。この作品唯一無二の要素がちゃんとある。
それ故に、ホラー演出にこだわりを一切感じられないのが勿体ない。ここをきちんとやってくれればかなりいい作品になっただろうに。結局演出の観点から見ればそこら辺のホラーと変わらず、展開は一風変わってるけど、怖がらせる映画としてはなにも差別化が出来ていない。終盤は色んな工夫が見れてすごく楽しかったんだけどね。最初からやってくれれば!と思っちゃうから、星4台には乗れない。それでも、ここまで取り返したのすごいけどね!「ビートルジュース ビートルジュース」かと思いましたわ笑
ココ最近は同じことの繰り返し、過去作の焼き直しのようなホラーばかり見ていたから、すごく新鮮で楽しかった。磨けばもっと光る映画だとは思うけど、個人的には結構満足。〈痛いこと〉って物理より精神的のほうが辛いよね、、、。
普通
イマジナリーフレンドへの理解度
外国ではイマジナリーフレンドへの理解度が
高いのは一般的なのでしょうか。
自分の子供から空想の友達の存在を訴え
会話してる姿を見聞きしたら心配でたまりませんが
このジェシカ夫婦は末娘アリスのそんな姿を
温かく見守り、なんなら「なんて可愛いんだ😍」と
喜んでおりました。不思議です(笑)
昨今の子供もモデル並みにスタイルがいいですが
末娘アリスはすこしぽっちゃりしていて
本当に愛らしい。
プラムハウス発の恐怖とありますが
ホラーというほど怖くはなく、ダークファンタジー
その辺を念頭においていれば十二分に楽しめる🧸
ジェシカの蜘蛛🕷嫌いが物語にどう関わってくるのか
関わってきません🤣
蜘蛛嫌いなので、出てこなくて良かったけど
出てこないんかーい🤣ってなりました(笑)
不思議の国のアリス‼️❓
キチクマ
最近怖いテディベアって結構いろんなのがいる中、新たに生まれたキチクマ。
ストーリー自体は良くも悪くも普通な印象だった。
実は敵のターゲットが子供ではなく主人公だったとかどうやって生まれたのかはしっかり語られてよく練られている。
子供が見ているイマジナリーフレンドのテディベアが実は主人公にしか見えていない想像上の展開は正直ゾッとする。
ただ、ホラーとしての怖さでいうと余り怖くない部類だと思う。
ここで驚かして来るだろうと予想できる展開が多く、怖がらせ方もビックリ要素中心なのでちょっとダレる。
そして最終盤はホラーというよりモンスターパニックみたいになり怖さはほぼ無い。
個人的には主人公が想像力豊かで作家という点を更に活用し、ドアを描くだけでなく作中何度も名前が挙がっていた蜘蛛のキャラクターを味方にして反撃するとかあったら尚面白くなるんじゃかなと思える。
微妙な点もあれば良かった点もある作品であり、ホラー要素をビックリ系に振っているので劇場で見る方がより怖さを感じられるだろう。
ブラムハウスプロダクション最新作
幼い少女と友情を育む地下室で発見された古びたテディベア”チョンシー”が秘密の遊びを通して巻き起こす不可解な現象を描きだす。ダーク版イマジナリーフレンドもの。どこか懐かし味のある幻想怪奇譚。引越し先で発見したテディベアには気をつけろ!ブラムハウスプロダクション最新作。端的に表面上の無垢さと内的邪悪さの対比は『M3GAN/ミーガン』(‘23)を彷彿。同じ人形悪魔ジャンルでチャッキーシリーズほどのスラッシャー感はないにしろどこか旧来の古典的な気持ち悪さやゾッとする雰囲気を体現する。本作品は良い意味で子どもの頃に読み聞かせられたようなおとぎ話感があり、万人にもある程度は許容させる懐かし味があった。空想の友達ジャンルへ新たな角度から一石を投じた新鋭ホラーに昇華させる。
全56件中、1~20件目を表示