国宝のレビュー・感想・評価
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役者の演技は素晴らしいが、それ以外は想定を超えたか?
芸に取り憑かれ、全てを犠牲にしてもそれを手に入れたがる貪欲さは自分の父を彷彿とさせ、どの家も家族はこんな感じになるんだなとある種、納得感を感じた。
そして、血筋に関しても2世である自分が父から引き継いでいる言語化できない感覚と、父の再婚相手の連れ子が感覚がなく技術を継承できないという話も頭をよぎり、「血筋か…」という感覚だった。
共感できる部分が大いにあり、正直自分には新鮮さがなかったのは、生い立ちが特殊だからしょうがないのか…
覇王別記を彷彿とさせる、絵的な美しさ。
この映画は数年たっても私の心に残る映画なのでしょうか。
来年の賞レース総ナメだろうな
逆にしてもいいよなあ
ただ一言
音楽じゃん。音楽かけてるだけじゃん。国宝というべき芸術に達する唯一無二の瞬間を映画に撮ろうとして、どうしても撮れないという。音楽をかけて、はいここに感動しておいてくださいね。いい感じでしょと言っているだけで、実は肝心要の国宝的瞬間を撮ることはどうしてもできないという。音楽をかけなかったら何が残るのか?よく考えるべきだ。
個人的には森七菜だ。森七菜を吉沢が突く時、覚悟を決めたというが、そこは中で出すぞというべきだった。
そうすることで吉沢は歌舞伎の血の物語に参加することできただろう。芸姑との子どもとの対比も描けただろう。修一のこの小説は読んでいないが、パークライフは読んだ。これもまた公園のべンチに坐るだけの話だったから、国宝もまた映画になってもそんなものかもしれない。
面白い映画だが、筋立ては平凡。
【凄いものを見た】
うーん。
素晴らしい
観てすぐ書いてりゃ良かった。
人生を考えさせられる
無理やり惹き込まれた感
純粋に面白かった。
出演している俳優が好きなわけでも
歌舞伎が好きなわけでもないので、
正直寝ないかが1番心配だった。
が、全く退屈せず3時間が経過した。
映像作品としてそれ自体が凄いな、
というのが第一の感想。
ただ人間ドラマというのも個人的には正直ハマらないジャンルで、
物語を通して自分になにかが刺さったものや、共感したものがあるわけでもない。
つまり裏を返すと、その中でもこの長時間退屈させなかったナニカがあるわけで、
思い返してみて感じるソレは、(月並みだが)「役者の演技力」、それに尽きる気がする。
歌舞伎役者という難易度が高いある種「高度な縛り」があるなかで、よくもまぁここまで表現できるなと。それも謂わば即席で。
具体的には歌舞伎演技中の目線、顔の角度、声色、手の角度や、そうでないときの演技の特性など、
ただ感心しながら映画を見ていた。
(いや、「演技」を見ていたという表現のほうが正しい?)
ただ実際は物語に引き込まれていたと思う側面もある。
というのも物語の序盤の田中泯や渡辺謙による歌舞伎稽古のシーンにより、
やたら「歌舞伎の演技」自体に惹き込まれる″鑑賞者の自分″が造られてしまったから。
そういう意味では俳優陣の演技力もさながらに、うまく作られた映画だなと。
物語のタイトル「国宝」の意味を思料して楽しめる部分もあるとは思うし、
なんだかメタ的な感想になってしまったけれども、とにかく自分の趣味とはかなり異なるのに、不思議な満足感を与えてくれた作品。
唯一、変なところでの映像画角のブレが気になったのと、個人的に物語に″創作感″を若干強く感じたので、それで-0.5。
余韻が抜けない
ただただ、とにかく綺麗…その美しさに見惚れ溺れる…そんな作品
きっかけ
6月初旬に公開されたこちらの映画。7月下旬になっても、1日何回も上映されていたので気になり鑑賞しました。
あらすじ
任侠の家に産まれた喜久雄は、昔から歌舞伎の女形に魅了され自分も演じる側に。
ある日、喜久雄の父親は別のヤクザに○されてしまう。
そんな折、喜久雄の親父と親交のあった歌舞伎で有名な二代目花井半次郎が親父代わりとなる。
花井半次郎には喜久雄と同い年の息子俊介がおり、俊介もまた、二代目の息子なのでおのずと歌舞伎に興じる身。
喜久雄と俊介の出会う事から、お互いの成長と歌舞伎の栄誉衰退までを描かれています。
結論
ホンマ初めての感情でした。タイトルでもお伝えしたように、映像、ストーリー、演技や仕草が全て綺麗すぎその綺麗さにただただ溺れて3時間が終わっていきました…いやぁ~圧巻…
歌舞伎も出ている役者も全然知らない(無知なんです。悪気はないんです。ごめんなさい。)のに、見終わった後、こんなに見入る事になったからホンマに驚きました!!
皆さんも是非ご自身で体験してもらいたいです!!
人生うまくいかない
吉沢亮の顔がキレイ
吉沢亮と横浜流星が競う美
歌舞伎映画でここまで人が映画館に足を運んでいるのが嬉しい
「歌舞伎」という文化遺産というテーマで、一般大衆をこれだけ沸かせることができたのがすごい。目を見張るその映像美は、『アデル、ブルーは熱い色』の撮影を担当したソフィア・エル・ファニの魔法もあったか。歌舞伎への情熱と愛を感じる。
最初の雪の中のシーンから、心震える。今作の1番の好きなポイントは、セリフに頼らずに歌舞伎を通して、語られるそのストーリー。言葉では表しきれない複雑な思いをスクリーンから感じることができる。特に「曽根崎心中」のシーンには、感情を揺さぶられずにはいられない。
ストーリーライン的には、驚きがなく確かに単純なところがあるが、それでも歌舞伎に興味がない層にもその3時間飽きさせないというのが今作の力か。
前回、ここまで満席の映画館を見たのはいつだろう。やはりみんなでこう映画を楽しめるのが何より嬉しい。
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