劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全1619件中、1221~1240件目を表示

4.0役者の演技は素晴らしいが、それ以外は想定を超えたか?

2025年8月3日
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芸に取り憑かれ、全てを犠牲にしてもそれを手に入れたがる貪欲さは自分の父を彷彿とさせ、どの家も家族はこんな感じになるんだなとある種、納得感を感じた。

そして、血筋に関しても2世である自分が父から引き継いでいる言語化できない感覚と、父の再婚相手の連れ子が感覚がなく技術を継承できないという話も頭をよぎり、「血筋か…」という感覚だった。

共感できる部分が大いにあり、正直自分には新鮮さがなかったのは、生い立ちが特殊だからしょうがないのか…

覇王別記を彷彿とさせる、絵的な美しさ。
この映画は数年たっても私の心に残る映画なのでしょうか。

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あき

3.5来年の賞レース総ナメだろうな

2025年8月2日
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鑑賞方法:映画館

吉沢亮、横浜流星の演技はとにかく素晴らしかった。映画もよかった。あそこまで演じきった努力は今後の彼らの俳優人生に相当な糧となるのだろうなと感じた。曽根崎心中は圧巻。一番印象的だったのは俊介が演じた鷺娘でした。
しかし学生時代からお茶屋で遊ばせたり、当たり前のように隠し子がいる、女遊びも芸の肥やしなど、、昔からの歌舞伎界の風習とイメージは現代の感覚だと歌舞伎から足を遠のかせる一つの要因にもなりかねないなとも感じています。

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カナ

4.0逆にしてもいいよなあ

2025年7月31日
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なぜ喜久雄を選んだのか?さらに10分使って描いてくれたら良かったなあ。
事前情報の段では、モンモン役が横浜流星だと勝手に思っていた。
(絶世の美男はやはり吉沢亮なのかと思い直しつつも)キクちゃん役とシュンちゃん役を逆にしたのも観てみたい。

175分楽しめるのが凄い。
エンターテインメントであり芸術作品でありクロニクルであり音楽劇である。
歌舞伎の舞台の見せ方がうまくて臨場感たっぷりで没入できる。音楽も素敵だ。

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SUZUKI TOMONORI

1.5ただ一言

2025年7月30日
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音楽じゃん。音楽かけてるだけじゃん。国宝というべき芸術に達する唯一無二の瞬間を映画に撮ろうとして、どうしても撮れないという。音楽をかけて、はいここに感動しておいてくださいね。いい感じでしょと言っているだけで、実は肝心要の国宝的瞬間を撮ることはどうしてもできないという。音楽をかけなかったら何が残るのか?よく考えるべきだ。
個人的には森七菜だ。森七菜を吉沢が突く時、覚悟を決めたというが、そこは中で出すぞというべきだった。
そうすることで吉沢は歌舞伎の血の物語に参加することできただろう。芸姑との子どもとの対比も描けただろう。修一のこの小説は読んでいないが、パークライフは読んだ。これもまた公園のべンチに坐るだけの話だったから、国宝もまた映画になってもそんなものかもしれない。

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いわし

4.0面白い映画だが、筋立ては平凡。

2025年7月30日
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とにかく役者が見事!出演した役者全員が役に成りきっていて面白かった。特に主演の吉沢亮、ライバル役の横浜流星は顔の表情も演技も抜群!両人の演技を見るだけでも、この映画を見に来る価値があると思う。しかもこの両人の演技をより良く見せようとしている演出、カメラワークも良いと思う。ただ、よくあるストーリーで、それだけを見れば平凡な映画。そんな映画を吉沢亮と横浜流星が面白い映画にしている。何処に感動するかは人それぞれだが、私はこの両人の表情だけで感動した。

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しげじい

5.0【凄いものを見た】

2025年7月30日
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鑑賞方法:映画館

驚く

タイトル通り流星君が言ってる通り、正にこの映画を表現するのにぴったりな言葉。圧倒的かつ半端ない没入感。感情移入。『歌舞伎憎くても良いからやりなさい。』って言葉が刺さりました。こんなにパワーがある映画は久々すぎて帰り道ずっとインタビュー動画聴いていた。全てのキャストが愛おしい。ちなみに映画館は平日なのにほぼ満席。年齢層も若年からご年配の方、男女比率も4割は男と幅広く、着席した左の席はご年配のおばあちゃん、右は若い女の子。後半はもう両隣からスンスン聞こえてくる嗚咽の声が止まらない。だからだと思う。俺も込み上げて来たものが止まらなかった理由は。

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ゼロ

3.0うーん。

2025年7月29日
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鑑賞方法:映画館

知的

個人的にはいまいち。
昭和の価値観の作品だなと思った。前半は良かったけど、後半はとっ散らかった印象。
こういう感じならドラマの落語心中の方が好き。
横浜流星の役や高畑充希の役を主人公にしたほうが感情移入できるストーリーになったような気もする。

