「映画、と言えるのだろうか?」占領都市 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
映画、と言えるのだろうか?
第2次世界大戦中の1940年5月にナチスドイツの侵攻により占領下におかれたオランダの首都アムステルダムにて、その後5年間でユダヤ人を中心に10万人以上の犠牲者が出たという史実を追い、虐殺が行われたり、その人達が暮らしていた場所を現在の映像とともに英語で紹介した作品。
スティーブ・マックィーン、と聞いて、あれ?もう亡くなったのでは、なんてトンチンカンな事を考えたど素人です。
多くのユダヤ人が住んでいた場所を訪ね、コロナ禍以降のアムステルダムの様子を映像に映しながら、ナチスが駐留していた時に殺されたユダヤ人たちの様子を英語で紹介し、日本語の字幕で見せるという方法だが、途中10分の休憩時間が有るとはいえ、4時間は長いし、同じような内容の紹介で抑揚も起承転結も無いので非常に疲れた。
イギリスのことを、UKと言ったり、ブリテンと言ったり、イングランドと言ったり、英語で使い分けてて興味が有ったが、分けるほどの意味が有ったのかはよくわからなかった。
面白くも無いし、疲れる作品だが、ナチスによるユダヤ人虐殺のアムステルダム版として知っておくことは大切だとは思った。
そして、こういう作品を、映画、と呼べるのかも少し疑問を感じた。
ただし、面白くないからと低い星で評価するような作品では無い気がする。なので、普通の3としておきます。
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