「Sabotage」HOW TO BLOW UP ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Sabotage
環境活動家という名のテロリストの群像劇だなーっていう作品でした。
主義主張はそこまでたいそうなものではなく、若さ故の昂りや焦りが環境問題と結びついてスケールの大きな話になっていくけれど、基本はパイプライン爆発周りがメインに若者があーだこーだする話で、緊張感こそあれど、それで何か感情が動かされるとかはありませんでした。
こういう何かを履き違えて、過激な行動をしてしまう人が本当に苦手なので、映画として観るにはなんとかいけるんですが、実際にこういう人がいたら関わりたくはないよなと思ってしまいました。
撮影とかロケーションとかは結構良かったんですが、いかんせん焦点を当てる部分が多すぎるせいか、物語や登場人物にのめりこめずじまいでした。
Z世代という言葉にもまだ慣れてないもんですから、この年代の人って反骨精神で生きてるって思われてるのかな…ってなりました。
淡々とした作りは悪くありませんが、思っていたよりも響かずで少し残念…。
鑑賞日 6/20
鑑賞時間 10:00〜11:50
座席 D-10
コメントする