歌舞伎の舞台は、どれも素敵だった。鼓の音も美しいし舞台も素敵でもっと観ていたかったなぁ。
子供時代を演じた黒川想矢も良かった〜。

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はなはなとみんみ

5.0素晴らしい

2025年7月29日
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鑑賞方法:映画館

演出、芝居、撮影などすべてのパートが高次元で融合した素晴らしい日本映画だと思います。

色々書こうと思ったが、何を書いても陳腐になりそうだったから書きません。

ただ一言、観た方が良い。

この映画は日本映画の歴史の中で名作として残る映画だと思います。こういう作品がヒットしてくれるのは素直に嬉しい!

日本アカデミー賞はもちろん、アメリカのアカデミー賞も狙えるのではと感じた。

3時間近くあるからお尻は痛いけど、それを上回る内容だと思います。

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Film_montage

4.5一芸は身を助く

2025年7月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

ドキドキ

そんな諺がありますが、それを体現する為に、一体どれだけの犠牲を必要とするのか?

ゾーンに入った一瞬の煌めきを獲る為の半世紀にも及ぶ艱難辛苦。

正にカブキ馬鹿が成せる狂気の世界。

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デブータ

4.5観てすぐ書いてりゃ良かった。

2025年7月28日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

ドキドキ

鬼滅の刃観て、これはちょっと書きたいことあるなぁと思ってここに来たけど、国宝はほとんど不満無かったから忘れていたよ。
3時間のほとんどが見せ場で、目が離せないというのは本当にそうだった。
最後のシーンでBGMが劇中音楽ではなくクラシックになったところだけ「感動を作りに行って逆に台無しになってねぇか?」と思ってたら、伊集院光がラジオでこれに触れててやっぱりそう思うよなと思った。
伊集院さんは歌舞伎が好きで知識があるから素直に楽しめなかったらしいので、歌舞伎が良く分からん人にこそオススメなんだろうね。
自分は歌舞伎も観に行きたくなりました。

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urushi51

5.0人生を考えさせられる

2025年7月28日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

生まれ育った環境や親は選べないけど、努力すれば立派になれるという夢を与えてくれる反面、やはり血筋は大事という歌舞伎の世界。とにかく2人演技が凄すぎて圧倒される。イケメンなのに美人。長い映画は初挑戦でしたが全く飽きずに観れました☆

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あゆよし

4.5無理やり惹き込まれた感

2025年7月28日
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純粋に面白かった。

出演している俳優が好きなわけでも
歌舞伎が好きなわけでもないので、
正直寝ないかが1番心配だった。

が、全く退屈せず3時間が経過した。

映像作品としてそれ自体が凄いな、
というのが第一の感想。

ただ人間ドラマというのも個人的には正直ハマらないジャンルで、
物語を通して自分になにかが刺さったものや、共感したものがあるわけでもない。

つまり裏を返すと、その中でもこの長時間退屈させなかったナニカがあるわけで、
思い返してみて感じるソレは、(月並みだが)「役者の演技力」、それに尽きる気がする。

歌舞伎役者という難易度が高いある種「高度な縛り」があるなかで、よくもまぁここまで表現できるなと。それも謂わば即席で。

具体的には歌舞伎演技中の目線、顔の角度、声色、手の角度や、そうでないときの演技の特性など、
ただ感心しながら映画を見ていた。
(いや、「演技」を見ていたという表現のほうが正しい?)

ただ実際は物語に引き込まれていたと思う側面もある。

というのも物語の序盤の田中泯や渡辺謙による歌舞伎稽古のシーンにより、
やたら「歌舞伎の演技」自体に惹き込まれる″鑑賞者の自分″が造られてしまったから。

そういう意味では俳優陣の演技力もさながらに、うまく作られた映画だなと。

物語のタイトル「国宝」の意味を思料して楽しめる部分もあるとは思うし、
なんだかメタ的な感想になってしまったけれども、とにかく自分の趣味とはかなり異なるのに、不思議な満足感を与えてくれた作品。

唯一、変なところでの映像画角のブレが気になったのと、個人的に物語に″創作感″を若干強く感じたので、それで-0.5。

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peta

4.5余韻が抜けない

2025年7月27日
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芸に魅了され血に翻弄された世界の話し。
描かれてる時代ゆえなのか、題材がそうさせるのか。人間臭く、でも美しい。
配信されたものを自宅で見るよりも映画館で集中してみた方がこの凄さを感じられるのではと思う。
俳優陣が素晴らしくこの世界にどっぷりはまってしまった。しばらく余韻が抜けそうに無い。

