国宝のレビュー・感想・評価
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国宝(映画の記憶2025/7/12)
人気の高い作品を観てきたわけですが、見ごたえは十分。映画なんだけど歌舞伎の舞台を観ているような感覚に襲われた。
吉沢亮がやばいね。長期間役作りしたってテレビで言ってたが、それだけのことはある。引き込まれる芝居ができているってことは役としては十分成立している。
当然本業からすればまだまだなんだろうけど。
越山さんは「ぼくのお日さま」以来やっぱいい役者になるなあの子。
映画の時間は3時間と結構な大作だが、何かドラマの一気見した感覚くらいな程度だった。割と重厚な作りだから、人によっては耐えられない人もいそう。
まぁヒットするわっていうストーリーと作りなんでこういうのが嫌いじゃない人にはおすすめできる作品。
(個人的評価7点/10点中)
国宝
今も余韻残る日々
吉沢亮さんと横浜流星さんに心から喝采を贈ります!
並々ならぬ努力と鍛錬に裏打ちされた演技、心底美しかった…少年期の輝きもまたインパクト大!
歌舞伎界の血筋という厳しく残酷な掟。非情で地獄のような現実でさえ彼等は美の探究心へ昇華させてしまうかのよう。どこを見て何を目指して舞っているのか…?この究極の生き様は到底計り知れないです。
正直ストーリーの展開にん?と首を傾ける部分もあり絶対オススメ!とも言い難くもあります…。
でもそんな事は忘れるくらい!圧倒する演出や息を呑むカメラワーク、そして何よりも演者の全身全霊の麗しゅう表現と演技力が3時間という時間を魅了し作品の世界に引きずり込みます!
圧巻の芸術作です!映画館で是非体感してほしいです。
原作未読。大御所の娘に手を出して追放、ドサ回りから急転直下の舞台復...
この映画の話をするのなら、同時期に放映されているブラッド・ピットの...
この映画の話をするのなら、同時期に放映されているブラッド・ピットのF1という映画の話をする必要がある。どちらも共に、何かに取り憑かれている男の話だからだ。方や壊れてしまった家族を取り戻すように歌舞伎にのめり込んでいく主人公と、方や手にする筈だった過去の栄光を求めて壊れた体で取り戻そうとする主人公。どちらも最後に掴もうとした瞬間はその先の透明な静寂だった。
また細かい舞台設定もよく似ている。方やお祭りのF1の世界、方や閉鎖的な歌舞伎の世界をよく調べられており、そのどちらも眼の前で見ているような観客の気分にさせてくれる所まで似ている。本当によくできている、素晴らしい情熱を持った作品が多くて私としては感謝するしかない。個人的にBDは買わない主義なので別の形で還元をしたいと思ってる。
ただし、上手くいっていない所までこの両作品は似てしまった。どちらも特殊な世界を元にしており、その世界に興味がないと後半になればなるほど辛くなっていく所だ。キャラの心中が違っていても、やっている事は同じ、その上、日本は特有の間が長い演出なので余計に長ったらしい印象になってしまった。個人的に3時間は必要ないと思っている。しかし、それでも予算はF1の方が遥かに上であるし、国宝は破滅だけではなかったので点数的に上にした。
映像と演技は良かった
実際の歌舞伎をみたことがないので半端なことしかわからないが、劇中の...
歌舞伎全く観たことがない
いろいろな要素を詰め込み過ぎ・・・『国宝』
いろいろな要素を詰め込み過ぎているがために、丁寧な説明(映像)があればもっといいのにと思う箇所が多々あり。
おそらく撮影はしているのだろうが、3時間を優に超えてしまうため、編集段階でやむなくカットしたと思われる。
残念。
原作があるから仕方ないが、勝手なことを言わせてもらうと、立花喜久雄は花井半次郎の子どもであれば、もっと「血」のことが理解できる。
立花喜久雄は、冬の雪が降るなか、父親が殺されたことをもっとひきずってほしかった。
稽古や舞台で、雪(紙吹雪)が降るシーンでは、そのことがフラッシュバックされるべきだと思った。
また、半次郎が襲名披露の舞台で吐血したときも、そのときの「血」を思い出すため、回想シーンを入れるべきだったと思う。
残念なのは藤駒が出てくるシーンがもう少しほしかった。
その代わり、最後にカメラマンが出てきたとき、おそらく何かあると思ったら、その通りだった。
そして綾乃の最後のセリフは泣けた。
勝手なことを言ったが、壮大な映画であることは間違いない。
間違いなく今年の代表作といえるだろう。
「国宝」ファンに観て欲しい映画
「国宝」、素晴らしい映画でした。
感想は皆さんが書かれているとおりなので、私は別の映画をご紹介。
1993年の中国映画「さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき)」。
幼いころから京劇役者を目指して修行に励む、ふたりの男の子の波乱万丈な50年間。「国宝」ととても似ているストーリーで、こちらも3時間近い大作です。
違うのは、「国宝」が個人的な事情(親の死、恋愛、病気など)で人生が二転三転するのに対し、「さらば、わが愛/覇王別姫」は国の動乱(日本軍の占領とその解放、共産主義の台頭、文化大革命など)に巻き込まれて人生が変わっていくところです。
現在、サブスクのU-NEXTで配信中。アマゾンプライムビデオでは400円でレンタル配信中。
「国宝」が気に入ったかたには、ぜひとも観ていただきたい名作です。
感動はした
頑張ってたー
壮絶
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