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とうまこ

4.0ただただ、とにかく綺麗…その美しさに見惚れ溺れる…そんな作品

2025年7月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

驚く

きっかけ
6月初旬に公開されたこちらの映画。7月下旬になっても、1日何回も上映されていたので気になり鑑賞しました。

あらすじ
任侠の家に産まれた喜久雄は、昔から歌舞伎の女形に魅了され自分も演じる側に。
ある日、喜久雄の父親は別のヤクザに○されてしまう。
そんな折、喜久雄の親父と親交のあった歌舞伎で有名な二代目花井半次郎が親父代わりとなる。
花井半次郎には喜久雄と同い年の息子俊介がおり、俊介もまた、二代目の息子なのでおのずと歌舞伎に興じる身。
喜久雄と俊介の出会う事から、お互いの成長と歌舞伎の栄誉衰退までを描かれています。

結論
ホンマ初めての感情でした。タイトルでもお伝えしたように、映像、ストーリー、演技や仕草が全て綺麗すぎその綺麗さにただただ溺れて3時間が終わっていきました…いやぁ~圧巻…

歌舞伎も出ている役者も全然知らない(無知なんです。悪気はないんです。ごめんなさい。)のに、見終わった後、こんなに見入る事になったからホンマに驚きました!!
皆さんも是非ご自身で体験してもらいたいです!!

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HEBE1010

4.0早送りの役者人生

2025年7月26日
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壮絶な少年期から波瀾万丈の青年期。壮年期と老年期はちょっとだけ。
芸の高みを極めるには身近な人が悲しむのが定めなら、切ない。

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Assane

3.0人生うまくいかない

2025年7月21日
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鑑賞方法:映画館

驚く

ドキドキ

気になっていたので、鑑賞。
前予告が映画ライターや芸能人の口コミがすごかったのと、あらすじをあまり知らずに鑑賞したけど。
わかりやすかった。
人生、最後まで生きてからこそその人の生き様がでるんだなと。
令和の今は、ジェンダーレスや体罰問題、ヤクザ問題などだいぶゆるくなってきたけど。
当時の時代を、感じる。
血筋の問題て、伝統ものにはよくあるけど。
どうなんだろなーと。
会社もそうだけど、血がつながってるから継がせるとかて令和の今の時代にはどうなのだろうか。
それとも、伝統芸能だからこそ?
と考えさせられた。

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あすまる

4.0吉沢亮の顔がキレイ

2025年7月21日
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鑑賞方法:映画館

3時間で長かったが意外にあっという間だった。

歌舞伎は見たことないが、吉沢亮演じる歌舞伎は結構見入ってしまった。
顔面偏差値が高くて、女形にピッタリだったしね。

ただ歌舞伎を全く知らないので所作や発声の良し悪しはわからず、実際見に行けば演技の凄さがわかるのだろうか。

預かりで歌舞伎名門の家に来て、その歌舞伎人生の盛衰はなかなか見てて苦しかった。

いくら白粉をしているとはいえ、ある程度の年齢になったらシワなどは隠せないので別の役に転ずるなど女形は引退するべきなんじゃとは思った。

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sin

0.5ドラえもんの方が1兆倍おもろい

2025年7月19日
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鑑賞方法:映画館

これを見るくらいならネトフリに入ってドラえもんをみたほうが一兆倍いいとおもえたことが、この作品を見て良かったことかな~

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パパラッチ

3.5吉沢亮と横浜流星が競う美

2025年7月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

驚く

吉沢亮と横浜流星の熱量がスクリーンの中からも伝わってくるし、2人が芸を競いあったからこそ最高の舞台になったと思う。音楽が効果的に使われていて、こちらの感情をナビしている感がとてもあった。ただ女性陣の使い方が微妙だったし、予告と前評判が良すぎて期待し過ぎてしまったため話が想定内で、、、。

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寅

4.0歌舞伎映画でここまで人が映画館に足を運んでいるのが嬉しい

2025年7月14日
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泣ける

興奮

驚く

「歌舞伎」という文化遺産というテーマで、一般大衆をこれだけ沸かせることができたのがすごい。目を見張るその映像美は、『アデル、ブルーは熱い色』の撮影を担当したソフィア・エル・ファニの魔法もあったか。歌舞伎への情熱と愛を感じる。

最初の雪の中のシーンから、心震える。今作の1番の好きなポイントは、セリフに頼らずに歌舞伎を通して、語られるそのストーリー。言葉では表しきれない複雑な思いをスクリーンから感じることができる。特に「曽根崎心中」のシーンには、感情を揺さぶられずにはいられない。

ストーリーライン的には、驚きがなく確かに単純なところがあるが、それでも歌舞伎に興味がない層にもその3時間飽きさせないというのが今作の力か。

前回、ここまで満席の映画館を見たのはいつだろう。やはりみんなでこう映画を楽しめるのが何より嬉しい。

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